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2010年04月01日

『b-Boy HONEY 3 不細工特集』

 なるべく読んだ順序でアップしていきたいのですが、ちょっとこれを先に。

 第二弾が…!(笑

 国枝彩香は、巻頭カラーが非常に美しく、見開きブサイクでおかしかった。お話は…ファンタジーで、ブサ専浮気性美人が91分けのブサイクを落とす話しなのだが、ラブがない…(笑。受けが容赦のないブサイクなのはいいけど、やっぱそうするとギャグになっちゃうんだなーと思った。
 大本命はいつも通り(笑。
 遙々アルクは初めて読んだ気がする。デブメガネが社内のイケメンノンケに恋をする話なのだけれど、ちょっと短すぎた。
 池玲文はやはりSFのひとなんだな。イケメンがちっちゃいおデブさんにめろめろなのだけれど、おデブさんはしかしかわいかった(笑。これは続きが読みたい。
 草間さかえは記憶喪失のイケメンと、元同級生のいじめられっこメガネの話で、面白そうだったけど、説明不足すぎた。あとメガネくんはブサイクに見えないし、いじめられっことは書かれていたけどブサイク設定も書かれてなかったのでちょっと違和感があった。
 高野イコという作家さんは初めて読んだけれど、イケメン同級生がヒマだからおデブちゃんを惚れさせてからかってやれーという話でわりとオーソドックスだった。イケメンがオチでいきなり包容力のある攻めになってるのはちょっと都合がいい。
 七織ニナコという作家さんも初めてだったけれど、イケメン同級生とニキビに悩む少年の話。攻めフィルターでは少年が美形に見える、というのはなんかブサイクを乗り越えてない感が…。
 琥狗ハヤテは、いつも通り(?)お社の鼠の神様とお参りに来る人間の話で、鼠の神様はたしかにそばかすだけれどちいさくてかわいい…ラストがせつない。
 新田祐克はちょっと絵がニガテなのだがお話はオーソドックスだった。オンラインゲーム制作会社のネクラメガネくんがやたらからんでくるイケメン同僚をうざがりつつ、親切なイケメンに恋しつつ、ゲーム内の友人に相談するという。

 というわけで今回は日高ショーコめあてで購入したのだけれど、もとブサ美容師×ブサ専ウェブデザイナーのかわい子ちゃんの続きでも、新作でもどっちでも興味があるなと思っていたら、前作の続きだった。(一般的な)イケメンになってしまった攻めが、受けのブサ専に悩む話で面白かった。野球部のエースだった元イケメン同級生がデブってて、受けがあいつはブサイクだったのに整形したのかな…とか目をキラキラさせているのが可笑しい。ちょっと絵がいつもより雑な気がしたけど、それも効果なのかもしれない(笑。しかし続編あるんだったら、このCPでコミクス出してほしかったなあ。まあ、コミクスに前作収録した時点では、続編が決まってなかったのかな…。

 ということで今回は、
  デブ=3
  地味メガネ=2
  ニキビやそばかす=2
  元ブサイク=1
  確かにブサイク=1
  ブサイクだけれど二次元だとかわいい=吉田
 なので、デブ設定多いなあ。もうちょっとバリエーションあってもいいかもしれないけど、思いつかない…(笑

2010年04月02日

和泉桂『宵星の憂い 桃華異聞』

 シリーズものらしいのですが、これまでの作品は未読なのです。
 某国皇帝の寵姫でありながら、衛兵とつうじて皇帝の逆鱗に触れ、男妓にされてしまった受け。もともと愛なんて知らないし、常連さんの一人が親切だったりして、それなりに過ごしていたのですが、優しい常連さんの兄がくだんの衛兵だったのですよ。受けを恨み、受けにいれこんでる弟の将来を案じる衛兵は、受けをせめさいなんで云々。

 シリーズものらしく、世界観がしっかりしているのはよかったのだけれどちょっととっつきづらくもあった。男妓ってなんかすごい言葉だし…。あまり重要ではないキャラの名前が結構出てきて、前作とかのキャラなのかそうでないのかとか考えてしまった。楼の若き主人とかはこれから主役になったりするのか…でも相手があの人ではメインストーリーはないのかな。あと、黄梅楼は男妓専門の娼館ということだけれど、SM専門という付加価値は必要だったんだろうか…。他の作品で活きる設定なんだろうか。

