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2008年09月01日

サヨナラサマー。

 今年の夏は暑くて曇って雨が降ってばかりで、変な夏だった気がします。クロエの夏はすんごい忙しくて、半分くらいは旅に出てました。
 それでまた引っ越しました。また佐藤春夫つながり、かもです(ということはそのうち美しい町にたどりつくのか、いやスペイン犬の家でもいい。またへんな町です。

 それでやっといろいろ済んだので、そろそろ仕事しなきゃと思っていたら、あたしの最も敬愛する神サイトさま、というのは比喩でも言い過ぎでもなんでもなく、本当に創作サイトさまとしてはあたしの中で空前にして絶後であろうという大好きなサイトさまが、先日来NOT FOUNDになってしまわれて、しばらく本当に放心していました。
 で、これは書こうかどうしようか迷ったのですが、もしかしたら他の誰かにも有用な話かもしれないので、やっぱり記録しておきます(続きを格納。

 ああ~仕事がぜんぜんすすんでないよ。

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2008年09月02日

読みさし。

 秋月こお『幸村殿、艶にて候3』…買ってあるのに、つみっぱなし。だって、どうせ佐助がかわいそうなんでしょ?(涙。すごく好きなシリーズだけど、読まないかもしれない。

 秋月こお『アンダルシアのそよ風』、本編はなんかそこそこおもしろかったような気がするのだけれど、後編を読んでいなくって、もう内容も記憶の彼方。つまり、このそこそこおもしろい、というのは、どうでもよいおもしろさだったのかなあ、とか思う。

 バーバラ片桐『華麗なる香主、愛の誤算』香港マフィアのボスと造幣局のぺーぺーと、偽金事件。すごくつまらないわけではなかったけれど、いかんせん求心力が無くて、読みさし。半ばくらいの、なんかてごめにされて、仕事ズル休みする電話をかけさせられるあたりまでは読んだ。

 愁堂れな『3P スリーパーソンズ』はタイトルがすごくて、あたしの好きなデュアル攻めものなので読んだのだが、なんかいまいち盛り上がれなかった。もと大学の競走部仲間で、ややワイルドな院生&やや真面目な検事×リーマンで、自分達のまずさもわかったうえでなんかもうある程度達観した三人組。受けに懸想する体育会系取引先とか、検事に懸想するイケメン外国人とかが気の毒だし、検事が留学する後編の最初の方で飽きてしまった。

 矢代米花『新任教師(上) 』は、新任教師がクラスのリーダー格にむかつかれてクラス中、ひいては学校中のペットに、という鬼畜話。期待したほど面白くなくて、あとなんかいたい。せめて新任じゃなかったらもうちょっと我慢できるのかも。気が向いたら続きも読むかも。

2008年09月05日

立野真琴『サイド・カー制御法』

 『マティーニ攻略法』という前作があるらしいのだが、そちらは未読。
 わりあい変則的な話で面白かった。

 会社社長ゲイと若いかわい子ゲイに口説かれる、ノンケバーテン。二人は恋人同士っぽいし、自分に本気じゃないっぽいし、と思ってたら、二人の意外な過去があきらかになりつつ。

 ところで二人に口説かれつつ、なんかその二人同士のほうが仲いいじゃん、というのはたまにあるが、ちゃんと二人のくどきの質とか内実とかがかかれてないと、欲求不満に終わってしまうと思う。
 その意味では、二人がバーテンに固執する理由がしっかり書かれてたし、続編で二人のバーテンへの想いとかもしっかり書かれたので、おもしろかったしそこそこ納得できた感じ。
 会社社長は、本編での激情の理由はよくわからなかった…続編はよかったけど、ややキャラ迷子な気がした。
 バーテンはわりあいオトコマエでいい。ちょっとネタバレになるが、こういう攻め系受けは好きだ。

