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2005年12月01日

☆このページについて&ブクマ。

◆当ページについて
「WE KEPT OUR PROMISE TO YOU」はクロエによる『おおきく振りかぶって』の二次創作や感想だだもれのページです。非常にやおいです。
葛城ゆずり(クロエの別名義)のウェブログマヨイガのカテゴリーのひとつとして構成しています。
タイトルである「WE KEPT OUR PROMISE TO YOU」は、ラブデリックのPSゲーム『MOON』の主題歌?から借りています。「YOU」は勿論三橋で阿部で他のみんなで、そして読者だ、なんて大仰なことを連想しつつ。


◆ブクマ
超ステキサイトさまたち!(ABC順)
CPいろいろ。
リンクフリーのお言葉に甘えさせていただいてます。


ダブルケ
あ部屋(CoQ10様)

ダブルケ
ダブルケ(国友様、香椎様)

祭式(祭様)

park
park(カワサキ様)

ライ*パチ ハンドレッド
ライ*パチ ハンドレッド(篠原宇月様)

tick tack(ぴんこ様)

バック走!
バック走!(のの様)


◆当ページへのリンクはご自由にどうぞ。その際は宜しければ下の情報をご利用ください。またご一報頂ければ、こちらでもご紹介させていただきます。

サイト名: WE KEPT OUR PROMISE TO YOU
URL: http://mayoiga.s6.xrea.com/archives/wekeptourpromice2u/
管理人: クロエ
リンクバナー:直リンクオッケーです

(直リンク用タグ)
<a href="http://mayoiga.s6.xrea.com/archives/wekeptourpromice2u/" target="_blank"><img src="http://www008.upp.so-net.ne.jp/marsiteia/img/wekeptourpromisetoyou.jpg" border="0" ALT="WE KEPT OUR PROMISE TO YOU"></a>

神室晶・高緒拾『ランブル・ラッシュ』

 とりあえず西炯子のオビを見た時点でひいた。
 で、読んでみて「なりません」って思った。

 お話は教員とか写真家とか旧家っぽいのとかなどなど硬派系テンプレ設定がめじろおしだったが、いっこも萌えなかった…。ピアスコミックスだからというせいではなさげ。だってエロオンリーという印象でもないし。なんだかなあ。というか、萌えない上にお話として特に面白みもない。
 絵はまあ上手い…上手いことは上手いが、がっちり技術があるという上手さでもなく、目を引くような魅力ある特徴があるわけでもなく、中途半端な印象。ちょっと松崎司と月原繭里を足して割ったような感じではあるが。
 うーん、全体に印象の薄いコミックスだった。

2005年12月02日

秋月こお『センシティブな暴君の愛し方』(その2)

 小諸なる古城のほとり、雲白く遊子悲しむ。
 自然主義なんて大嫌いだー。

 新刊についての書き忘れ。
 千恵子に目覚まし時計を投げられて、ビビっているというかちょっとしょげているというかな桐ノ院が超かわいかった…(笑。正確には「経験したことがない暴力にショックを受けて意気消沈って顔の圭」…ですか(笑。あー。こういう言葉遣いは結構好きだなあ。圭もなんだかだいいつつも、こういうとき千恵子を気にかけてるってのは、そんな人間らしさはいいと思う。あと、わたしも悠季の「きみが僕を嫌いになったら困る」は大変愛らしいと思いましたよ。しかし愛らしいという評言もこれまた。

 バイオリンとチェロのデュオで思い出したけど、こないだ銀座のプランタンの前でバイオリンとビオラの協奏をやってて、それがすごい可愛かったのだ。音大生か卒業してすぐ?というくらいの若い女の子二人で、可愛い冬ものとブーツでラフにしつらえて、寒そうだったけどいい雰囲気だった。

 ところでフジミ、少し前に、圭にも悠季にもライバルがほとんどいないことに気づいて、かなりびっくりした。というか、ライバルっぽい人はあんまりいなくたってバイオリニストは結構出てきてるんだけど、指揮者がほぼ皆無なんだよね。ブザンソンのときに若干居たけどすぐに雲散霧消しちゃったし。これだけ長いシリーズの中で、桐ノ院とはれるような著名な指揮者がひとりも出てこないってのは、冷静に考えるとちょっと尋常でないかんじ。まあ御大っぽいひととか、存在だけはしているらしいけど、物語には絡んでこないし。