 設定などはともかく、基本的な部分はベタだったなあ。愛を知らない受けが心を得ていく、という。や、面白かったしベタでいいんだけど(笑。
 受けが目を潰されるよりもと男妓になることを選んだ理由が、わかりやすくベタで、でもよかった。攻めの気づき方はなんかもうちょっとド ラマチックでもよかったんではとは思う。
 前半、それぞれの心情がよくわからんかった。受けは、どうしてあの時攻めと逃げよう何て思ったんだろう…とか自分の気持ちがよくわからない、と言うのだけれど、それは愛を知らないキャラだからなんだろうし、あと昔の事情は回想で次第にあかされていく形式だからわかりづらいだけなので、受けの場合はむしろわかりづらさが演出になっていていいと思うのだけれど。
 攻め兄弟は単純によくわからない。兄は再会までは申し訳なく思っていたというのがよくわからん。なんでそれまで救いに来なかったんだっけ?
 弟は受けのことをほんとはどう思っていたのかよくわからん。後編というか兄エンドのために都合いいキャラになっちゃった感じ。兄弟3Pが、展開上かなり受けをおとしめる感じでキツかったのだけれど、その後あっけらかんと対応できる弟にはちょっと引いた。

2010年04月03日

葛井美鳥『ビフォアデイライト・ラブ』

 これは少し前に読んで、感想を書くのを忘れていた。
 『アフターモーニングラブ』のスピンオフだそうなのだが、前作読んでたっけ…過去ログ見ると、読んでましたね。忘れてた(笑。

 ヤクザの若頭×若頭がオーナーしてるバーのやとわれ店長。
 親の借金 返済に苦労してるところを若頭にひろってもらって、若頭のまったりできるバーを営業することに。若頭は何も言わないけど、いざというときには若頭が逃げる ための盾となるぞと覚悟をきめていたのですが、実際にそういう場面になり怪我をおったら若頭はホテルに受けをおしこめて云々。

 CPから、『失恋 マニア』シリーズの名倉×敦也ぽいんじゃないか、そしてそれはあんまし読みたくないかも…と思ったのだが、そんなこともなかった。ちょっと展開ゆっくりで 物足りない気もするけど、よかった。ラストシーンとかも、余韻があっていい。その分ちょっと淋しくてやっぱり若干の物足りなさもあるんだけど。
  あと受けがこの作者のわりには大人っぽいのがいい。長髪も好き。

 ケモミミリーマンの話もかわいくていいので、シリーズ化してほしい(笑。あと、 またちゃんとした耳がはえるといいな。

2010年04月04日

西炯子『ひらひらひゅ~ん』3

 合宿で頑張ったり、メガネキノコくんに彼女ができたり。
 特に合宿とか、のんびりこれまでのペース派とやる気になっちゃった派がちょっと対立したり、他校とのいざこざや交流があったり、今回はいつもにもまして青春~という感じでよかった。

 あとこないだ『魔法使いの娘』のために本誌を買ったのだけれど、次は主人公の801ぽい話になるみたいで、ワクワクなのです。でもまたニア801どまりかな…。

2010年04月05日

凪良ゆう『全ての恋は病から』

 サークルの後輩×先輩。
 マンションのとなりに越してきた王子系美人先輩は、周りにはがんばって隠しているけど実は汚部屋住人でした。後輩はゲイで、人肌に触れてないと禁断症状出てくる病気なのです。そんなわけで、先輩の部屋を掃除するかわりに、先輩を思う存分もふもふさせてもらうことになりました。後輩の好みはかわいい系なので、美人で性格もキツい先輩には興味がなかったはずなのですが、だんだん先輩のかわいげが見えてきて、云々。

  …それって面白いの?萌えるの?とかなり半信半疑だったのだけれど、意外と面白かった。ちょっとヘタレめだけれど三つ子の弟大好きな攻めが、ダメダメ受けの面倒を見て甘やかすことを心から楽しんでいるのとか、美人王子受けのダメっぷりのかわゆさとか、よい。
 ただそれにしても、ここまでピンポイントな設定というのは無茶すぎる気がした。この設定に納得するのは結構たいへんで、そこでつまづきかねない危険性すらあると思った…。受け入れちゃえば面白く読めるんだけど。

