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2019年06月01日

echo『マイ リトル ドギー』

 犬と会話できるトリマーが、お客さんのお婆さんの入院でチワワを預かったら人間化。
 犬ものには弱い…。これはBLの犬人化ものにはめずらしく、大型犬=青年ではなく、小さなチワワが受けより大きくなったのが面白かった。

金坂理衣子『宝石紳士と甘い初恋始めました』

 祖母がやっている町の寂れた定食屋を手伝っている受けと、受けの料理を気に入って通う近所の宝石商兄弟。
 BLにありがちな、特殊職業もので宝石のうんちくが少々冗長とか、商店街ものでご近所さんとの心温まる交流の中で愛が育まれるパターンでちょっとキャラ多すぎ交流の描写長すぎ、というところは少々気になった。
 だけど、受けの過去の伏線が宝石のうんちくできれいに回収されたところはよかった。
 イラストもきれいでよかった。

木下けい子『ドント・クライ・ベイビィ』

 ノンケ獣医さんとゲイのMR。
 製薬会社って、人間用の薬も動物用の薬も扱うところは一般的なのかな?
 悪くなかったけれど、amazonの評価がやけに高いな…という印象。読み返してみようかな。

木下けい子『浪漫のお国で逢いましょう』

 明治~大正あたりが舞台かな。英語教師と、その教え子の兄の海軍軍人。
 少々さらっとしていて物足りなさがある。

2019年06月02日

芽玖いろは『赤くて甘い』

 彼女が歯科医を好きになったと言って振られたホストが、その歯科医に会いに行ったら赤面症らしく、なんかかわいい。
 ホストはもう少しチャラくてもよい気がした。絵がきれい。

鈴木あみ『恋と戦争~前火に堕ちる騎士~』『恋と戦争~後宮にひらく薔薇~』

 皇帝の遠縁のキラキラ貴族と、皇帝の愛人でもある側近。政争や戦争を背景とした、誤解とすれ違いの恋。
 全体としては面白かったんだけど、誤解が結構多くて最後にいっきにこれはこうで、これはこうだったの、と解決するのが少々雑に感じてしまったのと、攻めの行く末が少々納得しづらいのと、受けの行動がやや軽はずみに見えるところがあったのとで、ハマりきれなさがある。
 ハイマートローゼ的なお話を期待したせいで、少々物足りなさがあったというところかもしれない。後編でいきなり舞台が全然かわってしまうのは斬新。

はらだ『カラーレシピ』上下

 少し前に読んだ。
 接客に課題がありつつがんばり屋の美容師が、同僚になったイケメンに翻弄されまくり手中に収められていく話。
 面白かった。攻めはこういう系統の攻めの中でも中々にひねくれており策を弄しまくりの人格に問題ありまくりで、でも個人的には嫌いではない。もう少し後の後日談も読んでみたい。

2019年06月03日

yoha『さよなら恋人、またきて友だち』

 ネット上の広告で気になっていた作品。
 オメガバース、アルファだらけのクラスに来たオメガのこをみんな落としたいのだけれど、自分を律してるフリして友達になろうとかいういいんちょだって彼を落としたいのです。
 えぐい話だけど面白かった。
 攻めアルファがフェロモンに負けそうになりつつ頑張っていて、それは一見意地を張っているだけにも見えるのだけど、受けオメガ目線でみるとその状態の攻めがすっごいキラッキラしていて、受けも頑張ろうと思えているのがとってもよい。
 不穏に見えるタイトルが伏線になっているのもいい。
 ただ、オメガバースって好きな人には申し訳ないのだけれど、もうBLでなくてもいいのでは…?という気がしてしまって、この作品もBLでなくてもいいといえばそうなのかもしれないので、BLかつオメガバース、としても面白いのかどうかはちょっとわからないかもしれない。
 いいんちょが仕切りやで反感かってるけど、オメガバースの元ネタが狼なんだから、アルファとしては正しいあり方なんではないかとか思ったけど、オメガバースをあまり読んだことないので、たぶんそういうものではないんだろうとも思った。
 ただ、続編が…ちょっと苦手な展開っぽいのでどうしようかな。