2005年12月03日

タジミハ。

 今日は801話(とわざわざ断らなくても最近そんなんばっかなのだが。

 いやいやいや。

 おお振りはアベミハだけで充分、とかゆって満足してたはずなんですけど、というか、ゆずりって基本的に王道CPなのよね妄想はナシなのよねくらい思って馬鹿みたいに暢気にしてたんですけど、……タジミハもいいよ!いやー、四番打者いいよ!あっけらかんと男子高校生なタジマさま、どこかぶっとんでる天才タジマさま、お子様タジマさま、アホだけど気ーつかいーで結構包容力のあるタジマさま、そんで、時々ぐわーっとカッコいいタジマさま、……アンド、ミハシ!いいじゃん、全然かわいい!なんだかこう、あったかい気持ちになるですよ!

 や、ていうか、ハナミハもいいよ!梓いいよね!阿部とか田島とちがって、お兄さんて感じで!あの人第一回の感じの悪さはなんだったんだろうね!あと、サカミハもいいよ!さかえぐちくん、い、いいひとだ!もちろんカノミハも!ハルミハというぶっとんだCPすらオッケーだよ!
 というわけで、基本的にミハシ総受けで全然オッケーではあるんですけど…。

 しかしタジミハとなると、ほんと二次創作者の力量がすごい出るんだろうなと思う。だってあの天然二人に会話させとくと、ついついこんなことになっちゃうものねえ。恋愛になんないどころか、会話になんない…という(笑。

かえりみち

 「オレはどんな球でも打つよ! ゲンミツにね!」
 「た、たじまくん、は、スゴイ!」

 ミハシは下がり眉にねこ目で、実はテレプシコーラのゆきちゃんといっしょなのだ。


2005年12月04日

コミックランキング更新。

 ということで、今月は語りまくりです。

 『7SEEDS』…@フラワーズ。繭ちゃんは予想通りの結果で…(涙。生き残り予想。いまんとこ残ってるのは安居、小瑠璃、茂、涼、虹子、源五郎、あゆ、鷭ちゃんか。うがーすでに七人より多い…これ全員は残れないんだね。やはり安居と茂は二者択一だろうな…安居は茂を庇って死亡、もしくは茂を見捨てて生き残ると予想。しかしあれだね、エリート育成の段階で身体的弱者とか同性愛者はぜんぶ排除されてて、ってことはメガネキャラもホモキャラもなしかよ!と思うと、結構大変(笑、何がだ。

 『テレプシコーラ』…@ダヴィンチ。もー、ひとみちゃんが…あの子いい子だねえ。これまでも拒食症のこととか少し痩せた時のこととか、しばしば悩んでたり頑張ってたりって描写はされてたんだけど、ここまで体質についての悩みがひとみちゃん自身の独白で描かれたのは初めてだよね?あまりにせつなくてかわいそう。あんなに頑張ってるのに、どうにもならない、かもしれない。むくわれてほしいなあ。あと千花ちゃんが、母
が六花へ期待をかけているのを知って、こんな身近にライバルがいた!と喜んでるのも、あーなんていい子なんだ!と感動した。千花ちゃんが復帰して頑張ってほしいと思うってのはここしばらくずっとそうなんだけど、ほんと千花ちゃんもむくわれてほしいよなあ…。二人とも頑張りやさんで、いい子だー。六花もがんばれー(笑。

 『おおきく振りかぶって』…「あ」「あ」「阿部君は、」「スゴイ!」「と、思う!」やくもさんに非常に呆れられました…。でもちゃんと面白いと思ってるんですよ!ホントに!

 『GUNTS』…ガンツは初めてヤンジャン紙上で目撃した時から一目ぼれでラブラブなマンガだったのだけれど、ゼロワンみたいな終わりがきたらどうしようと常に心配だった。メンバーがやけに増えた辺りでどう収集をつけるんだろうと非常に心配してたんだけど、…ああもう、ここまでくれば既に充分です!ほんとスゴイ!でもまだまだ期待してるよ!

