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2009年10月30日

架神恭介・辰巳一世『よいこの君主論』

4480425993よいこの君主論 (ちくま文庫)
筑摩書房 2009-05-11

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 また同じような書き出しになるけれど、「完全パンクマニュアル「はじめてのセックス・ピストルズ」」の架神さん辰巳さんがこんな本を出していらしたとは知りませんでした。
 というかお二人がご活躍されているということも、架神さんが一文のご出身ということも、辰巳さんはなんとなく女性かなーとか思っていたのが勘違いだったということも、知りませんでした。

 それはさておき、この『よいこの君主論』もとっても面白かったです。
 内容はタイトルどおりなんですが、クラスに君主として君臨するために、小学生がマキャベリ『君主論』を勉強する…という。
 …すごい(笑。このネタを思いつくとこがすごい。

 構成としては、君主をめざすたろうくんとはなこちゃんが、ふくろう先生といっしょに、目立小学校五年三組の一年間を見て勉強していく、というかたち。
 五年三組では、主人公のひろしくんをはじめ、君主をめざす子どもたちが、友達という名の配下をもちそれぞれ小君主グループを形成している。彼らはクラスを統一して覇道をしくために、さまざまな計略をめぐらせていく。遠足や運動会も、小君主たちにとっては、他の小君主を陥れたり、他グループを吸収合併するための絶好の機会なのだ。

 …ね、面白そうでしょう。
 ちょっと例がいまいちかな、というとこも少しだけあったけれど、総じてよく出来た本だと思います。君主論もちょっとわかった気になるし、オススメです。

2009年03月22日

薬丸岳『天使のナイフ』

 ミステリやサスペンスはある程度の分量を読まないと満足感がないのだけれど、しかしタネとタネあかしこそが評価の重要な要素になるので、末尾に行くまで面白いか・面白くないかがわからないのがツラいのです。なので評価の高い作品とかにまとをしぼってよみたいので、これは乱歩賞とアマゾンのレビューを信じて読んでみた。

4062761386天使のナイフ (講談社文庫)
薬丸 岳
講談社 2008-08-12

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 四年前に妻を殺した三人の犯人たちは、少年ということで罪に問われずじまいでして、審理の様子とかも知らされずに辛い思いをしましたが、今は妻の忘れ形見の娘をまもってコーヒー店のオーナーに。そんなある日、犯人の少年のひとりがコーヒー店のちかくで殺され、アリバイがないということで疑われる主人公。

 キャラ造詣があまりにわかりやすいので、犯人とかはすぐにわかってしまう。いいひととわるいひとがものすごいあからさまに分けられてるので、すごいがんばってるいいこ、とかがエクリチュールに贔屓をされてる感じでちょっと鼻につくこともある。
 そんなわけなので、お話としては背後関係の謎解きの方がメインなのかなと。しかし謎をとくときに、どの情報からひらめいたのかがわかりづらく、なので読者的にはケムにまかれたようでややカタルシスがたりない。

 あと、ミステリ以外の物語の部分では少年法の功罪が大きなテーマになってるのだけれど、作者のスタンスがいまいちわからんかった。まあ、少年法のそれこそ功罪を問いかけているのであって、作者の主張が述べられているというわけではないのだろうけれど、でもこのように少年法の功罪の影響をまともにかぶって、主人公がどう感じているのか考えているのか、というとこがあんまし深く書かれていないんだよね。妻の過去を知ったあとで、三人の少年についてどう思い返したとかの主人公の少年法にたいする気持ちがあんまし書かれてなかった気がする。

 そんなかんじで、まあそこそこ面白かったけど、キャラ贔屓っぽいのがあたしの趣味にあわないのと、全般になにかものたりない感じがのこった。

2009年03月18日

恩田陸『ネクロポリス』上、下

4022644699ネクロポリス 上 (朝日文庫)
恩田 陸
朝日新聞出版 2009-01-09

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4022644702ネクロポリス 下 (朝日文庫)
恩田 陸
朝日新聞出版 2009-01-09

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 久々に一般の文庫を読むと、文字のデカさに結構びっくりします。これもあまりに文字がでかいので、分量のわりにはさらりと読んだ。  しかし…、たしかこの作家を読むのは初めてだと思うのだが…、なんかこう、つまんなくはなかったけど、なんじゃこりゃという感じの文章力と構成力とオチだった。はあ。