はらだ『ワンルームエンジェル』

 生活がグダグダな男が、記憶喪失の少年天使に出会い、次第に天使の謎がわかっていくお話。
 とてもよかったのだけれど、BLでなくてもいい気もした。天使がきれい。
 描き下ろしは正直あざといと思ってしまうけど泣ける。幸せなのだろうけれど、でもやっぱり悲しいと思ってしまう。

芽玖いろは『蛇喰い鳥』

 街で見かけたゲイカップルの片方が、通っている大学の職員さんだと気づきまして。
 普通に面白かった。

2019年06月04日

緋汰しっぷ『スノーホワイトの毒に染む』

 少し前に読んだ。
 大学の美形男女双子、女子の方は男子からちやほやされているけど男子の方は近寄りがたい感じで、攻めが偶然授業の関係で親しくなったら、なんだか束縛の激しい年上の彼がいるらしく。
 絵もきれいで面白かった。受けと年上の彼のあれこれが結構長く感じた。

2019年06月09日

つきづきよし『俺でいいの、水戸くん』

 職場の後輩に好かれて、ノンケなんだけれど次第にほだされて、こちらがはまってしまう感じ。
 好きと言われて意識し始めてむしろハマってしまうのはなんだかリアルな気もする。

みちのくアタミ『真夜中ラブアライアンス』

 短編集。
 表題作は、逆ナンについていったら男子だった。女装の子が攻めでかっこいいのでいいですね。
 若い子と女性下着のバーテンのお話は、悪い態度の若い子が急に良い子になっちゃうのがちょっと急すぎた。短編だからか。
 ヤクザの子とケンカ友達兼セフレ、のお話は、あのキャラだったの…とびっくり。イケメンだったのね、服の趣味が変だわ…という感じ。

2019年06月10日

キヅナツキ『ギヴン』1

 バンドもの。ギターの高校生が妙なギターかかえた子と会ってなんか歌すごいうまい。
 残念ながらあまり合わなかった。アニメ化されるそうなのでハマれてたらよかったんだけど…。

タカナシモリミチ『まっくらやみで君と、』

 Kindle Ultimated。
 暗闇がトラウマな課長に一緒に寝てほしいと言われまして…。
 ちょっと童話っぽい雰囲気でよかった。目の書き方がなんとなく猫田リコっぽくて色っぽい。

2019年06月11日

タカナシモリミチ『だって、美味しいのが悪い。』

 自分は平凡なのに夢を食べるとかいう男になつかれまして。
 男の設定の説明がないのでちょっと入り込みづらい。

喃喃『キーミスティックアンダーカバー』

 お世話になってるおばさんの下着メーカーの広告モデルを顔出しなしでしていたら、お尻フェチでモデルのこを探していたイケメンモデルの攻めに偶然知られてしまって、内緒にしててほしかったらと尻を要求され云々。

 いくらなんでも男の子が女性用下着の広告モデルなんて無理があるのではとか、駆け出しのモデルの攻めに下着モデルとエロいからみさせるのはやりすぎではとか、気になる部分もあるのだけれど、そういう世界なんだと思えば思える感じ。
 あと、攻めが受けの好きな相手を誤解してかなり身勝手な行動に出るところとか、受けがその誤解にうまく対応出来ないところとか、どちらも未熟だなと思うけど、よく考えたら未成年設定だし幼いのも当たり前だね。
 そういうアラはある気がするけど、全体的に勢いがあって世界やキャラがしっかり立っているので、ちゃんとまとまっていて面白い。
 絵もきれい。小物のデザインも素敵。攻めはもう少しイケメン顔だとよかった。

牧コチコ『恋が、あの夏にある』

 Kindle Ultimated。
 実家の異次元っぽい離れに迷い込んで、病気の子と親しくなったんだけど…の後はネタバレになってしまうから書けない話。
 ネタバレを避けつつ、最初の辺りの幼馴染がぜんぜん出てこないんだなーあれ、そっちルートなんだな…とか思ってたら後半に入るところでえっ!ってなって、なんだろう、そこまで斬新でもない気もするんだけれど、でも巧い構成だし切なかったし面白かった…いや、やっぱり斬新かも?
 ネタバレを避けつつ…、受けが『彼』と比べて自分は何でも持っているのに一番大事なものだけわからない、というのがかわいそうだけど萌える。