 そして…、『夜をわたる月の船』の時も思ったが、汚部屋は文章だけでも恐ろしい…。青いカビが舞い上がるとか、文字だけでも勘弁してくれという感じだ…(涙

2010年04月06日

ユキムラ『人に言えない間柄』

 年齢ごまかして出会い系で会った年上美人は、実は通ってる高校のせんせいだったみたいでして。
 先生としての対 面も保って身をひこうとしつつ生徒の攻めが好きな受けと、攻めを困らせたくないけど攻め大好きな受けと、ダメ人間な二人とで、かわゆかった。

 その攻めの友人は、父の再婚相手の連れ子兄が好きで、ずっと我慢はしていたのですが…という感じで、これもかわいかった。

 しかし全体にはちょっと軽かったかなあ…作家さんの作風でもある気がするけど。他にも二編あったけれど、こっちも薄目だった。

2010年04月07日

鈴木ツタ『WORK in』

 仕事のできる年上上司はちょっとニガテ、だってかわいくて困っちゃうんだもん…という1CPめは、ノンケ上司とゲイ部下が互いに困って遠慮したりがんばったりする感じでかわいかったのだが、なんだか全般的にポエムが多過ぎだった…。こんな作風の作家さんだったっけ。ポエムが多くてキャラの掘り下げが物足りなくて、あとくっついてその後どうなったのかももうちょっと読みたかった。

 その受けの行きつけのゲイバー常連の、舞台の大道具をしている・恋がしたいイケメンゲイ×バーの近所の・よく見ると美人な子持ちタバコ屋さんは、タバコ屋さん実はゲイかもしれなくて、でも攻めはどうせ趣味じゃないんでしょ?とか攻めの浮き沈みが激しかった。受けが指摘するように攻めが独りよがりな面もあって、やっぱりその辺りはポエム的。でもタバコ屋さんの娘とか面白かった。これもくっついて終わりっぽいのでもうちょっと読みたかった。

2010年04月08日

夜光花『二人暮らしのユウウツ―不浄の回廊2』

 よもや出るとは思わなかった『不浄の回廊』の続編で、すっごくうれしい…!
 のだけれど、タイトルが軽くて残念…!…今回も担当さん作のタイトルらしい(笑

 イケメン塾講師×霊能力もちの天然ボケフリーター。
 前巻までに、呪われて黒い影をせおい人を遠ざけていた攻めが、攻めにめろめろの天然に助けられて、くっつきまして。
 今回は、同棲することになったふたりですが、ふたりの元同級生が攻めにアタックしたり、以前攻めがナンパした女性が攻めの子どもを産んだとか言ってきたりなんだりなのです。

 攻めは、前巻では、受けキモいだのウザいだのいいながら、受けの料理が大好きでほだされた…という感じだったのに、後書きにもあったように、今回はキモいだの言わなくなってあんまり受けをいじめなくなってしまったので、なんだか違和感があった。というかむしろもう受けラブラブで、堂々としてて受けのためにわりとあれこれ行動するので、違う人みたい(笑。でも暗い影が消えたのと、自分を助けてくれた受けには誠実にありたい、という気持ちから、いい方に変わったということなんだろう。けど未だに他の人には、外面はとりつくろうようになったけど基本冷淡で、けど受けにはすごい優しいので面白い。
 あと、すきとか一言言うだけでもテレまくって、あげく誕生日にすきって20回言う約束をさせられて、夜中にうなされて飛び起きるほど悩むのがかわいい(笑。未だにかたくなに霊的な現象を信じようとしないのもかわいい。

 一方受けは、霊能力のために社会とあまりかかわってなくて世間ズレしてなかったり、攻め大好きだったり、攻めへのちょっと天然な言動がおもしろかわゆかったのだけれど、今回はこれもあとがきにもあったように、話の展開上攻めへの嫉妬ばっかりで、取り憑かれてめっさマイナス思考になったりするので、ちょっと視点人物としてキツかったし、この受けの脳天気でかわいいところがあんまり出てなくって残念だった。

 そんなわけで、受けのかわゆい話をもっと読みたいので、さらなる続編を希望なのですv
 あと、やはりこの絵師さんはとってもうまくていいなあと思いました。

2010年04月10日

よみさし。

 名倉和希『閉ざされた初恋』。両親の借金のため、パトロンにひきとられた受け。18歳になったらパトロンと寝なくてはならないのだけど元借金取り(だっけ?)の初恋の人が必ず救い出してあげるとかゆって。…ってさ、パトロンはエロオヤジだと思うじゃんか。美貌のおばちゃんだなんて…なんというか、怖くて…パラパラ読み流すしかなかった…。