 『ジョジョの奇妙な冒険』…ジャイロがどう成長すんのか?という話になってきた。ジャイロが、ではなくて、是非ふたりで、成長してほしい(これは別にヤオイな希望ではなく、そのほうが絶対面白いと思うから。

 『銀色絵本』…千津美と藤臣くんシリーズ。ひさびさに男鹿先輩と友美ちゃんの『女の子は余裕!』を読みたくなって、でも読んだら二人のラブラブがないぞ!と不満がつのり、代打で千津美と藤臣くんシリーズをひっぱり出して来て読んだ。藤臣くんはほんとどんなに時代が流れてもかっこいいなあ(笑。まあ、ごくふつーの昔の少女漫画的無口なイケメンという類型ではあるんだけど藤臣くん、いざって時にははっきり言葉にしたり態度で示したりすることを恥ずかしがらないところが、すごくいいなあ!ところでこの二人ってどこまで(略。…あっ違うそうだ、「女の子は余裕!」のつづきの「また明日!」は『彼方から』に入っていたんじゃあないかッ!(今検索していて思いだした。『彼方から』は手放してしまったのに…馬鹿馬鹿!

 『少年残像』…読んだら悲しくなることだけは覚えていたのだけれど、なんとはなしに手にとってまたすごーく悲しくなってしまった。でも大好きな話。アンハッピーエンドは大嫌いだが、それでも『少年残像』は好き。というか、由貴香織里の中で一番好きかもしれない。『天使禁猟区』以前の由貴さんは好きだったなあ。こういう同性愛ものもまた描いてくれないかなあ。BLでも少女漫画でもどっちでもいいのに。…と言いつつ、最近どんなものを描いているのか全然知らないや。しかし、『少年残像』は絶対雑誌で読んだように思っていたんだけど、初出を見ると花ゆめステップ増刊になっている。増刊を買った覚えはないんだけど…はて。

 『真夜中猫王子』…くわタンの中で一番好き。なのだが、続編未読…そして『蛇神さま』の二巻がなぜか見当たらない。

 『SEX PISTOLS』…とにかく作者が飽きないでいてくれれば、それだけで。

 『新世紀エヴァンゲリオン』…つ、ついに、来月は来るよ、最後のシ者が…ということで期待中。ああ、ほんとに十年越しだ。

2005年12月07日

ハナミハ。

 ここだよって、手を伸ばしてくれ。ワオ。超楽しみです!というか、その日は個人的に設定した仕事納めの日でてんやわんやなんだけど!それまで頑張るぞっと。

 さて。今日も801話というかつづき。

 えー。
 わたしの性格を考えれば、この流れは非常にわかりやすい展開だったのでした。
 …ハナミハいいよ!(笑、いやもう、この節操のなさには笑うしかない…。世話焼きな主将、オットコマエ主将、思春期でおかんにつっけんどんだったり女監督に反発したりしてみる主将、けれどおそとでは礼儀正しい主将、いつのまにか主将キャラ認定されてた主将、アンド、だめっこミハシ!ある意味、王道だ…っ!思いっきり世話を焼くがいいよ!(←語尾にかんしては大分勉強した。

お勉強会

 「なんでこれがわかんねんだ!?」
 「わ、わかん、ない…」

 前回の田島はなんだか気に入らなかったので、色塗りはいろいろ工夫してみました。田島も描きなおそうかな。というか、まだ阿部の絵を描いていなかったな…。

 花井と三橋はお母さん同士が仲がいいというのと、実は帰り道が途中まで一緒というのがポインツだろう。考えてみると、三橋が主人公なので他キャラが三橋とどうからんでるのかが示されるのは当然なんだけど、どのキャラもそれぞれにおいしいポイントがあるんだよね、と曲解妄想。阿部はいわずもがなのバッテリーパートナーだし、栄口は挨拶してくれた「いい人」だし、田島は天然同士のコミュニケーションをとってるしおなじクラスだし、ハマちゃんは幼馴染だし。次はハマミハの波が来るんではなかろうかと少し心配しています…。
 それにしても、榛名さん、花井くん、浜田さんと、ハのつくひとが多すぎる!ややこしくて遺憾、ハルミハとハナミハとハマミハが(そういう問題。