 ただ、絵というか、特にキャラの身体がちょっとデッサンおかしくなってきてしまった気がする…うーん。

2008年09月06日

高緒拾・神室晶『イケナイ男』

 ディアプラスコミックスの10周年記念フェアなのだが、金オビのコミクスに応募券がついてて三枚あつめろということだったので、欲しい新刊にオビがつくのを待ってたら、なんか金オビとかぜんぜんつかないの。どういうことこれ。フェアほんとにやってるの。仕方ないから、生徒会長3巻と好きです係長それぞれ、二冊目をかってしまった(実は係長の一冊目はオビとるのわすれて売ってしまったので。
 これほんとに申し込んで大丈夫なのかな…。

 彼氏に早いヘタクソAV観て勉強しろとフラれ、AVに出ることにしたら、AV会社は社長もカメラマンも男優もなんかイケメンだらけです。
 なんとなく『美男の殿堂』のフォロワーっぽいふんいきだった。

 大丈夫かこの主人公こんなアホで…と思った。そんな天然ぽい鈍感取り柄なし子が、急にカコイイ攻め系男優といい感じになるのって、なんか王道とはいえ簡単だなあという感じ。攻めはごく普通の主人公のどこに惚れたのか、そもそもほんとに惚れたのか、よくわからない。主人公は受けはじめてで緊張してて、とか、相性よくて、とか、そんなのじゃなく…。
 会社の先輩格の美少年系受けが攻めにラブで内心ハラハラ?っぽい描写は、ただのミスリードというかそんなにからんではこなかったけど、この受けが本気だったら、主人公はますます好きになれなかっただろうなあ…。

 美メガネ社長×ブロンドヒゲややマッチョ米人カメラマンは、絵ヅラ的にもお話もそこそこ面白かった。
 これほかのメンバーCPでいもづる式につづくのかな…個人的にはあんまり惹かれないというか、そもそも主役CPの今後にもあまり惹かれないのだが…。

2008年09月08日

銀魂/土方十四郎

 ムダヅモなき改革がどこにも売ってないお…。
 休暇中に書いた絵です。せっかく新しいインテュオス買ったのに、休暇中にはこれ一枚しか書けなかった…。あと線画が途中のが一枚だけ…。

 最近の少年漫画には、というか最近の漫画では珍しく、普通に人気キャラなのに(?)あたしの萌えツボにジャストフィット。もうすごくわかりやすくあたしが好きそうなキャラで、すんごく大好きですv

 常に瞳孔が開いてて不機嫌そうで、かっこいいくせにマヨラーで全然モテなくって、沖田に超絶嫌われてて、銀さんと小学生男子みたいにはりあったり、妖刀にとりつかれてオタクキャラになっちゃったり、修業時代は長髪だったりと、とにかくおいしすぎる。キャラたちまくりでぱっつぁんの立場とかってどうだろうという感じ。

 しかし、あれですな。カコイイキャラで大好きですが、書きにくい上に花がないというか、華やかにするにはもっと技術が必要ですな…。

2008年09月10日

柚摩サトル『桃色・パンティノン伝説』

 買うのはずかしかったわりには、あんまり面白くなかった…。

 表題作は家訓でパンツをはかない主義の級友にラブ。設定だけ、という感じで、いくら短編にしても愛が足りない。
 搾乳機セールスマン×酪農家とか、剣道部のツンデレ悪魔受けな先輩とか、生きるのに倦んだ攻めとよろず屋が犬ごっことか、天然同級生にラブとか。

 表題作も含めてそんなに突飛でもないのに、無理矢理奇抜漫画家として売り出そうとしてるような印象。設定だけで奇抜さを出すにはもっとエグい奇抜さが必要だろうし、漫画自体は結構地味。けど地道に面白いわけでもないので、全体的にいまいちな印象だった。