 秀香穂里『桜の下の欲情』。日本画家×編集者。受けは宇宙科学の雑誌がつぶれてエンタメ雑誌の編集になって、著名画家の担当に。この作家さんはやはり仕事の描写に違和感を感じることが多い。そしてキャラがひとりよがりな感じ。面白みが感じられなくて、後半は読み流してしまった。

 ひちわゆか『奥さまは18歳!』。さえない旦那様×高卒で主夫になった受けはヤクザのあととり。なんか、壮大なプロローグみたいだった。旦那様とどこで知りあったのか、どういう関係なのかとか、ぜんぜんわからんかった。オチは途中で見えたし、受けは元気で頑張り屋でちょっとツメがあまくて、あんまり魅力は感じられなかったのだが、攻めはよくわからんので受けよりももっとどうでもよい感じだった。

 雁須磨子『猫が箱の中』。小学生 ×高校生。ネコを介しての交流は、なんかあざとくていまいちだった。高校生のセンパイのが平凡だけどいいじゃん…と思ってしまった時点で、メインの話がますます微妙に感じ、読まなくていいかなという気になってしまった。

 松崎司『夜来香』。中華街の術師の戦いみたいな。古い作品なんだね… ちょっと絵もお話もこなれてなくてキツかった。ていうかこれBLじゃないよなあ…。

 仲唯由希『恋の依頼』。探偵×誰かにねらわれてる受け。プラチナ文庫のフェアに応募するのに冊数がたりなくて買ったのだが、文章が淡々としすぎてて作文みたいでツラかった…。受けと攻めの出会いも唐突すぎ、唐突なのにふたりともなじみすぎ。あと、受けを狙ってた犯人がむちゃくちゃすぎ。

2010年04月11日

二宮悦巳『ももいろ倶楽部にようこそ』

 冷蔵庫に入れておいて飲んでなかったショコラブルワリーをやっと飲んだんだけど、だいたい予想通りな感じでおいしかったvでもこれって期間限定なの?来年も販売されるといいなぁ。

 もしかしてこの作家さんのコミクス買うの初めてかも…。

 中古エロゲ買ってさあやるぞと思ったらBLゲーで、頭に来てコンセントひっこぬいたらなんか画面からキャラがでてきてリアルBLゲーになった。
 …そんなバカな(笑。こういうの大好きです。以前本誌で見かけてよくわからんかったのですが、コミクスで読んでも設定ゆるゆるだしCP不透明だしでよくわからんのですが、面白い。

 チューターぽい髪のあおいこがメインCPなのかとか思いつつ、しかしリア友に似てるメガネくんというかそのリア友がメインCPになるのか、ドイツ執事もいい感じとか思ってたら兄→主人公ネタがふってわいてきて、執事×兄CPとかになるのか、なんだかカオス。きっと着地点決めてないんだろうな(笑。ちょっと不安ですが、続きも楽しみ。

2010年04月12日

西尾維新『化物語』上・下

 ところで先週末、時期をはずした(ライトアップは終わってた…)けれど千鳥ヶ淵で夜桜を見ましたv

メガネ「おい…男ふたりで夜桜って、流石にちょっとどうだよ?
イケメン「いいだろ、別に。つまんないこと気にしてんなよ
メガネ「でも、知っている奴に会いでもしたらどうするんだ
イケメン「大丈夫、誰も俺らなんか見てないから。ほら、みんな桜しか見てないって
メガネ「そ、そうか…?
イケメン「ああ、ほら、安心してお前もちゃんと桜見てろよ
メガネ「ああ、そうだな。せっかく来たんだし…、でも、
イケメン「なんだよ?
メガネ「…お前も俺ばっかり見てないで、ちゃんと桜見ろよ…

 …ということは残念ながらなかったのですv

 ところでこれは去年人に借りて読んだのですよ。

 今のラノベってこういう感じなのかー、というのがよくわかったのでよかった。なんというか、萌えキャラと、ちょっとそれっぽい知識とか、独特の文体とか、ああこんな感じなんだなあと。や、この作品にラノベを代表させていいのかどうか知らないんだけど。
 あと、物書く人は、程度はどうあれ中二病じゃないときっとやっていけないだろうなあ、とか思った。