 あと、花井は単体では以前から大好きキャラだったのですが、花井いいじゃん!といつ気づいたのか思い返すと、抽選会のメガネ花井を見たときだったな…。ゆずり結構ほんとにメガネスキーだったんだな、って最近やっと納得してきたよ。


「AudioScrobbler」

 右サイドにAudioScrobblerを設置してみました。
 永久にピロウズとビートルズしか出てこなさそうですが(笑。
 あ、最近はクラシックのが多いか(それも曲目の並びを良く見ると非常にアレだが。

 設置に関しては以下のサイトにてお世話になっています。ありがとうございます。

---
[D]AudioScrobbler Now PlayingDigital Town on the webさん)

2005年12月08日

杉浦志保『氷の魔物の物語』9、10

 杉浦志保『氷の魔物の物語』9、10(冬水社)

 オフルースがあんなことになってしまってビックリ。ほぼ全滅なのでは?
 あの子どもが実は…というのはやっぱり、という感じなんだけど、何ものなのかというのはまだはっきりと言葉で言われてないよね。今の時点では。でも子どもは殺さない方向ですすむんだろうなあ。わかんないけど。
 花宿の女将もベタ。一方、リーリアの使い方はちょっと意表をつかれた。これはうまい。

2005年12月09日

かゆまみむ『アンド、ラブ!』

 『春の雪』ってたぶん三島は「うっわー清顕って最低な自己中陶酔しまくり少年(←この二文字ポイント)だなー!」と思いながら書いてて、でも清顕にモエモエなんだろうな、と気づいた。ケモノ的なやおい読みの感性で、この印象は結構あってる気がする。かなり今、自信満々。
 …こんなん論文にも批評にもなんない。

 ええとね、いろいろ自分の弁解とかしたい。

 正直連載中はやはり、なんじゃこの漫画は~!とずっと思ってたし、今でもそう思う。だし、発売当時にはあんまり読む気はなかったし、誰が買うんだろともちょっと思った。今回読んだのは、丁度ブックオフにあったのと、BLフィールドワークには読んどいてもいいかなとは思ってた、という理由でだ。
 なんだけれど、正直このタイトルを見たときに、おおコミックスは「ラブ」で来たか、と、ちょっと達成感みたいなのを感じてしまったのも事実。このタイトルで結構いろいろ許せてしまった(笑。

 (知らない方のためにご説明。かゆまみむのこのシリーズは通称「アンド、○○」と呼ばれている、ゴールドで連載中の毎回10Pとか短いページでえっちだけしてる漫画なんである。「○○」には毎回いろんな言葉が入って、「アンド、クスリ」とか「アンド、もーいっかい」とか、その回のお題になっているんである。えっちシーンが衝(笑?)撃的でちょっとアレなんで、結構有名)

 それにつけても、絵が思っていたよりもてんやわんやだった。この表紙とか見るに、CGになると塗りとか線とかいっそう短所がめだつ。ペン画はあの細い線でごまかされてたんだろうか、あらためてみると、デッサンが大変なことになっていた…。

 内容に関しては特にあらためて思ったことはないんだけど。
 基本的にどこから読み始めても大丈夫で、急に読まされても大丈夫、な話なので(その点は偉いと思う、今回まとめて読んでみてあのふたりはこういう関係だったのか、とかちー先輩たちはまだアレだったのか、とか色々わかってやっと全体像が見えてきた感じ。なんだかちょっと大塚英志のビックリマン論ぽいよね(笑、いろんなエピソードをあつめて、やっと世界全体が把握できるっていう。

 ただ、別に全体が見えなくってもいいってコレクター/読者がいっぱいいるってのもミソなんだよね。その視点は大塚論でもなかった気がするところ。(ところでこれってたぶん大塚本人がビックリマン収集をしたことがないんで気づかなかったことなんではないか、と推測してる。とすると彼の論じたいが印象批評でしかなかったねってことになるけど/つまり、経験則に負けるような批評は研究ではないと思うんだ…あ、話がずれた)

