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2004年11月01日

須貝あや『ハッピープレイ』

 このタイトルは本当にどうかと…。直球なのかなんなのか。
 確か花音で読んだことある人だなぁ、初コミックスか、と思って買ってみたが、エロスはほどほどにしときなさい(@斗貴子さん。 というか別に内容が伴っていればどんな質のどんな量のエロスだろうが構わないんだけど(明治カナ子は好きなんだ。あと絵がちょっと高口里純と佐倉ハイジと誰かを足して割ったような印象。感想はそれくらいかなぁ。
 正直な話、ここ数日あじみね朔生の新刊が見つからず迷走している。売れてるのかなぁ。あと鹿乃しうこの新刊が他の本の5倍くらいの嵩のやまになっていた書店があって、笑ってしまった。
 追記、上記の感想について。収録作品のほとんどが絶対麗奴の掲載作品だったという事情は考慮すべきかもしれない。でも明治カナ子だって(略

2004年11月02日

田臥萌え

 ここ数ヶ月言おうか言うまいか迷って、誰にも言わなかったんだけど、やっぱダメ。
 タブセ萌え。
 篠田先輩に似ていると思う。
 でも実際そんなに小さくはないんだよね多分。
 二日続けて図書館に入ったら蝶ゲンナリしました。もうね、アレかと。薔薇の名前かと。八角形の図書館かと。
 というわけで、これから『GOOD DREAMS』を聴きます。ワクワク。
 

とりあえず『GOOD DREAMS』

 マイッタネ。
 ザビエルだよ。
 何がって? #1のタイトルがさ。
 知ってたけどさ。
 まぁそれはさておき(ちょっと忘れておこう。15周年といっても気負わないアルバムづくりですねアゥイエ!蝶いつも通りです。

 #1「Xavier」の奇妙な音作りはいつもの一曲目という感じ。ちょっとクラッシュテストダミーズすら思いだす。けどポップ。
 #5「オレンジフィルムガーデン」結構好き。サビが気が利いているかんじ。「うまく話せない」の音のあたり、いいじゃないか。
 #9「Bad Dreams」冒頭が好き。
 #11「Rosy Head」ピロウズらしくて好き。2分48秒。

 とても眠いので、初発の感想はこれくらいです。またゆっくり慣らしていきます。

2004年11月03日

『飛行艇時代【増補改訂版】』

飛行艇時代【増補改訂版】
宮崎 駿

 復刊されたのでつい注文してしまったのが今日届いた。この人の基本はこういうメカものだよなってつくづく思った。きれい。カワイイ。すごく自然。

あじみね朔生『君のつく嘘と本当』

 うーん…。あんまり面白くなかったなぁ。表題作は久世くんのキャラがつかめないままだった。脇キャラの登場する意味もよくわかんない。かわいいもの好きの先生の話も、いまいちキャラがつかみづらい。相変わらず絵はわたし好みなだけに残念。
 あとオビの「弁護士も恋をする」ってコピー、それBL界では常識だから!(笑

2004年11月04日

荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン』3、4


 何だ…この表紙…ッ!さすが飛呂彦!おれたちの思いもよらない事を平然とやってのけるッ…そこにシビれる!あこがれるゥ!…ジャイロはモデルさんですかね?そしてまとわりつくジョニィ・ジョースター…?これは?アレなの?まさかね?ごめんなさい、かなり混乱してます…。
 なので、えーと、ふつうの感想はジョジョサイトにて、ダメな感想は裏ジョジョにて明日にでも。

『GOOD DREAMS』

 どうにもしっくりこない。
 その原因のひとつには、多分これまでの曲とかぶる印象の曲が多いからで。「その未来は今」のイントロが「LAST DINOSAUR」だったり、「天使みたいにキミは立ってた」が「この世の果てまで」とリズムや雰囲気が似てたり、「オレンジフィルムガーデン」がなぜか「back seat dog」を思いだすとか(これはいいがかり?)、「RosyHead」のAメロ冒頭が「インスタントミュージック」の同じ箇所の音と似ていることとか、なぜかそういうふうに聞こえてしまう曲が多く感じる。
 それと、どうにもアルバム全体の雰囲気が見えてこない。悪い意味で「スピッツのような穏やかな」時間が流れていくかんじ(わたしはスピッツは好きです。
 あと、トモフスキーはあんまり好きではない。このアルバムには合ってる気もするけど(なんか『RUNNERS HIGH』のMAYA MAXXのときと全く同じ感想なんだけれど、笑。
 わたしは過渡期なのだとか通過点なのだとかいう言葉は、それ単体では絶対に肯定的な評価として用いたくないので、この印象のままであれば『GOOD DREAMS』はわたしにとってはイマイチなアルバムと言わざるを得ない。でもくどいようだけど、ピロウズの新譜が聞き始めはしっくりこないのはわりといつものことなので。既に数十回は聴いたので、もう少ししたらまた聴いてみようと思う。