 結構面白かったけれど、戦場ヶ原さんに萌えられなかったので、ちょっと乗り切れない感じだった…男の子ならまだしも、女の子のツンデレなんて…!ツンデレはイケメンメガネでなければ!(笑

2010年04月13日

空知英秋『銀魂』33

 なんか今回はちょっといまいちだった。
 陰陽師編は、なんかすごくいま一つ感がした…もったいない感というか。なんか一味足りない。やっぱり結野アナじゃないキャラ中心にしてまわしたほうがよかったような気がした。でもお天気対決というネタとか結野と巳厘野という名前のくだらなさは面白かった…。巳厘野がなんで助かったのかとかよくわからんかった。
 サンタクロースネタはまだ続くのかな?

2010年04月14日

藤たまき『夏の名残りのばら』

 全プレ全サとかの情報もかくといいかもしれない。
 今日は麗人festaの小冊子・sideAがとどきましたv…ちょっと薄いけど400円だったから仕方ないか…。
 少し前にはCharaの大和名瀬・無口な恋の伝え方小冊子がとどいたのだけれど、こっちもちょっと薄かった…500円だったけど…。なんにしても同人誌よりよほど高いよなあ。

 評価高いみたいだしバイオリンの表紙なので興味を惹かれて買った。
 お話自体はすごくよかった…のだが、これはBLなのか…???ニアBL時代のキャラの作品なのかなあ。

 かけだしバイオリン職人のデータと、飲んだくれのあやしい男・アッシャに養われてるバイオリンの天才ルース。ルースは有名教師にその才能を見出され、ルースがバイオリンをひくのをいやがるアッシャをごまかして音楽学校に入るのだが、実はルースの亡き兄マリスが一世を風靡した天才バイオリニストだったと知って云々。

 お話の筋自体は前述のようによかったことはよかったんだけれど、わりとありきたりで先が読めて、兄の名声と周囲の勝手な期待とかに潰されかけて、でもデータやアッシャの助けで自分の音を取り戻す、みたいな(ネタばれですが…。
 しかしそれはともかく。…データとルースは結局親友どまりなのか???と…。
 あとアッシャとルースの関係が最初は不透明だったので、これでデータ×ルースはニアCPどまりでアッシャ×ルースだったらどうしよう…と思っていたら、アッシャはしっかり保護者だったのでよかった。
 というか、むしろアッシャがルースの保護者をしているのはルースの兄マリスのためでもあったので、ていうかこのアッシャ×マリスの兄CPのほうがむしろちゃんとBLぽくって、すごくいい…!天才ではかなげで弟のために孤軍奮闘なマリスと、天才でたぶんマリス大好きででも見守るしかできないアッシャ…ステキだ…!でもアンハッピーエンドが確定してるしスピンオフとかはあまり読みたくないな(シーナのホライズンみたいに。

 アッシャのストラディヴァリウスがコーヴェットって書かれてるんだけれど、調べたらこれほんとにあるのね…ちょっと違和感があるけれど、しかしストラドと書かれている以上、架空の愛称つけられてもやっぱり違和感があるかもなあ。

 あと夏の名残りの薔薇って曲もほんとにあるのかな…と思って調べてみたら、庭の千草のことだった。あれアイルランド民謡だったんだね。原題は"The Last Rose of Summer"というんですな。こういう翻訳ものの童謡っていいよね。

2010年04月15日

天城れの『鬼に発情』

 ダメ生徒×メガネ鬼教師。
 亡き恩師への恩返しとして、その一人息子の保護者をかって出たメガネ教師。学校&家での厳しい教育に、しかし生徒は発情してしまい云々。

 この受けは男らしくていいなあ~。
 攻めは最初はチャラ男っぽい感じだったのに、ものすごい勢いでヘタレ化がすすんで後半はただのアホの子になっていた…。面白いから別にいいけど(笑。
 ていうか攻めのアホ化とあいまって、途中からほとんどギャグ漫画化していた気がした。これまた面白いから別にいいんだけどね(笑。