 鬼畜後輩杉とちー先輩のほうは多少好みだった。まあ最近鬼畜オレ様年下攻めが好きなんだろうな。

2005年12月11日

アベミハ。

 マヨイガも大分わけがわからなくなって参りました!
 今日は阿部の誕生日だそうでっす。

 当初は正統な?CPはバッテリーすなわちアベミハしかありえないでしょう、くらいに考えていたんですが、冷静になってくると(というか、タジミハとかハルミハとか言い出してむしろかっ飛ばし始めると、ってほうが正しい気もするけど)そうでもない気がしてきた。
 阿部って結構三橋のことニガテでしょう。
 三橋って今でも阿部のこと怖いでしょう。>
 …つまり、この二人って実はあんまし仲良くないでしょう(笑。なんか、野球を離れると会話が成立しなさそう。まあそれでもなおかつラブラブってのもアベミハの醍醐味なのかもしれ(略

ちんもく

 (打ち合わせも注意すんのも全部終わっちゃったな……何話せばいいんだ…?
 (あ、べくん、おはよ…う、は、もう言った、から、えっと……

 ちょっとグラブのサイズがおかしいな…。ま、いいか。
 さーて、次はあの人だな(ええ、まだやる気なんです…。


2005年12月12日

桜城やや『そばにおいてね。』

 内容が薄い。いかにもビブロスの学園ものという印象…。同時収録もあんまし面白みはないというか見所がない。
 表題作の柊木様(女子・元剣道部主将)はカッコよい……ボーイズラブの当て馬が女子で、単なる悪役ではないというのは珍しいかも…まあ結局イマイチな退場ではあったけど。
 桜城ややはかっこいい男子はイマイチなんだがかっこいい女子は結構うまいなあと思う。「コイ茶」の蓮根の妹もよかった…そいえば蓮根妹×徳丸妹はどうなったんだろう…最近コミックスも追ってなかったのでしらないんだけど、友達くらいにはなれたんだろうか(笑。

 チラシを見てたら新刊の西村しゅうこの表紙がひどく無茶苦茶で笑ってしまった。読んでみようかな。

2005年12月16日

三番めの目が、場所を知ってる。

「明日が来ないような重い空が、捲れる瞬間をその目で見た」

 仕事は終わってませんが、昨日は、というかさっき?ピロウズサードアイツアーファイナル@SHIBUYA AXにいちきました。疲れた!からだじゅう痛い!眠い!とりあえず寝て仕事終えてから補足します。
 とりあえず一言、わたしサードアイ大好きみたいです。

The third eye Tour@SHIBUYA AX

 でも、明日来ないような、重い空が、捲る瞬間を、その目で見た~って聴こえるよねえ?

 色々あってチケットが手に入んなくて、行けないかなと思っていたサードアイツアーにいちきました。
 実はライブ前にある人にちょびっとお会いしたのですが、その方が矢原くんに似ていてなんだかビックリドッキリしました。あはは。

 今回は過去の経験をそろそろ反省し、ソールの分厚いスニーカーをわざわざ新調しました。その甲斐あって、だいぶ視界はよかったです。普段よりはってレベルですけど…。

 ノンフィクションのイントロはやっぱり笑えました。さわおの弾き方がおかしかった。ハートイズゼアがなかったのは淋しかったけど、マイガールはこのバージョンのが断然いいと思う。アルバムに入るんならまた違うアレンジを期待、という贅沢ワガママなことを言ってみたり。あとスロウダウンもいいし、早い話がノンフィクション以降の曲はみんな好き。こんどのアルバムに入るという空中レジスターもかなりよかった。タイトルチューンになるMY FOOTは正直まだイマイチだけど、でもやっぱりアルバム『MY FOOT』はかなり期待していいんではないかと。
 しかしその一方で、これまで大好きだったターミナルヘヴンズロックとかバビロン天使の詩とかがあんまし聴けないモードに自分がなってきちゃってるのは、なんなんだろ。ピロウズの変化についていっているということなのかもしれないけど、なんか淋しい。や、勿論気分が変わればまた大好きになるんだろうなという予感はあるので、いいんだけど。やっぱピロウズの中で好きな曲、って気分によって結構変わるじゃない。
 でもそんな中、WALKIN' ON THE SPIRALとかBack seat dogとかはいつ聴いても大好きなんだ。実はlike a lovesongも好き(実はってこともないけど。