 #1「Xavier」…タイトルの意味がわからない。ピロウズオフィサイトによると歌詞カードに間違いがあるそうで、「became」ではなく「because」って…、全然ちがうよ!まぁでも、いつもどおりのはじまりの一曲、英詞の曲なので問答無用に好きになっちゃう(笑。
 #2「Walkin' On The Spiral」…いいね。気持ちいいね。青空って感じだね。ライブでは背景は白ってイメージだったんだけど、青空もアリだなって思った。
 #3「その未来は今」…聞き飽きた(笑。って言ってしまうってことは、あんまり好きではないのかも。「待ってるだけじゃつまらなくて僕らは走ってる」のとことか割と好きだけど。音が。
 #4「天使みたいにキミは立ってた」…あんまり好きではないかな。なんだか『TURN BACK』を思いだす。だから好きでないというわけではないのだけれど。
 #5「オレンジフィルムガーデン」…タイトルの単語がまんまサビに出てきてしまうのって個人的にはあまり好きではないのだけれど、サビの「オレンジフィルムガーデン、キミと隠れたい」はなかなかいいフレーズだと思う。その前の「あせる僕をからかって上手く話せない」も、音がいいなと最初に思ったんだけど、音への言葉の乗り具合もいい。「ない」の部分で最高音がくるような。「パトリシア」の「躓いてもまた大笑い」の音と言葉との相性に似ている気がする(しかし非道い印象批評だなこれは)
 #6「フロンティアーズ」…そこそこ好き。
 #7「ローファイボーイ, ファイターガール」…聴いているとどうにも鬱々としてきてしまう。
 #8「New Year's Eve」…地味だ。
 #9「Bad Dreams」…正直タイトルだけ見て、「Smile」みたいな曲だったらどうしようと思ってた。なので、冒頭の「あお~ん…」というサウンドエフェクトを聴いて和んでしまった。結構好き。『ペナルティーライフ』っぽいね雰囲気的に。
#10「Good Dreams」…試聴でも思ったけど、サビが異様にメジャー街道。正直、ミスチルっぽいと思う。嫌いではないけど違和感がある。だって、その割にAメロが落ち着いた大人のポップス(笑。サビ以外はいろいろ新しい要素も多い気がするし、そのうち大好きになれそうな曲。
 #11「Rosy Head」…上記したAメロ冒頭をのぞけばかなり評価したい曲。つか、いつもどおりの締めの一曲なので問答無用に好きになっちゃうんだけど(ん?デシャヴ。

2004年11月06日

小畑健・大場つぐみ『DEATH NOTE』4

 初めて入った書店で購入したら、例によって店頭のパッケージ分の本を取り置き分と取り替えられたんだけど、これはまぁデスノくらい売れてれば珍しい事じゃあない。驚いたのはその後で。ブックカバーを4種類の中から選択できるんだけど、店員さんはすでにカバーがされている取り置き分を出してきた。つまり、取り置きストックを4種類分作ってるんですよ。これはちょっとスゴイ。やっぱ売れているのだろうなと思ったので。
 内容にかんしては、なんだか連載分と前回までの分とが頭の中で混乱してきた。しかし相変わらずのハイクオリティ。文句なし。というかあまり言うこともなし。
 とりあえず、明後日のだけどLの「好きになりますよ?」にメロメロってことで思ったのは、わたしの中ではL単体萌えがメインらしいってこと(もうミサミサが居ても別にどーでもいいくらいに。結構月もどうでもいいのかも。

コミックランキング更新しました。

 ブログをはじめてから、右欄のカテゴリに各項目のエントリ数が出てしまうので(いや消してもいいんだけれど)「コミック/一般」と「コミック/BL」のエントリ数の差にひとりでヒヤヒヤしているのだけれど、まぁいいさね。さてさて。
 とりあえずデスノ最高。あの展開をグダグダだと言える人々は普段どんな漫画を読んでいるのだろうと思う。…いや、確かに、ミサの宴会とかは仰天したけど。でもそれもまたいいじゃないか。あの設定で、まさかこれほどまでにさまざまな展開をやるとは想像だにしてなかったよ。これからもつっぱしってほしい。
 ガンツ。連載中のタエちゃん編はほんと燃える。クロノがんばれ。タエちゃんもがんばれ。二人で生きろ。
 ジョジョ。資料用にいろんな部を読んでるというか見てる。もう、見れば見るほど、あの画が完成されたものとして目にうつる。真似しようとするたびにあれは真似できないよなぁと思い知らされる。もう、ジョルノもブチャラティも美しすぎます…!(なんだかんだ言って結局この二人に帰着するんだなわたしは…
 ピストルズ。ちょっと今月の展開は安易な気もするけど、でもまぁ今までのプロットをよくつなげたなぁという気もする。BLであれだけのSF設定を張った
この作者ならではの力業かも。穿ちすぎかなぁ。
 青猫。久々に読んで、やっぱり画も話も巧いよねと。大正浪漫万歳。
 狂四郎はおつかれさま。
 JUNKS。ウェスタンは燃える。

和月伸宏『武装錬金』5

 やっぱパピヨンだね。
 相変わらずストーリー的にはあまり見るべき物がない。戦闘もなぁ、イマイチ見所に欠ける。いっそブラボーくらいに突き抜けてくれれば(ブラボチョップとか)面白いんだけれど。