2010年04月16日

三池ろむこ・渡海奈穂『カクゴをきめて』

 いくらなんでもちょっと寒すぎるんじゃないか。

 あやしいイケメンお兄さん×組長のあととりのかわいこちゃん。
 素敵な恋がしたい受けは素敵なお兄さんにナンパされてついてったらへんなビデオとられそうになって殴って帰ってきたのですが、お兄さん誤りに来てなんとなく親しくなっていって、けどお兄さんには痛い目みさせられたぶん受けにたかってやろうという思惑が。

 この表題作はお話も微妙で、攻めもいいとこないし受けもあんまし魅力感じないしで正直どうしようかと思ったのと、受けに惚れてるお目付け役の同級生が、硬派ヤンキーみたいでカコイイし、あまりにもいい奴なので気の毒で…うーん、という感じだった。あたしはわりと受け総受のがすきなのだけれど、受けがのんきにお目付け役を手放さない宣言に近いことゆってるので流石にイライラし、このお目付け役のイケメンをステキな受けと出会わせてあげて…!などと珍しく思ってしまった。
 なので後半の、上記お目付け役のヤクザの息子×メガネ数学教師はとってもよかった。やたらつっかかってくる教師は実は攻めがすきで、でもそれって初恋の人に似てるからなんですって。受けの攻めいじめぶりが最初はちょっとどうかと思ったが、根が真面目で不器用な受けがかわゆくて、攻めはやっぱりカコイイのでよかったのです。

2010年04月18日

ここは…

 …どこなの!?
 

 他の月は飛ぶようにすぎていくのに、4月だけはめちゃくちゃゆっくりな気がします。まだ18日ってほんとうですか。
 最近ぜんぜん描いてないから絵を描きたいなーと思うのですが時間がないというか、時間ができても疲れはてていたり、疲れはててるときには面白い漫画とか読みたいのにグっとくる本がみつからないし、もきーなのです。

2010年04月19日

沙野風結子『つる草の封淫』

 なんかタイトルがスゴイ。
 これは結構前に読んだんだけど、なんかお話が説明しづらく、感想を書くのを先延ばしにしてたのでした。

 とある忍びの一族で、「珠」という貴人の身代わりとして育てられた受け。育ての親の白い総髪の上忍(攻めその2)といっしょに、某若様の身代わりとして、ある藩の国元へと向かう。そこの藩主の総領息子(攻めその1)はもの狂いとして有名で、若様はそれをいさめようとして一悶着おきてしまい、総領息子の元に人質としてとらわれることになったのです。

 この作品での忍びは呪術師的な側面が強く、独自の設定が多くて面白いのだが、その設定が複雑なうえに、きっちりとは説明されずに匂わす感じで明かされていくので、特に最初の方はよくわからんかった。あと末尾の受けの結末は、ちょっと方法も結果も微妙な気が…。

 受けは典型的な(?)かわいそう受けで、某若様の精神情報を受け取る際に、若様がきれいな心の伴天連教徒だったことを知って羨ましく思ったり、攻め1もそんな若様に興味を持ったんだろうなとか思ったり、というあたりがよかった。
 攻め1は目が赤く(黒サガか、笑)、攻め2は目が黒いのがちょっと絵的に恐い。攻め1は冒頭あたりはかなりエグいサドで、あんまし感情移入できなかった。このひともかわいそう設定なんだけど、いまいちなんというか、キャラが立ちきってなかった気もする。設定がインパクトあるせいかなあ。
 攻め2はあとがきにもあったとおり、もたもたしてたらダメじゃない、という感じか(笑。もうちょっとだけ受けと心が通じ合ってもよかった気がするんだけれど、受けがちゃんと自分を律っしてたのはよかったとも思う。しかしとはいえ、末尾ではしっかり攻め2なのはよかった(笑。

 しかしこれが三部作になるということは、…攻め2には別の彼氏ができるんだろうな。ちょっと残念な気もする。相手は若様か、攻め1の侍従かな…(笑。

2010年04月20日

剣解『黒の騎士 出逢い』

 黒の騎士は前から興味があったのですが、なんかもうシリーズでいっぱい出ててどこから手をつけたらいいのかよくわからんかったのですが、新装版でたし、読むことにしました。
 そんで、あの兄弟王子(弟が性格破綻美形の)の読み切りシリーズはぜんぜん別の話なのかな?
 国での事情から傭兵訓練所にあずけられた王子が、運命の剣士に出会って騎士の誓をたてるまでみたいな。