 まあとにかく今は新曲を聴く気分ってことなんだと思うし、だから、サードアイがめちゃめちゃ好き好きなのだと思う!最近の曲の中でダントツ。いやー、サードアイいいよ!思い返すに、オフィのフラッシュで見たときにもうハマってたんだよね多分。
 平凡なシーラカンス楽しんだけど、満ち足りてるって言えなくなった
 眩しい世界の扉が開いた、もう一度何かを始められそうなんだ
 うんうん、『MY FOOT』楽しみにしてます。ZEPPも行くよ!

01. THUNDER WHALES PICNIC
02. WALKIN' ON THE SPIRAL
03. ノンフィクション
04. Slow down
05. ターミナルヘヴンズロック
06. I know you
07. バビロン天使の詩
08. OVER AMP
09. 空中レジスター
10. ローファイボーイファイターガール
11. My Girl (Document Ver.)
12. Kim deal
13. Back seat dog
14. Fool on the planet
15. RUSH
16. MY FOOT
17. サードアイ
18. TRIP DANCER
19. その未来は今

EN
01. like a lovesong (back to back)
02. LITTLE BUSTERS

EN2
01. ハイブリッドレインボウ

2005年12月18日

松崎司『Heavy-Duty』

 昨日の日記が感じ悪くてびっくりしました。
 あときちんと「じっかい」で十戒を登録してるIMEにビックリしました。でも「じゅっかい」で出ないのは不便だぞ。

 うーん。
 どうも松崎司もあまりお話作りがうまくはないようだ。あまりに絵が好みなので、いままでなんとなくそのことに気づかなかったみたいだ(笑。遅刻遅刻~とか言ってガチムチ兄ちゃんが食パンくわえて走ってたら転校生に激突するという始まり方からして可笑しいアレなんかは、もっともっと面白くなりそうなのになあ。勿体無いなあ。筋肉男て雑誌コンセプトはよかったけど、結局そういうとこが微妙だった気がするんだよね。松武とかもそうなんだけど、お話づくりがイマイチだったり萌えがなかったり。松本いなきとかは結構いいお話も描くと思ったけど。だから何が言いたいかというと(何で廃刊なのかは知らないんだけど、あの雑誌が売れなかったんだとしたら)やっぱ筋肉萌えってマイナーで売れないんだなって思われちゃったんなら残念だな多分原因は違うとこにあるよ、って思うのだ。

 ビスポークのつづきはよかった。結局ライバル二人が仲良くなりそうなとことか(笑。

はしだ由花里『カブキ~月の章』

 なんか…なんというか。
 お話も絵も、ものすごーいタカハウヒさんがイキイキしている感じがするのは、気のせいではないはず。単純に面白いからうれしいのと、元花ゆめ読者としての妙なうれしさが。
 現代と戦国で年齢差と受け攻めが入れ替わるんだけど、戦国では攻めになるおやかたさまがあまりにヘタレでなさけない。しかし作者はイキイキしてるし、戦国のほうがお気に入りなのかな。確か戦国版はまだ続くはずだし。でもこうして戦国の話を読んでから現代に戻ると、またきっと違った雰囲気になるかもしれないなあと、それも楽しみ。ワクワク。

2005年12月19日

西村しゅうこ『教科書の恋人』

 無茶苦茶だった…(笑。
 いやー。無茶苦茶は別にいいんだけどね。なんか男版大奥とか、別にまあいいんだけどなくてもよかったよね。出て来たの最初だけだし。天下をとるとか言われてよくわからんプロジェクトに真剣勝負されても、あんましリアリティないよね。脇CPのひとたちは忍の訓練とかしてるけど、それ現代社会でというか会社で何の役にたつのさ。と、なんかいろいろ戦国風の色をつける工夫はされているものの、どれもこれもうまく機能してない感じ。そんな彼らが最後にやはり会社でみんな働いているのはちょっと笑えたけど、うーん、全体にもっとうまく構成練って欲しかったなあ。無茶苦茶でも別に面白ければいいんだけど、構成があまいと脱力してしまうよ。無茶苦茶ってつまりファンタジーのことだから、ファンタジーは設定きっちり練ってこそなジャンルだし、それを怠るとダメダメになっちゃうと思う。