2019年06月12日

もちの米『俺のおにくちゃん』

 太っていた高校の後輩がイケメンになったけど、受けはデブ専だったのです。
 攻めのよさとか、受けの葛藤とか丁寧に描かれていてよかった。

志々藤からり『こんなものは恋ではない』

 あまり優秀ではない政治家の息子と優秀な義理の息子が体の関係に。
 絵がきれい。終わり方がどうなるんだろうと思ったら、甘すぎず辛すぎずというか、ファンタジーすぎず現実的すぎずなちょうどよい終わり方に思えてよかった。

宮緒葵『奈落の底で待っていて』

 華族御用達の学校で憧れだった雅楽家のご令息の家が破産して遊郭に行ったと聞いて、財産にものを言わせて助けに来た成金家の青年実業家。
 以下ネタバレになると思います。

 うーん、なんというかかゆいところに手が届かない印象。
 結局攻めが買い切るのなら、遊郭設定の必要はなくって単に攻めが受けを保護しつつの展開でもよかったのでは。
 あと一見傲慢、実際には受けの下僕になりたい攻め、というのはとてもいい設定なのに、変態みが強すぎて萌える暇がない。いや変態でいいんだけど、テンションが高すぎというか。
 受けをお姫様扱いというのもいい設定だと思うのだけれど、呼び名が「お姫様」ってなんか違うような。「姫」か「姫様」がよかった。
 というわけで面白くなりそうなのに個人的にはなんとなく違う感じで残念。

2019年06月13日

甘野有記『幻の都』

 Kindle Ultimated。
 やや中東っぽいファンタジー、ダメっ子王子と教育係。
 王子が子供っぽすぎて、もう少しかわいいだけではなくて魅力が書かれていたらよかった。

九州男児『ロマンス・コンシェルジュ』

 Kindle Ultimated。
 久々の九州男児さん。
 カップルの逢瀬をお手伝いするホテル従業員達の奮闘。面白かった。

五月女えむ『溺愛ポルノスター♂』

 Kindle Ultimated、単話版1~4。
 気になる幼馴染と一緒に暮らすことになったけど、なんだか彼がポルノ監督に目をつけられて。
 ちょっとお話がごたごたしている感じで、萌えも少なかった。

カキネ『黒瀬、折り入って相談が』

 社内のイケメンに惚れた少女漫画好きのリーマンが、ゲイの同僚に相談してがんばる話。
 なんか受けが自分勝手すぎてゲイの同僚が気の毒…と思ってたら最後に少々どんでん返しがあり、なんかみんな黒いな…という感じで正直あまり読後感がよくなかった。

五月女えむ『19歳のポルノエンデバー』

 日本人は主にポルノグラフィティのせいでポルノという単語に恥じらいを失ったような。

 途中までKindle Ultimated。
 官能小説家のファンの大学生が作者と知り合い、助手として作品のためにそんなこともしつつ、ガキ扱いされてムキーっとなりつつ、成長していくんです。
 気持ちや成長の描写が丁寧だし、お話もよいし、絵もきれい。攻めがおしゃれをするとかっこいいけど普段は結構おっさんみが強い(笑。

五月女えむ 『バッドプリンス・ハニーパーティ』

 短編集、表題作はダメなボンボン三人が一人の誕生日パーティーをきっかけにただれた関係に。あまり愛がなく発展もなかった感じ。もう少し長い連載とかだったら面白そうなんだけど。

2019年06月14日

五月女えむ『はじめては全部彼のご馳走』

 チェリー大好きなきれいなお兄さんと本気でお付き合いしたい。
 受けのチェリー好きの理由とか、そこを乗り越え頑張る攻めとかよかった。

U『ムカつく同僚とセフレになりました』

 作者さんの名前がものすごい検索しにくいな。
 ゲイ用出会い系で日々楽しんでたらある日会った相手が偶然ソリの合わない同僚でええーっ。
 冒頭の受けの仕事っぷりが無責任であまり好感を持てなかった…なぜこういう掴みなのか。攻めは一途でいい。

星名あんじ『どうしてもヤリたくて学園』

 男子校でチェリー四人が集まりなんとかやりたいので、女子の好きなBLで勉強することにして斜め上の方向に頑張ってしまう。
 謎テンションギャグで時々ついていけないけれど面白い。萌えはあまりない。