2008年09月12日

本仁戻『DOG STYLE』3

 ハっと気づいたら14時間さぼらずに労働してた。
 労基法…?
 寝る。

 残念ながらあたしにはよくわからんかった。
 けどそれでも本仁戻が好きだ…。

2008年09月13日

榎田尤利『獅子は獲物に手懐けられる』

 というわけで、いくら睡眠時間を確保しようと、残りの時間ほとんど労働というのは、やっぱり身体がついてかないのだなあ、と改めて思ったのでした。や、論文書いてるときとか、ずっと集中してらんないのも当たり前なんだよなあ、と…うまく休憩いれなきゃなんだよなあ、とか、何今頃気づいてるんだろうか(笑
 秋葉原まで行ったのに、ムダヅモなき改革がいまだ手に入りません☆しょうがないのでアマゾンで注文した。

  『犬ほど素敵な商売はない』のペット派遣会社ペットラバーズのシリーズ。第二弾が出るとは思っていなかったので、びっくり&うれしかったですv

 ある日自宅マンションに帰ったら、突然偉丈夫に襲われる医者(呼吸器科。獅子のような偉丈夫は義兄のさしがねで、医者の同意がないのだと知ると引き上げていった。けれども後日、こんどは義兄がつれてきた獅子に、義兄の目の前で抱かれることに。医者は子どものころにおきた事件のために、義兄に逆らえないのだ。そんな医者を、獅子のような男はガゼルのようだと言って云々。

 うーん、全般的にそこそこ面白かったんだけど、ひっかかるところが一カ所ならずあったし、『犬』のほうが好みだったなあという感じ。

 まず、いくらなんでも義兄が最悪的にひどい。医者がうけてきた仕打ちの質、年数、物語内でのエスカレートぶりをリアルに想像すると、ものすごく不愉快で胸クソ悪くなる。昔の事件にかんするオチも最悪だが、これは受けのためでもあるのか…。
 こういう最悪な人間として書かれてるのも、受けのかわいそうぶりを描出するためだけ、でなければいいかなあとは思うんだけど、ラスト近辺の母のこととか、マンションでの事件とかはやりすぎな感がどうしてもある(ラストのは解決手段もちょっと都合良すぎたから、そういうのもあってなんかなあという感じだ。

 攻めは、ペットの第二弾でいきなり獅子か、というのは面白かったんだけど、キャラ描写がいまいち。たびたび獅子と名指されていて、外見もそうらしいのに、なぜかあまり獅子的な印象を感じられなくて、個人的にはそれが一番ネックだった気がした。獅子ぽいとか、傲慢ぽいとか、「獅子」「傲慢」という言葉そのものでしか書かれていない感じ。もっと言葉とか行動とかから、獅子らしさ・傲慢さを書いて欲しい。
 『犬』は犬の犬っぷりがすごく好きだったから、余計そう感じるのかもしれない。
 あと、医者への気持ちはもうちょっと丁寧に書いて欲しかった。わりとよくあるイケメンがかわいそうな受けにほだされてこんな気持ち初めて、という定型としか感じられなかった。

 受けは最初の頃の呼吸が苦しくなるような設定はどこへ行ったんだ。

 獅子の友人で、もとペットラバーズのペットというのは、もちろん犬なんだろう。モデル事務所に所属してる友人も同一人物だろう。が、バイク事故にあって肩を骨折してるなんて…飼い主は何をしてたのだ(笑

 というわけで、ペットラバーズの設定は好きだけれど、この設定を活かしてくれなくては仕方がないし、『獅子』は義兄の不愉快さにくわえてその意味でも微妙だったなあ、という感じだった。

2008年09月14日

明治カナ子『生まれ星』

 今更すごいことを知ってしまった。きつねは、デスクトップにドラッグ&ドロップで、画像保存できるのよ!こんな便利な機能、もっとはやく知っておきなさいよ自分!