桜井しゅしゅしゅ『押忍!恋愛学園』

 しゅしゅしゅさんはやはりアホな話の方がいいと思う。んだけれど、今回はなんかあまり突き抜け感がないのと、お話がいまいち練れてないので読後感がいまいち。前半の田吾作ものは大まかにはいいんだけど薄くて物足りないし(短い話なのに人も多すぎ)後半の奇妙な変身ものは雑駁すぎ。
 つまり、これもやっぱり無茶苦茶設定をやるならむしろきちんと設定をつくって欲しいということなので。しかししゅしゅしゅさんはやっぱタカララシリーズが白眉(というほどではないかもだけど)だったなあ…あれは無茶苦茶でなおかつ面白かった。なんだろ。編集の差かなあやっぱり。オークラは今明らかにおかしいもんなあ…。

2005年12月22日

『日本の童話名作選―明治・大正篇』

 昨日はSさんと四谷の坊主バーにいちきました。Sさんはきちんと剃髪してない坊主にむってました(笑、Sさんは坊主頭大好き。

 読んだもの。原民喜とか。慶應の人だと知らなかった。あの文体は自然主義のように思うのであんまし好きではない。自然主義→結核文学→原爆という流れがあるように思えてしまうのだが、どうか。戦前の作はどんな感じなんだろう。
 あと、なぜか枯木灘がなつかしくなってきてしまった。ちょっとくやしい。冬休みに地の果て至上の時でも読もうかな。

 便利な文庫が出てた。小波「こがね丸」紅葉「二人むく助」鏡花「金時計」からはじまってるあたり、ハイパーオーソドックス。ただ、誤植があるのでちょっと信頼性は低い。底本には使えない。
 菊池寛の「納豆合戦」は読まなきゃよかった…タイトルの飛ばしっぷりに内容が追いつかず。タイトルだけ気に入っておけば幸せだったのに。
 与謝野晶子の「金魚のお使い」はあまりのアホっぷりに作者の精神が心配になった(とうに故人だが。なんなんだろ、とにかくすごい無茶苦茶だった。挿絵もひどいの。オスのはずの金魚が女物着てるの。でも嫌いではないのよ、うん、ファルスだと思えばね。無茶苦茶度的には安吾「風博士」レベルのファルスなんだけど、「風博士」のほうが合理的かもしんない(あの話実は結構計算づくなんだよね。

 これ昭和篇もあって、なかなかこっちも面白いラインナップ。しかし、ネットで見ると賢治は「グスコーブドリの伝説」ってなってるんだけど…これも本の誤植なのかな…恐ろしい。そして、そもそもなぜ「ブドリ」が選ばれてるのか…。

有栖川有栖『マジックミラー』

 正直に言うといろいろ間違えて買った(笑。
 や、講談社文庫の一作目だったから…裏表紙くらい見ればよかったー。でも面白かったよー。アリバイトリックなんで、犯人とかは結構バレバレなんだけど。
 で、アリバイトリックなんで、時刻表がいっぱいあって。松本清張『点と線』を思い出したり、レトロチック。まあ実際古いし、消費税導入の年が舞台だし、そんなに昔ではないんだけど昔なんだな。なんだか不思議だな。

畠中恵『ぬしさまへ』

 ひよわな若旦那と妖ものの二冊め。
 このシリーズを読もうと思ったのは、この「ぬしさまへ」というタイトルをはじめてみたときに一目ぼれしたからだったので、一冊目「しゃばけ」はぴんとこなかったんだけど、この「ぬしさまへ」までは読もうと思ってた(単行本はよほどのことがない限り読まないので、文庫化を待っていた。やっと文庫化したので読みはじめた。
 …うーん、ぬしさまへって、そういう意味か~…(笑。や、いいんだけど。ぬしさま=一太郎のことだと信じていたからちょっとがっかり。
 でも全体的にこのぬるーい文体もいいかも~って感じられるようになってきた。のんびりしたい時にいいと思う。金曜時代劇でやらないかな~。