 ファーヴィクトリア島、通称V.ファーは、ヒガンの間死者に再会できるアナザーヒルがある島として有名なのだが、その年のヒガンの最初に殺人事件が起こり云々。
  V.ファーは英国領のような日系のような、なんかよくわからん設定で、日本と英国の歴史的関係性の設定も含めてよくわからない。わざとぼやかして書いているのだろうが、そのせいでイメージしにくい点も多い。たとえば日本ふうの名前と英国風の名前が混在してる島の人々については、外見も生活習慣もあんまり想像できない。
 日本と英国の文化が混じっているという設定は面白いが、なんか思いつきだけで書いてる印象で、だからなぜそうなったのかとか、具体的にどんなものなのかとかの奥行きが感じられない。たとえばおいなりさんをオムレツで代用とか、なんかすごいうすっぺらく感じる。実際にどうおいなりさんと住民がかかわってるかとか想像できない。
 主人公は東大院生という設定だが、よそ者で知識が少ないのは仕方ないにしても、なんかあまり頭良さそうでないかんじ。末尾ちかくのV.ファー論とかちょっと寒い。
 主人公まわりの人物は、なんかやたら人数多かったけど最終的にはあのキャラはなんだったの、というキャラが多い。末尾ではラインマンとかおじさんしか出てこないせいだろうな。

 前述の文章や構成に関しては、読んでてハテナがいっぱい。
 地の文に唐突に出てくる視点人物の一人称とか、あとなんか矛盾する記述がいっぱいで気になる。
 具体的には、よみがえった死者通称お客さんは、恥ずかしがりやだからなるべく一人でいた方が会いやすいとか言ってたのに、主人公はお客さんに会いやすいみたいだから一緒にいるといいかもしれないとか、鶏が卵をちゃんと生むように防音しているのに、鶏は騒音に慣れているとか、V.ファーは昔はただのいなかの小国で顧みられていなかったといいつつ、昔はV.ファーについて記述することはタブーだったとかいうのもよくわからないし、そういう細かい矛盾をあげてくときりがない感じ。
 あと、文章そのものも校正が足りない感じ。
 オチにかんしては、V.ファーの人間がヒガンをあまり尊重しなくなってるとかいう話が唐突に出てきて、そういう伏線はもっと前からはっといてよーという感じ。そういう、V.ファーの空気みたいなのがしっかり書かれてないのだと思う。
 殺人事件のオチも面白みがないしインパクトにもかけるし、なんかあんましすっきりしない。

2008年10月08日

今野緒雪『お釈迦様もみてる―紅か白か』

4086011921お釈迦様もみてる―紅か白か (コバルト文庫 (こ7-58))
今野 緒雪
集英社 2008-08-01

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 少し前に読んだ。
 冒頭、付属中学からあがったはずの主人公が、高校のルールをぜんぜん知らずにうろたえてるのが意味不明でかなり萎えてしまい、ついていけなくて脱落しそうになった。けどがんばって読んだら、なぜ知らなかったのかとかきちんと設定されてたので、納得できたし、そのあたりの主人公の過去設定はなかなかよいと思った。

 それはともかく、全体的には、タイトルどおりという感じ。個人的には「お釈迦様が」のほうがいいんではと思ってたんだけれど、あとがきにもあるように作者的にはあくまでも「も」なんだなあという印象だった。
 だってなんかいきなりキャラがいっぱい出てきて、挿絵も主要キャラ分しかなくて不親切だなあと思ってたら、ほとんどのキャラはマリみてで既に登場してんのね。しかもマリみてでは数年後まで進んでて、彼らのこの先も書かれてしまっているのね。まるっと新規の物語ではないのは仕方ないのだろうけれど、なんかあくまでもスピンオフという感じで淋しいと思うのは、あたしが非マリみて読者だからなのかなあ。

 そのマリみては一巻だけ読んだんだけど、生徒会長は確か祥子さまとなんだかんだあって、ちょっと感じわるかったような記憶があって心配だったのだけれど、別に普通の人だった。
 主人公というか福沢弟は、祐麒ってスゴイ名前だな…ユキチという烏帽子名はいい。

 …ってか、いくらなんでも烏帽子親子て設定はどうなんだ…姉妹(スール)はトンデモ設定でもそこそこしっくりきたんだけど、烏帽子はどうだろう…。ていうか、文化系運動系で平氏源氏にわかれてるという設定と、烏帽子親子の設定の関係性がよくわかんなくてしっくりこないのかも。烏帽子親子になるには、平氏源氏は関係ないのか。あと生徒会のひとらはそのへんの関係どうなってんのか。ちょっと複雑すぎる気がする。

2008年06月23日

川端康成『伊豆の踊子』

“文豪の名作”ד人気漫画家”! 川端康成『伊豆の踊子』の表紙カバーを、荒木飛呂彦先生が手掛ける![@JOJOさん]

ちょwwwおまwwwwwwwwwwwwww




…踊り子持ってなくってよかった。

↓画像が見やすいですよ。

荒木飛呂彦先生、川端康成「伊豆の踊子」の表紙を手掛ける![痛いニュースさん]