 王子はかわいい愛されキャラで、嫌味がないのはいいけれどこれからもうちょっと魅力が書かれるといいなあ。
 騎士は意外にヘタレというか、完璧な人間ではなくて…というか、王子大好きなのね。
 王子の親衛隊とかいきなりいっぱい出てきて覚えるのがたいへんだったというかいまだによくわからない。

 父王が意外と?無駄に?イケメンでびっくりした。父王と側近と黒の騎士の昔話はよかったが、側近と騎士に愛されまくりの父王はこの子にしてこの父ありというか、逆か。しかし男女 CP…いや、そうでなければ王子が生まれないんだが…(笑

2010年04月22日

剛しいら『匣男』

 ここのところの忙しさに「連休は遊ぶぞッ!ジョジョーッ!おれは連休を堪能するッ!」というどうしようもない冗談を思いついたのですが、そしたらなんかディオジョナにもえだした。ものすごい自家発電機構だなあと思う。仕事(なんか弁護士とか会計事務所とかそんな感じ。考古学者のジョナサンが資金援助してる)に追いまくられて疲れたディオが、のん気(ノンケ?)なジョナサンをかっさらって休暇に南の島へ、とかそんな感じ。

 とかあほなこといってたら風邪ひいた!

 安部公房かと思ったのに…とか言われないために、わざわざ匣の字使ったのかなとか思った。でもまあ、受けにしろ攻めにしろ、箱かぶって歩く男ではBLにならないか(笑

 ちいさいころ納戸にかくれるのが好きだった受けは、大人になっても狭い場所が大好きで、人付き合いはニガテ。グループ企業の傾きかけた船舶会社を任されても、お飾り扱いされてる日々。
 そんな折、ちいさいころに納戸にいる受けをいつも探しに来てくれてた攻めがアメリカから帰国、そうとう優秀な経歴の持ち主なのに受けの秘書になってくれるとかゆう。

 やっぱりこの作家は面白いなあ。
 正直、キテレツな設定はけっこうどうでもいい。あってもなくてもいい(まあ、スーツケースは面白かったけど。受けも攻めもダメ人間なところと、そのダメさの描写がとってもいい。

 やる気がなくダメ人間な受けは、ある意味リアルでいい。アメリカに留学した攻めに捨てられたとか思ってうじうじして、帰ってきた攻めがお前追い掛けても来なかったじゃないかとか言う辺りでハっとさせられた。そんな感じでこの受けは、あくまで受け身で流されてるばかりで、そもそも受けは攻めをすきだったのか、それともどこかの時点ですきになったのか、とかいうあたりさえ微妙。
 そしてテクストと攻めはそのダメさをがんがん指摘していくのに、そんな受けをあるがままにまるっと受け止めて、しかしそれは受けにとって都合がよい世界であるというわけでもないのが面白いのだ。

 ご都合主義ではないというのは、攻めもダメ人間だからなので。攻めは受けのダメっぷりをわかっていて、それでもなお、そもそも自分は受けのために留学して受けのために戻ってきたのだし、これからはずっと受けをまもってやるとかいう。でもそれはスーパー心の広い攻めだから、ではなくて、こういう受け入れ方って、攻めの異常なほどの執着と独占欲とのなせる技だからで、つまり攻めはダメ人間だから受けのダメっぷりを包み込めるという、なんというか、ダメスパイラル(笑。ダメスパイラルなのに、受けも外向きに頑張ろうとしてたりして、結構前向きなのがいい(笑。

 そんな感じで攻めも受けも感情移入しづらく、正直キャラとしての魅力はあまり感じない。しかしだからこそ、お話自体はとっても面白い。
 そして、末尾近辺であかされる、攻めと受けの関係性にかんする意外な(個人的に…)事実が…これまたとてもよかった。この攻めと受けは、は気が遠くなるほどダメでピュアなひとたちなんだなあ、という感じ。