2005年12月26日

田中鈴木『転校生・神野紫』3

 すごく修羅場です。

 ものすごく前に買ってはいたのだけれどやっと読んだ。
 あんまり前の展開を覚えてなかったんだけど、読み始めたら思い出したというか、思い返してみると結構単純な構図とのろのろ展開だった。あれだね。低俗霊じゃなくて漂流教室だね。文化祭前日を永久にくりかえす学校、しかし使い古されててもやっぱりこういうの好きだなあ。この後どうなんのか、ていうかこの文化祭篇のあともこのシリーズがつづくのかどうか。ルチルは季刊だから進みが遅くて困るのだ。

2005年12月27日

東里桐子『TWIN LOVER'S』

 スピッツの「ただ春を待つ」って、「タダハル」さんへの801歌だと思ってた。
 嘘ですけどね。

 古めかしい話が読みたくて買ったのだがなんかちょっと違う。実際に古い漫画も多くて、充分雰囲気も古いんだけど。お話が薄いのもあるんだけど、快楽至上主義なキャラの精神性が一昔前のヤンキーみたいでなじめないというか違和感と言うか、ダサいんだよなあ…。あと短編ばかりだから仕方ないけど、お話とかキャラにつくりこみがもっと欲しいと思った。

2005年12月28日

扇ゆずは『スタアに愛』

 わーいわーい扇ゆずはだ。
 しかしなんかこの表紙は…ハデでいいのかもしれないけれど、やはりまだ扇さんのカラーの微妙さ加減が残ってる感じだね。さてさて。

 「Oh!?」、じゃねーよ!(笑。
 ということで、スタア、ハリウッド編もふつうに読んだんだけど、なんかなあ、展開がブラザーズといっしょ(超売れっ子攻めのために身を引こうとする受け)というのがなあ。これって扇さんの展開づくりの問題ではなくって、扇さんの描くCPがワンパターンなせいな気がするけど。リヒトの顔は前巻よりかわいくてよい。榊甚大の突然の登場とその変貌っぷりにはたまげたが静さんといっしょでよかったね。はしゃいでる静がかわいい。というかこの二人読みきりで読みたいよ…と思ったら、う、うわ?うわわ、静さんの読みきりが!マジで描いてたんだ!知らなくってよかった、喜びが数倍だよ!
 ということで、ラストサマーのその後。やはり静さんの左目は失明していたのだね。再会できてよかったよかった。正直あんましどうこう言いたい感想は特にないんだけど、この二人が読めただけで満足。いいのだ過去があるから。おふろで頭がキューピーさんになってる静さんとか、だんだんくだけてきてる甚とか、甚の関西弁とか、モエモエ。あと甚はフツウにカコイイ。スタアのみちるとかは体型があんまし競泳体型にみえないこととか不満だったんだけど、甚はちゃんとゴツいから好き。
 インザダークは微妙…淫乱な盲人の夏芽さんは面白かったけど、なんだか全体として微妙にイマイチ。ちょっとうまく理由を説明できない。別にここ最近の扇さんの美形受け≒性別受けがどうとかいうことでもなく、お兄さんが黒すぎるからでもなく…なんだろうな…。ところで夏芽さんがバイオリンを弾くのを見て、ああやはりこの人のフジミが見てみたいと思ってしまった。

2005年12月31日

★2005下半期・BL漫画ベスト10

 というわけで、恒例?のBLベスト10です。

 今期次点はホームラン・拳「僕は君の鳥になりたい」、やまねあやの「クリムゾン・スペル」1。
 ちなみに今年のベスト3は扇ゆずは「浴びる純情」後藤星×秋月こお「寒冷前線コンダクター」本仁戻「DOG STYLE」で、全部上半期ですな…。
 これもちなみに今年読んだBL漫画は約130冊。よくがんばった(笑。来年もがんばって読みます。