2008年03月15日

乙一・荒木飛呂彦『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』

4087804763The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day
乙一 荒木 飛呂彦
集英社 2007-11-26

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 ということでやっと時間が出来たので読んだらあっという間に読み終わってしまって、時間つぶししなきゃいけない状況だったので少々困った。

 うーん、乙一ジョジョ!なぜあんなに出版までに時間がかかったのかわかった気がした。すごく細かなとこまでジョジョネタがつめこまれていて、この作者は一冊に全てを注ぎ込もうとしたんだなあと感じた。同人誌なら、このネタはとっといて次の作品へ、って出来るけど、商業作品で二次創作をできるのは、滅多にない機会だもんね。
 あと、スタンド戦を文章で書くのは大変だなあと思った。

 ラストが…とっても後味のわるいラストだと感じたんだけど、どうなんだろう?とっても乙一らしい気はするけれど、全然ジョジョらしくはないし、スッキリしない。そもそもこの結末自体、個人的にはちょっと気味が悪く好きになれない。作者が男性だからだろうか、とかつい言いたくなる。
 でも後味が悪いのは、琢馬がむくわれないというせいもあるんだけど、それよりも仗助達にみとめられなかった(状況の全体を認識はされなかった)せいなのかなあ、という気がする。

 読者はほぼイコールジョジョファンだろうし、つまり読者は無条件に仗助たちを支持してしまうと思うんだけど、でもこの琢馬の凄絶なありようは読者の同情(のような感情)をほぼ絶対的にうごかしてしまうと思うんだよね。読者が感情移入してしまう琢馬に、しかし読者が支持したい仗助たちはその事情を知らずに=彼を救えずに終わってしまう、ように見えてしまうのが、なんともいえない後味のわるさの原因な気がする。
 つまり、この作品がただのサスペンスだったら、サスペンスとしての後味の悪さだけが残ったんだろうけど、仗助たちの認識のありようにある種不満が残るせいで、ジョジョの二次創作作品としての後味の悪さもあったのかなあと。
 ていうか、もうちょっと全般に原作キャラに活躍して欲しかった気も。我儘だろうけど。

 まあそんなもやもやも若干あるけれど、でも全体としてすごく良くできてる作品だという気がした。だからなにはともあれ乙だ。

2007年11月24日

乙一『The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day』

 基本的にマヨイガでは読後に感想等を書くことにしていますが、これは読むのがもったいなくてしばらくかかりそう且つ、読む前段階の感想までも書きたいので、書いちゃいます。

4087804763The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day
乙一 荒木 飛呂彦
集英社 2007-11-26

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 わ、わわわ!乙一四部!乙一四部だ!
 ジョジョファンとしてはダメダメなことに、発行されることを知らなかったので、書店で平積みされてるのを発見してものすごいビックリ&感動しました。
 スゴイな!装丁もスゴイ!発行がのびにのびたせいでだろうか、20周年記念ってことになってんのも偶然=必然って感じ!

 乙一はどう贔屓目にみても荒木より年下には見えないのが可笑しい。先にあとがき読んだら、なんかこれまでの仕事はすべてジョジョ四部を書くためのバイトでした、みたいな書き方してて可笑しい。いいのかそれで。発行がのびたせいで、乙一が昔とは比べ物にならないくらい知名度があがってんのもなんか運命っぽいのだけれど、そんな状態でこんなこと書いちゃうのが乙一らしい気もする(笑

 内容も、もったいなくってまだ最初の方しか読んでないんだけど、ジョジョ抜きにしてもかなり面白そうな上に、きちんとジョジョだし、そこここに小ワザがきいてるし、ジョジョファンにはたまらない一冊っぽい。杜王町をしっかり読み込んで我が物にしているのは基本として、語彙もしっかり荒木ワールドだったり、康一くんや露伴もしっかりキャラ把握されてて、ほんと作者はジョジョ好きなんだなあって感じ。あと露伴がイコール荒木として扱われてて(笑、作者コメントとかまんま荒木のものを引用しているのも最高(笑。なんというか、サスペンス作家としての乙一がしっかりそこに居るのに、その乙一は明らかなジョジョファンで、しかもそのファンとしての志向が一般的なジョジョファンとほとんど乖離してなくて、だからたんなる商業コラボではない一冊になっている気がする。