2019年06月15日

森本秀『アスタリスク』1~8

 Kindle Ultimated。
 天使のお話、以前途中まで読んでいたので完結まで読んだ。
 面白かったけど、続きがありそうなのにこれ以降書かれていないっぽい。あまりにも明らかに続きがありそうな感じで、キオとフラウの関係もそうだけどいろんなことがまだこれから書かれそうな形で終わってしまっているので物足りない…。

星名あんじ『僕らはなんども恋をする』

 時間SF。
 バックパッカーで写真家の攻めと、ダメっこでぐうたらなリーマン。
 絵がきれいで、表紙のカラーも爽やかでいい。
 萌えはそれほどだけど、時間SFとしての解決の仕方がせつなくてよかった(ハッピーエンドではあります。

2019年06月16日

鉢野うら『愛を喰らうケダモノ』

 単話版1~6話、Kindle Ultimatedで2話まで。
 普通の食事をせず、しないと満たされない攻め。
 …という設定が全然説明のないままだったので、謎。人間なのか、そうでないのか…。

ナナメグリ『俺と上司の恋の話』

 Kindle Ultimated。
 リーマンもの、上司は社長が好きらしい。
 なんとなく薄めで物足りない。

芳野さと『新宿バチェラーと夜鳴きネコ』

 Kindle Ultimatedで2話まで。
 多額の借金を背負った受けを、夜の街の帝王兄弟の攻め二人で仕込んで稼げるようにしてあげる話。
 攻め二人が意外にも個性があってよかった。

近藤旭『先生、全部ださせてください』

 Kindle Ultimated、単話版1~4話
 義理の父が好きになってしまって家にいられなくって飛び出したら学校では鉄面皮の先生に会ってなんか面倒みてくれまして。
 なんとなく義父への思いに違和感があるけど、面白かった。

直江犀『H×H×H -強制的発情メイト-』

 Kindle Ultimated、単話版1~5話。
 謎のイケメンを拾って帰る話。正直あまり印象に残らなかった。

さばみそ『生徒会長は下僕になりたい』

 Kindle Ultimated、単話版1~5話。
 縛られて写真をとるのが好きな生徒会長の話。
 生徒会長がテンション高く変態行為をするが、あまり感情移入できず。

理原『兄弟ごっこと処女ビッチ』

 単話版1~4話、Kindle Ultimatedで3話まで。
 未経験で体をうっている兄に感情移入しづらい。

さばみそ『年上彼氏のヤバイ性癖』

 Kindle Ultimated。
 田舎に帰ってきたきれいなお兄さんとあれこれ。
 日焼けしてる健康的な受けがかわいい。
 

2019年06月18日

にやま『無邪気なわんこと猫かぶり』

 ついつい外面を取り繕ってしまうリーマンが、無理やり呼ばれた街コンで、自由なワンコに出会って、そいつが結構ずうずうしいんだけどなんだか巻き込まれていって、おしかけ同居みたいになって。
 絵も感情の描写とかも丁寧な作家さんで、評価が高いのもわかる。面白かった。

ぼんち『お前の犬になりたい』

 カチcomiが1話無料セールをやっていたので、いろいろ読んで続きが気になるものを結構買ってしまった。カチcomiって秋田書店なんだね。不良漫画の老舗が不良系BL誌を出しているのか…すごい。

 なんだか不良達のトップになってたら、対立している学校のトップを探ってこいとか言われて、会ってみたらセフレになってしまいまして。
 面白かった。敵校の保険医がそれでいいのか(笑。

 不良ものは設定とかが非現実的になってしまうのは仕方がないので、ファンタジーっぽいお話として読むといいんだなと思った。どんどんファンタジーになっていくだろうジャンルだが、すたれないでほしい気もする。

夕倉アキ『烏ヶ丘Don’t be shy!!』

 1話無料セールにつられ。
 対立する町の自警団グループがあって、後発グループのトップはライバルについついつっかかってしまうけど本当は好きで憧れなんです。
 町の自警団グループ、しかもそれが2つもあるというところでちょっとおいていかれそうになったけれど、ファンタジーだから!と思い直して読んだ(笑。ツンデレものも古典だけど、いいと思う。面白かった。