2004年11月07日

草間さかえ『災厄のてびき』

 初コミックスらしくて、またこれはすごい個性的な絵の人だなぁと思って買ってみたら、ちょっと微妙な感想。決してダメでもないんだけど。
 表紙のなんというかデッサンかたよってるような絵は割合嫌いじゃないんだけど、本文の絵がなぁ。どのキャラも似通ってて、見分けづらい。線の強弱がもうちょっとくらいは欲しい。
 お話もすごく面白いわけじゃないけど時折ふと惹かれるものもあったような。でも全体には物足りなさが残っている。表題作の火事が好きな少年と小説家の話など、なんだか意味がよくわからない。恋人に殴られる同僚の話などは割合好き。

石原理『君知るや』

 わたしにとって石原さんはすごいアタリハズレがはげしい作家…な気がする。
 なんだかダメだった。具体的に何がどうというのではないんだけど。あんまり雰囲気とかキャラの心とかが伝わってこないかんじ。

2004年11月08日

元気玉

 なんだか仕事などにおいて色々ヘコむことがあった。忘れたいが自分にも成長すべき部分があるのも確かだ。
 とにかく時間が欲しいな。あとお金。せめてどっちかは欲しいな。あと80デイズを見ようかどうしようかちょっと迷ってる。
 ちょっと疲れが溜まっていて眼の下が熊もといクマになってる気がするけれどきっとLくんにはかなわない。Lくんは非常に床屋に行きたいらしい。髪が伸びすぎてもう限界だ、とのたまっていた。しかしわたしが見るに今日も普段通りの突風の後のような髪型だったからいつもの髪型とどう違うのかわかんねぇよ、と言ったら笑ってた。あのキャラは狙ってやってるのかと最近思う。
 鬱々としていてもしょうがない。元気玉が出来ればいいのにな。

松山花子『パパには言えないこと』

 いたたたた。
 ママの再婚相手にドキドキって、ナチュラルに連れ子は男子だと信じてたよ。表紙もよく見ずにさ(でもオビがあった気もする。わたしの馬鹿。馬鹿。腐女子。
 内容的には前3作のほうが面白かったかな。
 それにつけても早く課長の2巻を出して欲しい。BEBOYも久々に見たけれどまた知らないキャラが増えてた。ママとドクターはどうなったんだろう。どうもなってないのか。

2004年11月09日

やっぱり『GOOD DREAMS』

「ごめんなさいダメなのやっぱり『GOOD DREAMS』が聴きたくてしょうがないの…
 こないださんざん愚痴ったので、しばらく聴かないでいてみようかと思ったんだけど、止まらないのです。そろそろターボかかるってことなのかしらん、そうだとよいのだけれど、はやくわたしをメロメロにさせてくれピロウズよ。まぁそこまで行かなくとも、少なくとも『smile』よりは好きになれるといいなぁ。
 まぁ、サッカーニュースなどで「アウェー」ならまだしも「アウエー」とか書かれてると「アゥイエ!」とつい読んでしまう、「PLEASE PLEASE ME」をくちずさむと「プリースプリーズミー、アゥイエ!」と歌ってしまうゆずりのことですからね。仕方ないんですよ。

2004年11月10日

めまぐるしい日々。

 疲れた。
 師匠が勤務先に来てくれた。いやわたしのためじゃなくて仕事で。斬新で楽しかった。師匠の語り口に引き込まれたのは久々で(最近講義は受けていないからね)うれしかった。
 にしても、H×H年内休載・あと5~6話で終了(ソース:FINALEさん)ってほんとなの?最近のメタメタぶりから考えると全くおかしくない展開。あぁショック。

 あと、今年の冬はスゴイことになりそう。マリィさんとゆずりと、○○で握手!ってかんじでね。あぁ忙しくなるぞ。

2004年11月11日

大和名瀬『さあ恋におちたまえ』2

 あぁ~恥ずかしくて仕方ない(褒め言葉。
 いつもいつも「恥ずかしさ」というか「恥ずかしいBL」を求めて読んでしまうのだけれど(考えてみるとbreathしかり純愛…じゃないや熱愛しかりGUSHはそういうのが多い気がする…)今回もまたものすごく恥ずかしく、そして期待していたよりもずっと面白かった(というと語弊があるかもしれないけれど、期待度もかなり高かったので。
 今回は、恥ずかしさ王選手権で必ずや首位を争うであろうおぼっちゃま結城の恥ずかしいキザセリフも冴えまくっているし、のぼるの庶民っぷりがさらされそうになる展開と結城にたいする彼の心の動きも前巻よりも丁寧に書かれていたように思う。
 「君がおいで。僕はもう落ちてる。」というオビもいいかんじに恥ずかしい。しかしこのセリフ本編内にみあたらないような…?恥ずかしい場面を読み飛ばしでもしたかなぁ。あと、左のアマゾンヌのプレビュー画像、プレビューにオビが入っているのははじめてみたような…

はしだ由花里『カブキ~緋の章』

 つまんなくはないけれどなんだか微妙。いつも中途半端な感想をもつので、完結してから読めば良かったと思うんだけど、でももう読み始めちゃったからなぁ。この人は花ゆめ時代のほうが面白かった気がするなぁ。

2004年11月12日

「ジョニー・デップ」と「空飛ぶクルマ」

 あまりの驚きにわたしは語る言葉を持たない。
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ジョニーデップの「夢のチョコレート工場」画像‥‥アレ?
(ソース:ABC(アメリカン・バカコメディ)振興会さん)