 『三村家の息子』シリーズの三作目で最終巻。
 なんというか、よかったね…弓も敏も。二作目の『出来の悪い子』の後半とか、どっちもものすごいぐるぐるだったし、読んでてしんどかったので、よかったなあという感じ。
 弓は鈍くて恋愛にかんして幼くて敏にたよりっぱなしで、でも兄へのコンプレックスとか家族の期待とかの自分ではどうしようもない原因もいっぱいあって、敏は敏で自分になついてくる幼げな弓の一挙一動にふりまわされっぱなしなのはかわいそうで、でも弓を突き放そうとしてみたりしてあんまり弓にシビアなのはちょっと弓もかわいそうで、というぐるぐるが、弓のそれこそはりつめた矢のようなまなざしで一気にばっと裂けたような、そんな結末だった。

 弓とか、ニブくて攻めがイライラするのもわかるんだが、でも環境のせいというのがかなり大きいから同情してしまう、というのは『キモチの行方』『リアル1/2』と結構多い感じの受けだね。
 あと敏はタレ目だったんだね。

 矢によってひらかれた世界では、弓も敏もものすごいニコニコでれでれで、なんかすごいかえって恐くなるようなしあわせそうな顔で、でもそれはそうなんだろうなあ、という感じだった。足にキスされてすごい笑顔な弓とかなんかスゲエなあと。もうちょっと後日談も読みたかった。

 それはいいのだが、三巻分も精神的なぐるぐるが続いた後で、最後にあれ、なんというか…まあいつもの明治カナ子だなって感じなんだけど、今までそういうのゼンゼンなかった作品がいきなりポルノになったよなあ、って感じで、なんか違和感あったなあ。

 それにしても、明治カナ子は正直絵はあまり好きではないし、話も前のほうが好みだった気がする(というか、初期の『キモチの行方』がいまだに一番すき)けど、やっぱすごい漫画家だなあというかあたし好みの漫画家(なんというか、独特で代替のきかない世界を書いてくれる漫画家)だなあと再確認した。

2008年09月15日

大魚YUKKA『君を永久指名!』

 表題作は、ナンバー1ホスト×新人天然ホスト。内容もそのままというか。
 あと、バンド内でオレ様なボーカル×ギター?とか、年下わんこ美容師×営業さん?とか、居酒屋バイトが面倒見のよい客に惚れておいかけて電車の中とか、倦怠期かと思ってがんばる受けっ子とか、高校の同窓会後に、とか。

 全体的に、正直可もなく不可もなくという印象だったのだけれど、ここのところ漫画のほうのBLの新人さんの期待値が下がり続けていたので、これくらいなら全然今後に期待できる感じ、というか…上から目線ですみません。あ、でもどのお話も物足りない感じがすごくしたので、連載物を読んでみたいと思った。

2008年09月17日

大和名瀬『教師も色々あるわけで』

 大和名瀬のいいとこ(当社比)がいかんなく発揮されてる感じで、とってもよかった。
 二年目にて、二年生の担任の小学校のせんせいは、真面目でよく頑張ってるのだが、ヘタレだし不器用だしとっても空回り。となりのクラスのイケメン先生は、自然体でクラス運営もうまいし、先生生徒保護者に大人気。そんなイケメン先生が実はゲイだと知って、警戒してしまうヘタレ先生だが云々。

 何より(笑、ヘタレ受けの先生がしっかり大人顔のままで、とってもよかったv
 あれだ、大和名瀬はモブキャラにかわいい子どもがいっぱい出るような設定があってるんだ、いろんな意味で。脇役に子どもがいっぱいいれば、きっと子ども書きたい欲(推定、笑)が満たされて、受けは大人のままでいられるんだ。子どもキャラがお話の雰囲気もよくしてくれるし、一石二鳥じゃないか、きっと。

 そして、そのヘタレ受け先生が、イケメンゲイ先生をショタかと警戒したり、偏見を反省したり、理解しようと頑張ったり、もうとにかく真面目ですっごくいい。そして、そんな真面目ヘタレ先生の不器用な真面目ぶりにめろめろなイケメンゲイ先生も、すっごくイケメンなのですv(何を言っているのかわからないと思うが略
 二人とも、ずっと相手のことを先生付けで呼んでて、丁寧語で話してるのも、真面目感があふれててよいですvあたしは真面目なキャラが、真面目に拘泥してしあわせになるという話がすっごく好きみたいです(笑