2019年06月19日

天河藍『薔薇とへドロ』

 学校でカースト最上位の年上幼馴染になついている虎の威を借る嫌われ者の受けが、攻めの彼女と浮気して壮絶なお仕置きへ。
 受けの最低ぶりも攻めのお仕置きやねじれた執着もひどすぎて、ちょっとキツい。キツいのだが、面白い。攻めのコントロールが完璧ではなく、受けに(受け自身も気づいていないけれど)支配されているっぽいのもいい。
 併録の三角関係物も一人がショタすぎてキツいのだが面白い。もう少し読みたかった。

2019年06月20日

蓮山田れん『鷲のねぐらで夜明け前』

 よそのヤクザの愛人だった男をひろって、自分のところのキャバクラで働かせてたら、メイクもうまいので役に立ちました。
 受けの才能がかわれるわりには、前職はなんだったのかとかよくわからなくて、ちょっと謎。ヤクザがいい人すぎるし周囲も含めて甘い人が多い気はするけれど、ファンタジーヤクザとしてはこのくらいがいいと思う。

上原あり『りある≠げえむ√H』

 狙った相手をおとすのをゲーム感覚で楽しんでるゲイのこが、同じ大学の乙女ゲー好きの不思議ちゃんに興味をもって。
 受けの乙女ゲー好き設定はあまり活きていない気もした。攻めのただれた生活をしてた過去についてはあまり反省とか後悔とかされず、逆に開き直るでもなくうやむやな気がして、ちょっと気になる。

2019年06月21日

こめり『月にむら雲、花にあらし』

 単話版1~5話、4話までKindle Ultimated。
 美大の同級生同士で、日本画家→高校の美術教師になったお坊ちゃん。
 舞台は京都で山や受けの実家の雰囲気とかわりと丁寧に描かれていていい。攻めの長年の片思いが長くて、受けはもうちょっと早くこたえてあげていたもよかったのに、という気もするけど、お話も丁寧でよかった。

日の出ハイム『日本橋心中』

 Kindle Ultimated。
 江戸時代くらいの短編集。
 表題作は、いちおうハッピーエンド…だけど、少々悲しい。

こめり『彼と付き合う10のメリット』

 Kindle Ultimated。
 タイトル通りで、会社のかわいい後輩のゲイのこに自分と付き合うメリットをプレゼンされれう三十代ノンケチェリーのお話。
 ライトに読めて面白かった。

今井ゆうみ『ぼくらのかわいい朝日くん』

 Kindle Ultimated。
 事務所が倒産してしまったうれないアイドルが、以前共演した俳優さんの家でお世話になることになったら、なんかイケメン大学生もいまして。
 ライトに楽しく読めたけど、攻め二人の受け溺愛ぶりがもっと読みたかった。特に俳優さんは謎。

罫野『だだっ子にゃんこと堅物ダーリン』

 Kindle Ultimated。
 教師×生徒、なかなか手をだしてくれない攻めにやきもきして猫の神社にお参りしたら、攻めの飼い猫と喋れるようになりました。
 BLとしては薄めなので、いっそというか、猫関係をもっとほりさげてほしかった…(笑。

青丸『えろあまお兄さんとあそぼー』

 Kindle Ultimated。
 バイトの掛け持ちして頑張ってるさえない高校生が、バブみあふれるエロエロお兄さん(おじさん?)に拾われて、な話。
 関係ないけど、バブみって確かに便利な言葉だね…流行したのも分かる気がする…。
 ネタバレになるかもしれないけれど、お兄さんが受けなのが少々びっくりした。ショタ攻め、犯罪的ショタコンお兄さん(おじさん?)と、結構苦手目な要素があったけれど、面白く読めて、特に後半はタイトルから想像つかないような真面目展開でこれもよかった。

一ノ瀬ゆま『嫌いな先輩』

 Kindle Ultimated。
 嫌いな先輩と、嫌いな後輩同士…だったはずなのに。

 会社の後輩=受けが、元気で頑張り屋でみんなに可愛がられているんだけど、一言多かったり無頓着に失礼なこと言ったりしてしまうタイプで、ほとんどの人には気にならないけど気になる人(攻め)には気になるタイプ、というのがリアルですごくいい。
 だから受けにイラつく攻めに感情移入しつつ、でも攻め自体イケメンで出来る男なので感情移入しにくい部分ありつつ…な状態で、受けの秘密がわかって一気に引き込まれ、そこからはお互いの感情の揺れにはらはらしつつ一気に読んじゃう感じ。
 古典かもしれないけれど、受けのこういう設定好きだなあ…(笑。ほとんど必然的に健気受けになるし。
 絵はきれいだけど、少々顎が尖りすぎなのが残念。受けも攻めも喫煙者なのは、時代が変わって古くなってしまった。