 もういっこ。
 わたしの夢のひとつに「元気なうちにスピナーに乗りたい」というのがある。ところで、スピナーとエアカーはどう違うのだろう。というかこの画像はちょっと格好わるいかなぁ…うーん、期待度半減。
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NASAが空飛ぶクルマを開発中…かなり本気
(ソース:自動ニュース作成Fさん)

2004年11月15日

紀宮って一発変換なのね。

 「そのためなら、ぼくの体など何べん焼かれてもかまいません
 と言いつつも、実際わたしが体調くずしたりしてみてもなんの意味もないわけで。無駄だ。無駄ではないことをしていこうと思う。

 とりあえずサーヤにおめでとう。
 会ったことはないがわたしはあなたが結構好きです。幸せになってください。

海老原由里『デキる男』

 

 やっぱりコミカライズは特にBLでは難しいみたい。四十オヤジでも構わないんだけれど、あんなに息子がいっぱいいるのはどうなのか。原作のふゆの仁子って少しだけ読んだことがあるけれど、こういう非常識な部分を持つキャラがよく出てくる気がして、ちょっと萎える。でも展開などはそこそこ面白かった。

須賀邦彦『青の世界 上』

 初めて読んだけれど絵が結構好みだ。話はなんだかよくわからなくて、キャラの顔が覚えられないせいもあって、展開を追っていくだけで手一杯だった。つまらなくはないのだけれど。タイトルが青青の時代を思い出す。

小鳥衿くろ『カンパリ・サイダー』2

 雑誌で見ていたのでわかっちゃあいたけれど、もう見ているだけで悲しい気持ちになってきた。というか表紙からひどいよなぁ。何で買っちゃったんだろう。なんだろうあの出来の悪いポーズ集みたいなところは。あの空転するお話は。あのきもちわるくなってしまったキャラたちは。一応全部読んだけど。一巻の前半くらいまではあんなにきらきらしていたのだけれど。この人もうだめなのかしら。もったいないなぁ。

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20070908
作者の方が亡くなったということを知りました。上記の文章をこのままにしておくことは淋しいので、追記します。
詳しい事情はいまだわかりませんが、しかしそれでもなお、ご病気をおして作品を書いてこられたのであろう作者の方と、そうしてつづられた作品(カンパリ2をふくめて)を何らかの判断のもとに出版された方々に、敬意を表したいと思います。
(ただ、テクストを流通にのせる以上は、上記のわたしのような感想をもつ読者も当然出てくるわけで、それは仕方のないことだと思います。テクストは作家の作品であるだけではなく、もっとさまざまなものが介在した(引用された)存在を持っていると考えるからです。また、いくらブログ上のたあいない感想とはいえ、わたしのテクストにたいする考え方・対し方をまげるのも、却って失礼にあたると考えます。なので、上記の感想には手を加えません。
つつしんで、ご冥福をお祈りいたします。

2004年11月17日

たまにはきちんと日記を書いてみよう。

 今日は同人誌の入稿日だった。早期割引のためではあるんだけれど、こんなに早くの入稿なんて、わたしたち蝶エラくね?などと思っている(まだもう一冊があるけれど。論文じゃあこうはいかない。しかし昨日というか今朝方までの夜を徹しての表紙づくりが結構キツかった。ちょっと手がつけがたくてのばしのばしにしていたのがよくなかったなぁ。
 途中でパレット替えて塗りなおしたり、サイズのでかさにメモリを圧迫しフリーズしそこまでの作業が無駄になったりして、かれこれ10時間くらいぶっ通しで描いた。これこそ論文じゃあこうはいかない。だって途中で絶対ネットサーフとかしちゃうもの(笑。PCの能力的にいっぱいいっぱいだし、保存するにも時間がかかるので、ほとんど遊ばなかった。あぁランナーズハイ。
 あと西田東の『彼の肖像』の中で、画家のセリフとして「頭と右手だけの生き物になれたらな。メシとかクソとか面倒くせえよ」というのがあって、わたしは基本的においしいもの食べるの大好きなので、こういうことはほとんど思わないんだけれど、漫画とか描いてるとたしかにその気持ちがわかる。おやつ食べるのも鬱陶しくなる。これまた論文じゃあこうはいかない。お茶の回数すら論文の時より少なかった。でもさすがにゼロというわけにもいかないので、夜中に赤だしのお味噌汁を飲んだ(もちろんインスタント。はじめてやってみたけど夜食に結構いいかんじだ。
 さてそんなこんなでお昼頃入稿のため秋葉原に行ったんだけど、あの町はどんどん女子が入りづらくなってきている気がする。ここ一年くらいでエロス用品の店は増えるわ、風俗店はできるわ、駅中の書店はBL置いてないわ、駅前のゲーマーズもBLおくのやめちゃうわ(笑、書泉だけが頼りだ。なんだかね。
 入稿後、睡眠不足のくせにどうしてもハンバーグが食べたくなって、というか万世の前を通ったときから、というか印刷所の営業所が万世橋の近くだと知ったときからハンバーグという文字が脳内にありつづけていたんだけれど、折角万世に入るのならなにもこんな状態のときでもなくてよかろうと思いなおし、適当な洋食屋に入った。というか万世橋交差点の近くの、地下にあるとこだったんだけど、いやヘンな店だった。イタリア国旗色の案内を見ながら入ってみると、壁には「夕焼け小焼け」の歌詞(ローマ字で。仕切りのガラスはは障子ふうの装飾。キッチンの前にはドルチェケースと三色の垂れ幕。ちなみにウェイターは韓国人。そしてハンバーグにはセットの味噌汁…。ま、それはそれとして、秋葉原らしい重量たっぷりなランチだったということで。