 そんな二人のキャラを活かしつつ、小学校という場を活かしつつなお話づくりが丁寧で、すっごく面白かった。続編があるそうなので、楽しみですv

 あと、併録の短編も、偶然にか先生ものなのだけれど、これもすっごいよかった…!!
 自分にキャーキャーいう高校生たちはうるさいそれより勉強してくれよ、と思ってるイケメン予備校教師が、自分に気があるらしい男子生徒に、はやく告白してこいきれいに振って勉強に集中させてやるから!とか思ってるのに何も言ってこないので翻弄されまくり、なお話で、大和名瀬らしいちょっとエキセントリックぽい攻めがとってもよいのですv

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 あれ?あたしの好みって、エキセントリックもしくは超真面目、の二択ですか…
 …そうかもしれない(笑

2008年09月18日

斑鳩サハラ『官能のブルー・マンデー』『誘惑のブラック・ベルベット』

 PC買った頃にはデュアルコアとか喜んでましたが、最近ではモバイルクアッドコアとかいう恐ろしい製品があるようですね。ちなみにデュアルコアは、熱くて消耗はげしそうで、どうなのかなあとか思い始めてます。うーん。

 ブルーマンデーだけ画像がないので、ビブロス版の画像を代用してます。
 総じてライトなお話だったけど、一作目のほうが面白げだった気がする。

 商社を突然リストラされてしまった挫折したエリートが、初見のバーでぐちってたらマスターは高校時代の同級生でした。そこで働かせてもらうことになったのですが、彼は実はゲイでバーもそれ系のひとのたまり場になってまして云々。

 受けはちょっと天然というか、なんというか。両親の会社が倒産したり、リストラされたり、父が倒れたり、攻めがゲイだったりいいよられたり、かわいそうなのにかわいそう受けではない気がする。よく考えたら波乱万丈なひとなのだが。

 攻めは小町という名字がかわいくていいですvしかし、二丁目の有名人でモテモテのユースケというのは、魔性のゲイ様とかぶっている気がする…。ダテ眼鏡設定はあんまし意味がなかったような気も。桜城ややの絵的にはいいですけど。怒らせるとデストロイヤー?なのかな。実家の設定とか友人たちとかふくめて、イメージが沸きにくいスーパーマン攻めという感じだった。

2008年09月20日

寿たらこ『GARDEN』

 BLではないが、人間を喰らう天使のお話「ガーデン」、平行世界横断愛の「クロックダウン」、キリストの血をめぐる「ドグラマグラ」と、寿たらこのSFが一冊になってまとまって、愛蔵版的なおもむきでございます。
 表紙がデッサン微妙なので、ちょっと残念です…

 三作をつなぐ小さなお話が書き下ろされていたが、…大混乱(笑。ひとつひとつのお話がムズカシイのに、全部一緒の地平で理解しろというのは酷です。単純に、それぞれのお話の後日談として考えればいいのかもしれないけど。

桃季さえ『デリシャス+プリンス』

 この作家のコミクスを買うのは初めてなのだが、『それならハートにきいてみろ!』をシエルで見てちょっと気になったのと、『デリシャス』の第一話もシエルで見たのとで、読んでみた。

 なんかすごいかんじの全寮制セレブ高校に、外部から入学したら、ルームメイトを見つけてこいとかだまされて独り者を探しに行くハメになりました。やっと見つけた独り者は生徒会長で超人気の王子でしたが、そんなこと知らずにプロポーズしたら、王子が気まぐれなのか引き受けてくれちゃったので、大変な学校生活がはじまりまして云々。

 ありがち設定展開で、王道なので結構面白かった。ただ、キャラも多いわりには一冊で終わっちゃって、なんか消化不良。主役CPもあんまし掘り下げられてないし。こんだけCP予定があったってことは、もっと続く予定だったんじゃないのかなあ。打ち切りなのかな。残念。

2008年09月23日

PIED PIPER TOUR@Zepp Tokyo

 なんかサーバのちょうしがよくなくて、ご迷惑をおかけしました&更新できませんでしたが、おとといはいい夜だった!