 本編の終わり方が物足りないと思ったら色々事情があったようで、続編の同人誌がpixivでも読めて、これが本当によかった。続編の後半は本当に泣ける。
 極端に辛い設定、展開ではないのに、キスすらしないのに、これだけ泣かせる話がありうる、というのをすごく鮮やかに示してくれていて、本当にいい。
 もっと多くの人に読まれるべき続編同人誌だなあ、と思ったのは、明治カナ子の三村家の息子以来かも…いや、こんなに偉そうに言えるほど続編同人誌をそんなに沢山は読んでいないけど(笑。

たけうちりうと『薔薇とボディガード』

 結構古い作品なのかな?文庫版を北畠あけ乃さんの絵に惹かれて購入。
 日系アメリカ人でバイアスロンでメダルをとってる受けが、ボディガード会社に就職したら、警備チーフがいじわるするけどがんばります。

 三作目まで読んだ段階でもボディガード会社の設定がよくわからず、クライアントに厳しい会社だと思われていたり、理念がクライアント第一だったり、わからなくもないけれどもう少し説明がほしい。
 妙に矛盾する設定は他にもいくつか気になっていて、一作目で受けがほぼベジタリアンと言っていたのに攻めのつくるローストビーフのサンドイッチが好物になるとか、なんだかな。
 あと、攻めにあまり魅力がなく、一作目でのキャラ迷子ぶりは受けに危ない仕事を諦めさせようと冷たくしていたから、というのでわからなくはないんだけれど、薔薇と犬が好きなイギリス人で、イギリス風のジョークもいう、任務に徹するけど受けには甘々、というのがまとまりきっていないというか、正直設定を並べている印象があり顔が見えてこない。北畠さんの絵も合っていないせいもあるかも、少なくともイラストよりはもう少しおっさんな印象ではあるので。
 キャラ描写についてはハッカーの子とかも、登場シーンではテンション高いイカレ気味のハッカーのステレオタイプだなという感じだったし、ちょっとステレオタイプなキャラが多いし、描写は丁寧ではないなと感じる。
 受けが冬季とはいえオリンピックでメダルまでとっているのに、全然顔がわれてないのも少々違和感がある。
 あとトムの設定がわかりにくく、三作目まで読んでやっと、仕事も恋愛も無茶する人なこと、攻めが辞めさせたかったのは警備っぷりが無茶だからで、社長が聞き入れなかったのは恋心ゆえ、というのがやっと見えてきたけど、一作目ではなんかよくわからなかった。

 なんだか異常に文句ばかりに見えると思いますが、しかしお世辞ではなく面白かったし好きなのです…。攻めがあまり素敵に思えないこともあり、正直BL要素は添え物という気もするけど、ボディガード業務のお話が面白いです。でもやっぱり受けが危ない仕事をこなして攻めと再会できるとホッとするので、BLなのです。

 この一作目では、前半は大物ミュージシャンのバカンス警護、そこからつながる会社への復讐をもくろむテロリストの話と、前半後半で違う業務の話になっているのが意外とよかった。
 ただ、受けのバージンの扱いが軽すぎてショックだった。モブレに対する攻めの冷たさは初めてだと知らなかったこと&動揺のせいだとしてもだ…薔薇だけではなくもう少しフォローがほしかった…。

2019年06月22日

柚月りんご『その火はきえない』

 Kindle Ultimated。
 ノンケ(だと思っていたい)リーマンと、ひょんなことで知り合ったゲイのこが、借りたお金をちまちまタバコで返してなんとなく交流していくお話。
 やや地味めだけれど着実なお話でよかった。

たけうちりうと『星とボディガード』

 シリーズ二作目。
 受けが超お金持ちの起業家のボディガード業務に入る。
 超お金持ちが魅力的でよい。超お金持ち周辺のゲストキャラが多いけれど、それが気にならないのが巧い。