「オール・ピロウズ」

 というわけで、『GOOD DREAMS』をお休みするために、一時間でアゥイエな気分になれるというというコンセプトのプレイリストをつくってみました。ちょっと重いかな。でもまだ聴いてみてないので、明日の朝がたのしみ。


  1. リバティー[3:21 TURN BACK]
  2. Another Morning[4:35 LITTLE BUSTERS]
  3. 僕らのハレー彗星[5:59 TURN BACK]
  4. Beautiful Picture[6:02 Another morning, Another pillows[Disc 2]]
  5. Funny Bunny[3:37 HAPPY BIVOUAC ON THE HILLALI STEP]
  6. Rain Brain[3:46 Thank you, my twilight]
  7. My Beautiful Sun(Irene)[3:49 Thank you, my twilight]
  8. RUSH[3:39 HAPPY BIVOUAC ON THE HILLALI STEP]
  9. NO SELF CONTROL[3:37 RUNNERS HIGH]
  10. Hybrid Rainbow[4:00 LITTLE BUSTERS]
  11. RUNNERS HIGH[2:44 RUNNERS HIGH]
  12. Little Busters[3:40 LITTLE BUSTERS]
  13. Thank You, My Twilight[4:37 Thank you, my twilight]
  14. Good Dreams[4:45 Good Dreams]
  15. Advice[2:15 HAPPY BIVOUAC ON THE HILLALI STEP]

 うすうす気づいていたけど、ビューティフルピクチャーってずいぶん長いね。

2004年11月18日

ミスチル

 「先生、ミスチル好きですか?」
 とわたしに尋ねてきた生徒がいたので「わたしの年代の人間は皆ミスチルを聞いて育ってるものさ、でも最近のはあんまり聴いてないなぁ」と返したところ「最近、自分も古いの聴いてるんですよー」と云うのでどの辺りを聴いてるのか尋ねると帰ってきた答えは「ユースフルデイズの入ってるやつ、えーと、ワンダフルワールドとかいう」
 …めちゃめちゃ最近のじゃん!
 わたしがかなり狼狽したのが見て取れたのか、その横にいた生徒も加わって「じゃ、先生はどんなの聴いてたんですか?」「深海とか?」と言ってくれたのだが、あれはフォローだったのだろうか。というか、こうしてつらねてみるに、もう最初のフリの段階からわたしに合わせてくれようとしていた気すら…いや、それはうがちすぎかな、そうだといいけど…。
 今しらべてみたらイッツアワンダフルワールドは2002年発売らしい。そりゃあ高校三年生にとっては、今は昔であることだろうなぁ…トホホ。深海は96年か。あの子達小学生の頃だね…。

奥田七緒『Honey/Chocolate』

 

 ごめん、ツマんなかったわ。全然覚えてない。批判も思いつかないくらいに。

2004年11月19日

テディベアル

 ママンが購入したシュタイフのテディベアルが来た。
 「ホワイトショコラ」という日本版ベアルで、わたしもママンもあまりシュタイフデザインは好きではないのだけれど、まぁこれは確かに結構かわゆらしい顔立ちをしている。まさに日本向け。日本限定版ってどうも金満大国向けの金儲けベアという気がして(特にメリーソートの限定チーキーとかそんなかんじ)ムカつくんだけど、でもデザインが良いとついつい買ってしまう(特に和風チーキーとか…笑、いや、デザインと縫製がよければ金儲けベアでもいいんだ別に…と思っている…限定チーキーは縫製ひどいのもあるからね…。
 で、今日からママンが実家に帰っているので、わたしが勝手に開けて所定の位置に飾ったのだけれど、その後ママンから電話で「父に見られないように請求書隠しといて!」との通達。そこで箱を探ってみると、ショコラの価格は、…約にまんえん。
 関係者割引を適応した上でにまんえん。いや、確かにこれは安い。シュタイフであのサイズ、デザインなら安いほうだとは確かに思う。
 だけれどね、テディベア棚と化しているアップライトピアノを見ながら、感慨にふけってしまったよ。わたし今までに何体買ったっけ、ていうかママンはゆうにその五倍くらいは買ってるわけで…
 冷静に考えると、うちには数十万円分のテディベアが居ることに気づいてしまった…。

2004年11月20日

ウッソー!?イヤ?