01. パイドパイパー
02. ノーサレンダー
03. ミスタードルーピー
04. ターミナルヘヴンズロック
05. ニューアニマル
06. バビロン天使の詩
07. アクロスザメトロポリス
08. トーキョーバンビ
09. ゴーゴージュピター
10. ビスケットハンマー
11. キムディール
12. トーキョーゾンビー
13. ラストホリデー
14. 日々のうた
15. トリップダンサー
16. メロディ
17. レディバードガール
18. パープルアップル
19. ザッツアワンダフルワールド
20. フィンガーポストマジック
21. ウィニンカムバック!
22. ポイズンロックンロール
23. ランナーズハイ

EN1
01. 確かめに行こう
02. ブルースドライブモンスター

EN2
01. この世の果てまで

 もとい、おとといもいい夜だった!
 パイドパイパーツアー二公演目にいちきましたv
 今回はマリィさんとご一緒しましたv

 前日の雨がもちこされた感じで、ときおり強い雨が降ってました。ライブ前に物販にいって、新Tシャツとか買った。あ、バスターくんのぬいは結局三色全部買っちゃった。怖かわゆいvその後マリィさんとお茶をして、まき毛のことロンゲの子の冬について検討しつつ、入場を待つ。

 セトリは前回よりもよかった気がするなあ。
 やはりパイドではじまるのはいいし、ノーサレンダーもむしろ二曲目に入れたほうがいきいき。
 ターミナルヘヴンズロックはパイドにすごくよく合うと思うし、久々に聞けてうれしかったv
 ニューアニマルはやはりライブ映えする。
 バビロンなんていつどこで聞いてもサイコーだ!
 バンビはかわゆいし、ジュピターもかわゆいし、ビスハンもいいし、そうしてキムディール!大好きだ!街にあふれる、あの、くだらない歌じゃない!しかし位置がわるくて、ウインドミル奏法が見えなかった…(涙。あれ大好きなのに。
 トリップやるなんて!でも結構聞けてる気がする。そんなにレアでもないのかな。
 新曲は、へんなイントロへんなAメロはすごくよかったけど、サビがちょっと地味かも。アルバムには入らなさそう。というかシングルでもないかも。どうだろう。
 レディバとかもかわゆすぎ。
 パープルアップルは、またクラップ失敗した気が…ていうか、みんな間違えてた気がする(笑。これ、イントロがふつうにロックなんだなあと改めて気づいた。
 ザッツアワンダフルワールドもいいよね。
 フィンガーポストはやはりライブでは結構好きだ(笑
 再短曲ウィニンもいつ聞いてもいい曲だ!
 ポイズンも完璧。しかしやはり、短い…(笑、ライブ用のロングバージョンがあったらいいのになあ。
 ランハイのクラップもみんな結構ちがってなかったかな。

 アンコールで確かめに行こうはすごすぎ!カッコよすぎ!そんでブルドラなんてアンコールとはおもえないくらいの大盤振る舞いじゃないか!どっちも大好きだ!!

