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今野緒雪『お釈迦様もみてる―紅か白か』

4086011921お釈迦様もみてる―紅か白か (コバルト文庫 (こ7-58))
今野 緒雪
集英社 2008-08-01

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 少し前に読んだ。
 冒頭、付属中学からあがったはずの主人公が、高校のルールをぜんぜん知らずにうろたえてるのが意味不明でかなり萎えてしまい、ついていけなくて脱落しそうになった。けどがんばって読んだら、なぜ知らなかったのかとかきちんと設定されてたので、納得できたし、そのあたりの主人公の過去設定はなかなかよいと思った。

 それはともかく、全体的には、タイトルどおりという感じ。個人的には「お釈迦様が」のほうがいいんではと思ってたんだけれど、あとがきにもあるように作者的にはあくまでも「も」なんだなあという印象だった。
 だってなんかいきなりキャラがいっぱい出てきて、挿絵も主要キャラ分しかなくて不親切だなあと思ってたら、ほとんどのキャラはマリみてで既に登場してんのね。しかもマリみてでは数年後まで進んでて、彼らのこの先も書かれてしまっているのね。まるっと新規の物語ではないのは仕方ないのだろうけれど、なんかあくまでもスピンオフという感じで淋しいと思うのは、あたしが非マリみて読者だからなのかなあ。

 そのマリみては一巻だけ読んだんだけど、生徒会長は確か祥子さまとなんだかんだあって、ちょっと感じわるかったような記憶があって心配だったのだけれど、別に普通の人だった。
 主人公というか福沢弟は、祐麒ってスゴイ名前だな…ユキチという烏帽子名はいい。

 …ってか、いくらなんでも烏帽子親子て設定はどうなんだ…姉妹(スール)はトンデモ設定でもそこそこしっくりきたんだけど、烏帽子はどうだろう…。ていうか、文化系運動系で平氏源氏にわかれてるという設定と、烏帽子親子の設定の関係性がよくわかんなくてしっくりこないのかも。烏帽子親子になるには、平氏源氏は関係ないのか。あと生徒会のひとらはそのへんの関係どうなってんのか。ちょっと複雑すぎる気がする。

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