 昨日あんなことを書いてから、改めてベアを見ていたら、シュタイフのベアルが四体も居て、しかもうち二体は白タグ(限定版)だったのでビックリですよ。
 今日はゼミに行く途中に開催されていた三田祭で、浜松とか市川とかの古馴染みさん達に会えてびっくりした。屋台ではもう名前も知らない後輩さんたちがやっぱりちゃんこをつくっていた。ひとつ頂いたら、味が全然かわってなくてこれまたびっくりした。いろんな意味で、何かが残ったのならよかったなぁと思った。どんどん変わって行ってもまたいいんだけれどね。そういう意味での通過点ならば大歓迎だし。そう、変わったと言えば、すごくメンバーが増えてたことと、特に女の子が増えてたことが印象的だった。今年も代表が女の子だそうなので、その影響もあるのかもしれないし、その意味ではわたしは通過点になれたのかもしれないと思う。そうなら…いいなぁ。

2004年11月22日

よしながふみ『彼は花園で夢を見る』

彼は花園で夢を見る(Wings comics)
よしなが ふみ

 表紙はいい。そして、よしながさんのBLではないもの(『西洋骨董洋菓子店』は例外として)の中では面白い方なのではと思う。ラウリーヌの本ネタは『文づかひ』のイイダ姫だろうか。この辺りのエピソードだけは秀逸だった。しかし全体には低調というか、むしろ或る程度のレベルを保った低調さなので手に負えない。どこまで本気で読んでよいのかという意味での萎えがくる。そして本気で読むためには浅すぎる。それでも最初に書いたように、非BLではまだいいほうなのでは(といっても、正直非BLでは『西洋…』と『それを言ったらおしまいよ』の表題作以外のものと『フラワーオブライフ』しか読んでいなくて、それで見切りをつけてしまったのだけれど。
 横道にそれる。よしながさんのBLとそうでないものの描き方の違いについてはそのうち考えようと思っているけれど、とにかく印象批評の段階であきらかにオモシロさが違う気がするので、夏目さん、一度BLものも読んでみて下さいよ。無理かな。

2004年11月23日

十一月に読んだものから。

 気分や時間や調査上の他の読み物の問題で今月はあまり小説を読まなかった。あと読んだのは泉鏡花の「薄紅梅」くらいか。蝶面白かった。ハインラインは5
分の1くらいで挫折。今気分的にムリ。冬休みまでつんどく(つんどくがものすごい量なんだけど…どんどん違うものを買ってしまう…。





フランチェスコの暗号〈下〉(新潮文庫)
イアン コールドウェル, ダスティン トマスン

*いちじるしいネタバレ部分は白字にしています。選択して反転しご覧ください(そのせいで妙に思わせぶりないやらしい文章になっており、恐縮です…

 下巻のほうが面白いことは面白かった。

 ミステリ的な部分での展開は上巻より格段に面白い。上巻では「ベラドンナ文書」やアクロスティックなどがいかがわし過ぎたし、それで終わってしまってたから。下巻では、サヴォナローラの使い方とかそれによって判明する墓の内部
どの設定はかなり興奮させられたし、上巻のいかがわしさも活きて良かったと思う。
 問題なのはやはりどうしても「フィッツジェラルド・エーコ・ダンブラウン」のくくりを適応した場合の「フィッツジェラルド」だろうと思われる部分。これ
は上巻から変わらない。まず、下巻前半までの時間軸の移り変わりが、最初ほとんど理解出来なかった。過去とイースターの日をいったりきたりしていることに
下巻の50Pめくらいまで気づかなかった…。上巻での違和感も多少は解消されたけど(卒論提出日の問題は依然残るけど。時間を超越して説明するような視点
(まぁあるにはあるんだけど、もっと分りやすく意味づける描写ということ)を一度くらい入れてもよかったのでは。
 あと人間関係の描写は「なぜこのキャラクターがこのときこう感じるのか」という基本的な部分でやはり分りづらい部分も多いし、提示されている問題も浅薄
に感じた。わざわざ「フィッツジェラルド」といわれるように、これらは作品のかなり重要な位置をしめているんだから、結構重要な問題だと思う。上記のミス
テリのタネあかし部分も、それがネックといえばネックといえる。タネ自体は面白いんだけど、それが語られる状況にまで眼を配るとちょっと不満というか。し
かも、ミステリ自体のしかけにまでからんでくるカリーの対ポールの心情・行動と、
それを描写する方法も全篇をとおしてやや違和感がある。
 しかし、あとがき等を読むと、作者たちが学生時代からこの作品を書き始めたことや、アメリカでは本当にかなり売れているらしいことがわかって、わたしが
つたないと感じる部分は、ひとつには仕方がないことで、ふたつにバックグラウンドを共有できてないがためのことだろうかと思った。どっちにしてもわたしは
不満だと感じたいうことで仕方がない。
 それにも関わるんだけど、やはりイースター後のエピローグ的部分はちょっと残念。そう甘くはなかった主人公たちのその後の人生は、語り方については甘さ
はあるけれどひとまずおくとして、それに対して、数年後ふいにポールから送られてくるボッティチェリだとか、ケイティへ留守電を入れるところだとかは、分りやすすぎるのではないだろうかと思う。こういう系統の常套として、最後のキイになる図面はどうせ手に出来ないのだろうと思ってたから、ちょっとびっくりしたのもあるんだけど(そういえばやっぱりカタストロフは火事
よ!というのはちょっと笑ってしまった。
 いろいろ文句をつけてしまったけれど、でも全体としては最後部での盛り上がりっぷりなどは燃えたし、割合面白かったと思う(正直、アマゾンヌのレビュー
を見たら結構くそみそだったので、ちょっとは擁護に回ろうかという気持ちになってしまったので…。やっぱり映画にしたら映えそうだと思うし。