 わーなんか興奮してしまいました。一息ついたらゆっくり読みます(笑

2007年11月17日

放り投げ本。

 最近途中で読みさす本が増えてる気がします。

 嶋田二毛作『吸血鬼に愛される方法』
 鬼=吸血鬼対渡辺綱の子孫というわたしの大好物設定だったんだけどつまらなくて…。

 橘みれい『からくり仕掛けの蝶々』
 泉鏡花が出てくるということと絵が今市子なのでワクワクして読んだのだが文体があまりに馴染まなくて読めなかった。半分くらいしか読んでないけどお話自体もイマイチ。ていうか、この橘みれいって『花影の刻』の嶋田純子がPN変えただけだったのね。そうと知っていたら買わなかったのに…って、『花影の刻』も文体も内容もなじまなくてかなり苦労した。こっちは一応読んだけど。

 仙道はるか『夜空に輝く星のように』
 これも文体がなじまなくて読めなかった。橘みれいにもそう思ったが、なんか昔のラノベ(ラノベという言葉が出来る前のラノベ)文体だなあという印象だった。

 清水正『ケンジ・コードの神秘』
 どうせトンデモ本だろうとタカをくくって読み始めたら読めないほどのトンデモ本で困った。

 榎田尤利『人形の爪 眠る探偵 I』
 探偵がまったくもって推理もしないし、かといって立ち居振る舞いその他にきらめく魅力があるでもないし、なぜ皆に愛されまくってストーカーまでされているのか全くわからなくって、本編はかろうじて読み終えたが、後半の過去編と続きは読む気がしない。

2007年07月17日

セバスチャン・フィツェック『治療島』

4760131671治療島
セバスチャン・フィツェック 赤根 洋子
柏書房 2007-06-21

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 メディアでも人気の精神科医。原因不明の病気の娘をアレルギー専門医に見せようとしたら、待合室から突如消えてしまいました。
 様々な手段で懸命に捜すも娘は見付からず、四年後に精神科医は島にある別荘で自分の気持ちを見つめなおすためにインタビュー原稿にとりかかっていた。ハリケーンが近づく中、奇妙な女性が現れる。自分は統合失調症だと主張する彼女は、セラピーをもとめて精神科医にまとわりつく。

 アマゾンの紹介とかがなんかすごかったし、オビにもダンブラウンを超えた!とか書かれていまして、ちょっと却って及び腰で&多重人格オチだったら焚書、と思いながら読みました。で、まあ、確かに一日で読んでしまいましたが…。

 冒頭近くから、思わせぶりな謎を振りまきすぎで、読むのに疲れた。章立てがものすごい細かくて、二ページで改章とかも結構あるんだけど、その各章で思わせぶりな引きがあるような感じ(実際そこまでではないかもしれないがそんな印象。出てくる時点ではそれが何を表わしてるのか全然わかんないのに、いちいち謎を覚えておくのがしんどい。
 オチにかんしてはまあ予測の範囲内だけど、まあそうかな、というか(どんなんだ。一応単純なオチではないので、よかった。ただ、なんだかクライマックスの描写があんまりうまくなかったというか、もっとドラマチックにならなかったかなあ、とも思った。この話は、雰囲気は確かにヨーロッパなのだが、展開はハリウッド的なので、もっと派手な文体の方があってるのに、と思った。なんというか、ジェットコースターなストーリー、とかいううたい文句だったけど、結局一番驚いたのは精神科医と村長のノートパソコンがバイオだったってあたりが…(笑。やっぱりもうちょっと派手さがほしかったかと。

 あと、原題が知りたい。

2007年06月08日

伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』

4488464017アヒルと鴨のコインロッカー
伊坂 幸太郎
東京創元社 2006-12-21

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 映画化されるそうですが、映像化は不可能だと言われていた云々、という宣伝文句はなんだか使い古されてるなあ…と思っていました。でも読んでみて、これは無理だろ!と思いました。どう映像化したんだろう???気になるー。

 そんなわけで、トリックはまあ古典的ですが、でも面白かったです。

 物語の内容に関しては、特には…視点人物の男子主人公と女子主人公、そしてその周囲の人々、という感じなのですが、殆どの登場人物が若気の至り、という印象。特に女子の視点人物は独善的な印象で、好きになれなかった。
 視点人物の男子がずっと蚊帳の外、というところとか、あざといなあと思った。あざとい上にあまり意味を見いだせないというか。なんかそういう、技巧優先というか、何かが描きたいために技巧を使うのではなくってとりあえず使っておくって印象っていうか。
 そういう技巧優先に見えちゃうとことか、ブータンやボブディランやコインロッカーなどのモチーフがどうもうまくつながんない印象なこととか、村上春樹的なふんいきとか、底が浅いなあって印象だった。

 しかし、あまりにアホな感想ですが、正直に書きますと、厚さのわりにかなり短時間かつストレスもなく読めたので、話題作をちゃんと読んだぞワーイ!という無駄な満足感は、ありました。だからそれなりに読んで損はしてないかな?という気も。

 アレ?この作者、陽気なギャングが地球を回すの人か。

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