 不満だったのは受けの名前くらいか…風宮でフミヤというのはちょっと…読みづらかった…。

2010年04月24日

田中鈴木『幸福の王子』

 これも結構前に読んだのでした。昔ビブロスの雑誌でも読んだ気もする。
 人にくっついて幸せオーラを食べる妖精の出てくるオムニバス。
 オールマイティなイケメンなのに、好きだった親友が男子センパイとつきあい始めてしまってヤキモキする話、マスターと妖精の話、男女妖精のノンBL話、冒頭のフラレイケメンが小説家になってて、娘もちリーマンに一目ぼれする話。という感じ。冒頭の話がアンハッピーでのっけからちょっときびしい(笑。まあ、ちゃんと後日談はあるのだけれど、印象的に。そしてノンBLもあるせいなのか、なんとなくBL色がうすい、これも印象的に。
 あとこの頃の絵は顔の皺の入れ方がなんだか違和感があって、ちょっと微妙。

2010年04月25日

ぢゅん子『キミノート』

 ノートの意味が違うけど、タイトルはスキマスイッチのパロディなのかなあと思った。
 表題作は美人のクラスメートのコロンが気になって、みたいな。あと進学を機に自然消滅した後輩と再会とか、部の尻軽センパイと関係持ちつつ好きなんだけどセンパイはOBが好きらしいとか。
 全般にいまいちだった。なんかはやりの作品のおいしい場面を真似てるような印象というか、香水とかの小道具や展開で無理やりキャラの感情動かしてる印象というか、いまいちな脚本で演技してるようなというか、うまく言えないんだが、キャラの感情の動きがなんか納得できない感じだった。
 絵はちょっと BENNY’Sっぽいかも。

2010年04月26日

真中ココ『ドール生活のススメ』

 バイト帰りに拾った人形が人化。
 絵がかわいくて、みんな女の子みたい…。とてもきれいな人形と言われても、他のキャラとどこが違うのかよく分からない…。
 主人公は特徴ないし、人形もかわいい雰囲気なだけだし、主人公妹や友人もいまいち。お話も一話が短いせいだけではなくあまり内容がなくって目がすべってしまう。キャラ萌えとか内輪受けで楽しむ感じなのかなあと思うのだが、いずれにしてもあたしには向かなかった。友人CPのお話も載っていたが、惹かれなかったので未読。

2010年04月27日

大和名瀬『教師も色々あるわけで』2

 BAWDIESは前から結構すきなんだけれど、なんでそんなにプッシュされてるのかはよくわからないのと、あとボーカルの声があたしには合わない。あたしはボーカルはキレイな声のがすきなのかもしれない。正確には、キレイな声でもうたえるボーカル、というか。
 さいきんはMetro Stationをよく聴いてたのですが、なんか三月に解散してた!

 イケメンゲイ先生×ノンケ受け先生@小学校、の二巻。
 …大和名瀬はまた傑作シリーズを生み出してしまいましたね!(笑。二巻になっても、ダレないし。「さあ恋」に並ぶくらいに見事な構成だったと思います。末尾のタイトルへの呼応とか気持ちいいくらいにぴったりとピースがはまる感じ。

 マジメノンケ不器用受け、という特徴が小学校教員という仕事にぴったりですごく魅力的に書かれてた。子供好きで器用で受け大好きな攻めも、やっぱり先生だからか基本マジメなんだよね。個人的にマジメキャラが好きだというのもあるんだけれど、やっぱマジメCPっていいなあ(笑。ふたりともずっと敬語&さん付けだし(笑。攻めが学年主任に嫉妬するのもいい(笑。
 展開も、両思いになってからもマジメCPだし、小学校という環境や、学年主任に感づかれそうになったりと、問題は盛りだくさんでお話もダレることなく続いて、そして一応の区切りがついての大団円で、とっても面白かった。
 そんなわけで、もう何も言う事はありません。パーフェクトです。併録の読み切りが微妙なくらい。あと伊吹のキャラデが不安定。あと伊吹にからむ生徒の父親が見た目も性格も子どもっぽいのが微妙…文句が多いのはカラーレンジャーってことです(笑。

2010年04月30日

館野とお子『変わる世界』

 高校剣道部の仲いいセンパイは、図書室の暗い勝手な男といい仲らしくて云々、その周辺での恋模様とかそんな感じ。
 絵もお話も雰囲気もゆるいのがこの作家の特徴だと思うので、こういうオムニバスだと一話一話も1CP1CPもうすすぎて何も残らない…。前の話でのCPのキャラとか出てきても、これ誰だっけ…という感じ…。
 センパイが受けだったのはちょっとびっくりした。

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