ニッポニアニッポン (新潮文庫)
阿部 和重
  まだぜんぜん最初、50Pくらい?で読み止し。やばい、時間とともにどんどんつまんなくなる(作品内時間でではなくて、物理的な時間において)テクストな のではなかろうか。そんな議論既にされてるか。読みやすいのに読むのが疲れるという苦難。急いで読まなきゃなんだけど。  閑話休題。この作者の名前が平凡というかよくある名前であるせいもあると思うんだけど、阿部高和とダブって、いつもギャグだと思ってしまう…。
ストリート・ボーイズ (新潮文庫)
ロレンゾ カルカテラ
  結構大部だからこれまたまだ最初の方か。  「1943年、ナチスの攻撃を受ける無人と化したナポリで、残った少年少女が立ち上がった、という史実をベースにしたフィクション」…と言った時点で、 もうわたしの知己、というかごく一部の方はなんでわたしがこの作品を手にしてしまったか、手に取るようにわかると思うのですが、えぇ、まぁ、そんなとこで す。ナポリじゃなくてネアポリスだったらもっとよかったのに。あと原題もこれに同じなんだけど、タイトルはもう少し色気を出して欲しかったな。  内容に関しては、今のところ可もなく不可もないというところ。ただ、こと戦争描写に関してはちょっと問題が多すぎるのではないだろうか。ムッソリーニに 関する多元的でわかりにくい扱いをみても、どうもエクリチュールがそういうことに無頓着な気がする。なんてことを思うのはでも、ナニカにわたしが毒されて いるせいかもしれない。正しいものの見方なんてありえないのだろう。  あとナチスの大佐でルドルフ・フォン・クラウスというキャラがいて、クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハを思い出してしまう。善玉っぽい キャラでよかった(笑。

2004年11月24日

真刈信二・赤名修『勇午―The negotiator (パキスタン編上) 』

 もう後悔してます。

 というわけで、とにかく燃えたい気分だったのです。最近は全然読んでないけどアフタ漫画はやはりいいなぁ。夢使いだけはトラウマっぽくなってしまったけど(だって前作のディスコミが大好きだったんだもの…途中までは…。

 

 なつかしいなぁ、ってちゃんと読むのは初めてだけど。いいところで切れてしまったので下巻も買っておけばよかったなぁと思った。ユーゴって名前はスゴクカッコイイと思う。丁度自分がこの漫画を知った頃(その頃シベリア編だったかな)偶然にもユーゴスラヴィアという国がなくなったので、印象深かった。
 とりあえずこれでしばらくは楽しめるだろう。

2004年11月25日

新井理恵『脳髄ジャングル』

脳髄ジャングル(小学館文庫)
新井 理恵

 懐かしくてつい手にとってしまった。
 以前読んだときよりはあらが目に付いてしまうけど、まぁ懐かしさの分もふくめて楽しめた。

バック絵変更しました。

 空条徐倫に対してはどんなにビッチな(笑)恰好させても大丈夫という信頼をおいている。決して汚れないんだろう。だからたまに描きたくなる。というか最近女の子をあまり描かないけど、描こうとすると徐倫になっちゃう。

 ぼちぼち両ジョジョサイトも更新しています。

2004年11月26日

南京ぐれ子『DROPS』3

 すごく分厚かった、そしてここまで長かったなぁ。
 ハッカのあまりの小ささとかドロップたちってほぼ赤子じゃないかということにふと気づいて冷静になってしまった瞬間、引いた。久々につづきを読んだからか。ラストは甘いけれど、まぁよかったか。後日談がまたちょっと引いた。
 だからかな、ストーリーやキャラよりとにかくドロップたちの設定のオモシロさで読んでたかんじ。消えたドロップの輪廻のあり方とか面白かった。注射で消すと不純物がまじるとか(笑。

真刈信二・赤名修『勇午―The negotiator (マグダラのマリア編上・下)』

 

 丁度揃いであったので順番は後先だけれど読んだ。
 これに限らないけど、やっぱりテンプル騎士団関連モノはどうにもこうにも面白い。というか聖遺物とかEU拡大とか十字軍とか、もうもう関連項目が目白押しだし、うまく構成されていたと思う。
 ただ、ちょっと描線が弱いかな、と感じた。

2004年11月28日

空条徐倫

 先日upしたバック絵が扇情的だとのご意見をPTAの方々から頂き、大笑しつつ早急にまた替えようと思いました。というのは半分冗談で(笑、単純に勢い余った筆ペン画なのでやっぱり不満になってきたのと、仕事のしすぎによる脳内小爆発のせいで絵を描かずにおれない身体的精神的状況なので。何描こうかな。
 いや身体的はちょっと嘘だな。右肩が痛い。カイロに行きたいなぁ。
 そうそう、そのジョリーンについて彼女は汚れないんだ、とか考えつつ、なんかそういう詩ピロウズにあったよなぁ、なんだっけ~と思っていたのだけれど今流れてきたので思い出した、「透きとおる瞳で嘘ついて、どこまで堕ちても汚れない~、She's perfect、I'm fall in love...」だった。「何も持たないで、満ち足りてる。磨かれなくても、輝ける...」やっぱりこれだ。
 いや…、汐華さんかも!?(冷静に考えるとちょっと最低な発言。