 前回も書いたが、ピロウズの魅力のひとつであるヘタレラブソングについて。
 マリィさんが、レディバの歌詞で「キミに会いたいな。理由がなくちゃすぐ会えないなら、何か考えなきゃ」とか歌ってしまうのはピロウズくらいだ、というようなことをおっしゃって、そうかこういうとこがピロウズらしさなのかもなあと思った。別に突飛でもないけど、歌になりようがないような、ていうか隠しておきたい恋のみっともない部分を、こんなにカッコよくかわゆく(当社比)歌ってしまう。
 っていうか、キムディールもものすごいヘタレだと改めて思って。「僕を見て、捨て猫のようなキミが甘える幻に酔っている。雨の日に傘を二つ持ってウロウロしてる、あの犬は僕なんだ」捨て猫のように「僕」が甘えたら、ふつうのJポップになるんだと思うんですが、あれ?今のぜんぶ妄想だったですか!(笑、という。大好きですv

 しかしほんとピロウズはこんな名曲ばっかつくっちゃってどうすんだって感じだ。あとあたしはさわおの声が(も)大好きな気がしてきた。

2008年09月24日

いつきまこと『変愛事情』

 イケメンモテモテの兄と平凡な弟の表題作とか、いろいろ短編集…なのだけれど、異様に短い作品が多い気がした。表題作が16Pとか、12Pなんていう作品もある。と、実際P数も少ないのだけれど、つまりはうまく短編を構成できてないということでもあると思うし、物足りないという以前の段階の作品ばかりで、あんまり記憶にも残ってない。絵もお話もすごくダメではないものの特筆すべきとこがある感じでもない…。

いつきまこと『両想い始めました。』

 会社の外まではただらけなのです。いったいどういうことでしょう。

 修行中の恋のキューピッドに出会った大学の先輩後輩、な表題作とか。
 感情を出すのが苦手なピアニスト同級生とか、ひみつのカードから出てきたお助け妖精と大学院生とか、社長と凡人青年の変態的なおつきあい(ノリが桜井しゅしゅしゅっぽかった)とか。
 長めの作品では、上記ピアニストのとかちょっといい感じの作品もあった。ギャグがあまり合わない気もした。

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 初めて読む作家の、それも新人さんの本をいきなり二冊も買った自分はばかです。
 と思っていたら、今日もまた気づかずに初読作家の本をいっきに二冊買っていた…ばかばか!

2008年09月27日

池戸裕子『年下の男』

 オフィスのあるビルのエレベータで出会った年下リーマンに口説かれたのですが、彼は実はインターンの大学生で、インターン中に恋人をつくれるかどうか友人を賭をしていたのです!!

 こういう梗概だと、受けの年上美人はクールというか排他的なんではないかという先入観があったのですが、けっこう社交的で友達も多く、だから年下の友達も受け入れたのだというような感じでした。それはいいんですが、しかしあんまし社交的な印象は感じられず、かえってキャラがよくわからないというか、特に特徴のないキャラになってしまった気がする。

 攻めもとくに魅力がないというか…、ていうかそもそもこの設定なので、ネタがバレた後は受けが怒って攻めが必死にくいさがるわけなんですが、もうね、受けと友達のドライブに無理矢理押しかけたりとか、後半は読んでてきっついキャラになってしまった。こういう展開しかないだろうとは思うんだけど、それにしても受けの立場からも攻めの立場からもきっつい言動ばっかりで、最後のほうは流し読みしてしまった…。

2008年09月28日

仕事だっつーの。

 あたし
 クロエ
 仕事?
 ガテン系
 まぁガテン系ホワイトカラー
 土日?
 まぁ
 当たり前に
 土日も仕事
 てか
 休日なわけないじゃん
 みたいな
 仕事は
 大量
 てか
 あたしが増やし
 ちゃった
 みたいな

 …疲れているんです。「あたし猫」は面白かった。

フジミ・タクミ/J庭に参加します。

 あたし
 クロエ
 なんか疲れておかしく
 なってる
 みたいな

 それはともかく、10月26日のJ庭にサークル参加します。スペースはタクミくんですが、フジミとタクミの本をもっていきます。スペースナンバーや頒布物にかんしてなど、くわしいことはこちらをご覧ください。
 なんも買わなくてもぜんぜん構いませんので(ほんとに、気軽に遊びに来ていただけるとうれしいですv

 てか
 タクミ
 新刊出す予定
 なんだけど
 大丈夫
 かな
 みたいな

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