2004年11月29日

ごとうしのぶ・おおや和美 『美貌のディテイル』

 あぁ、なんだかいい感じ。
 すっかり12月の風物詩というか、買ったばかりの季節はずれのカイダンにお茶をこぼしてブルーになってたのはもう一年も前のことなのか、と呆然としてしまった。
 年々好きになっていくシリーズだ。記憶喪失だとかのあまりなベタさも全然平気(笑。最近こういう蝶BLなのがかえって新鮮。落ち着くわ~。近年王道や王子様が好きになってきたのは年のせいなのかなぁと思いつつ。そんで大抵主人公が大好きという。…幼稚化なのかな。同義な気もする。まぁいいや。このタイトルもなんというかさすがだ。正直ごとうしのぶのタイトルセンスは疑りたくなることが多かったのだけれどこれはスゴイと思う。
 なんだかまとまらないけど、とりあえずとても和んだなぁというのが一番かな。あ、でも今回は続きものになっているので、次巻が来年というのはちょっときついな。あんなとこで。

鳥人ヒロミ『キャラメル・フレーバー』

 前作キャラメルエスプレッソは初めて買った鳥人ヒロミで、ほぼ始球式に等しい勢いで手放してしまったのだけれど、あれからいろいろ読んでみて思うに、わたしにとっての鳥人ヒロミはピロウズみたいなもので、初読時にものすごい違和感があるのはわりといつものことで、だんだん大好きになっていくようなので、ちょっと早計だったかなぁと思いつつコレが出てしまったので買ってみたがやはりあまり好きになれない…。
 二重人格でそれぞれ好きな人も好かれている人もちがって、結果四角関係なんてやはりややこしすぎ。誰もが誰になぜ執着するのかよく分らない。そして鳥人ヒロミ特有の言語的に身体的にイタい傷つけあい…、これも読み返すうちに慣れるんだろうか…(他の作品は少しは慣れたけど。うーん。同じ四人モノなら彩おとこの方が好きだなぁ。
 でもまぁもう何度かは読んでみようかなと思う。少年は背中で恋を語るも成層圏の灯シリーズも最初はニガテだったのだから(そういえばなんか言えよだけは最初から好きだったなぁ…。

2004年11月30日

まだ一応霜月なのだが。

 近所の某家が毎年エスカレートしてゆくのをわたしは毎年黙ってみつめるのである。
 この時期になるとあの家は光り輝くのである。最初の年はベランダの手すりに掛けられた豆ライトの束のみで、まぁきれいでいいやね、くらいに思っていたのだが、それが年々装飾に凝りだして、今年はもうどう見てもただの民家とは見えない状態。家の外周にあたる部分にビットラインのライト、窓枠には青のラインライト、二階のベランダの手すりには星型ライトのつらなり、三階壁部分にはベル型ライト、玄関前にはやっぱりライトでできたトナカイにひかれるサンタクロースのオブジェ、…。毎年のことなのだけれど、流石に今年は道の向こうにソレが見えてきた瞬間、正直唖然とした。一体どれくらい電気代がかかるのだろうか。
 よいクリスマスになりますように。



2004年11月 アーカイブ

もくじ

 まだ一応霜月なのだが。
 鳥人ヒロミ『キャラメル・フレーバー』
 ごとうしのぶ・おおや和美 『美貌のディテイル』
 空条徐倫
 真刈信二・赤名修『勇午―The negotiator (マグダラのマリア編上・下)』
 南京ぐれ子『DROPS』3
 バック絵変更しました。
 新井理恵『脳髄ジャングル』
 真刈信二・赤名修『勇午―The negotiator (パキスタン編上) 』
 十一月に読んだものから。
 よしながふみ『彼は花園で夢を見る』
 ウッソー!?イヤ?
 テディベアル
 奥田七緒『Honey/Chocolate』
 ミスチル
 「オール・ピロウズ」
 たまにはきちんと日記を書いてみよう。
 小鳥衿くろ『カンパリ・サイダー』2
 須賀邦彦『青の世界 上』
 海老原由里『デキる男』
 紀宮って一発変換なのね。
 「ジョニー・デップ」と「空飛ぶクルマ」
 はしだ由花里『カブキ~緋の章』
 大和名瀬『さあ恋におちたまえ』2
 めまぐるしい日々。
 やっぱり『GOOD DREAMS』
 松山花子『パパには言えないこと』
 元気玉
 石原理『君知るや』
 草間さかえ『災厄のてびき』
 和月伸宏『武装錬金』5
 コミックランキング更新しました。
 小畑健・大場つぐみ『DEATH NOTE』4
 『GOOD DREAMS』
 荒木飛呂彦『スティール・ボール・ラン』3、4
 あじみね朔生『君のつく嘘と本当』
 『飛行艇時代【増補改訂版】』
 とりあえず『GOOD DREAMS』
 田臥萌え
 須貝あや『ハッピープレイ』
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