2019年06月23日

たけうちりうと『琥珀とボディガード』

 シリーズ三作目。
 息子の警護をと頼まれた受けだけれど、父親が怪しくて。
 今回も面白かった。父親に関する結末があいまいなのもいい。でもできればこの後消息が書かれるといいな。息子の方はまた登場してほしい。

 三作目まで読んで、もったいないのでちょっと休憩をしています(笑。

2019年06月26日

タクミユウ『どうせ、めろめろ』

 Kindle Ultimated。
 医者と元タチのモデル、攻めは甘々だけど余裕過ぎて不安~。
 ありがちな設定かもしれないけれど、面白かった。

三月えみ『結んで、ほどいて、キスをして』

 Kindle Ultimated。
 父から引き継いだ仕立て屋を営む受けが、商店街の再開発話がもちあがり、憧れだった元同級生の建築会社社員と、元同級生の地上げ担当のヤクザと再会する。
 スマホで表紙がよく確認できなかったので、どちらが攻めなのかわからず読むことになりハラハラした(笑。でも面白い体験になった。そしてそっちが攻めでよかった(笑。とても面白かったので、もう少し長い話でもよかった気がした。

今井ゆうみ『駅近魔法使い付き一戸建て』

 Kindle Ultimated。
 魔法使いや不思議な生き物と共存しているファンタジーなお話。
 やや軽めだけれど、楽しく読んだ。

三月えみ『ハートの鍵を手に入れろ!』

 Kindle Ultimated。
 姉の使っていた部屋に引っ越したら、姉の元カレが鍵を返しに来て、会社でも先輩でした。
 全体的には面白かったんだけど、攻めの元カノが姉というのは冷静に考えるとキツいものがあるのではなかろうか。その姉も出てきてしまうし。

2019年06月27日

三月えみ『家庭の事情で襲われてます』

 母の再婚で、銀行の上司が義父になったら、ラジオ聴いてた俳優さんが兄になりました。
 なんか全体にあまり好きになれなかった。兄が父を本気で好きなのにあまりついていけず、義父の元妻が出てくる展開も個人的には微妙だった。

めがね『上村くんは真面目ないい子。』

 一話無料につられ。
 真面目だけど一人遊びが好きな生徒会長がヤリチン後輩に見つかってしまい。
 表紙が流石にお下品すぎる…。
 その割に、生徒会長をいじめるヤリチン後輩がそれほど悪い子でもないので、意外と甘めだった気がする。

2019年06月28日

椿『迷い猫と恋のあしあと』1

 Kindle Ultimated。
 幼い頃通っていた学園に戻ってきて、保険医の先生と親しくなる。
 絵がきれいでいいんだけれど、お話がいまひとつで面白みにかけるのが残念。ありがち展開だからというだけではなく、流れていってしまう感じ。

青山マヲ『剣一くんの縛られ願望』

 単話版1~5話、3話までKindle Ultimated。
 緊縛(を見るのが)好きな大学生が、友達と同郷の強面のお兄さんがしぶくて緊縛が合いそう…と萌えてしまう。
 絵がきれいで巧い。お話は、これで終わりなのかな…?

柑奈まち『こどもたちは禁色の雨に戯れる』

 Kindle Ultimated。
 伯爵家の長男と、過去の事情から彼の護衛に徹する乳兄弟、兄に無邪気になつく妾腹の弟。
 なんだかひたすらに従者がかわいそう…いや最後はそうなるとしてもだ、計算ずくの弟にも、断れない受けにもいらいらした。

鳴海彬『ピアニストの情夫』1、2

 3話まで無料だった。
 天才的高校生ピアニストの年上幼馴染に溺愛されています。
 受けがあまりに平凡というかなにも出来ていないので、将来大丈夫なのか…とか余計なお世話を考えてしまったが、やはり成長する必要があったようで、そのための期間が結構長くて二人共気の毒だった。ハッピーエンドなのでいいけど。

三並『理想の尻』

 単話版1~6話、2話までKindle Ultimated。
 以前働いていた男性向けSM?でバイトしてたら、いやな上司が来てびっくり。顔を見られてないのをいいことに好き放題してたら尻が素敵で惹かれてしまう。
 上司があまりなびいていない気がするけれど、これで終わりなのかなー。

池森あゆ『柴くんとシェパードさん』1、2

 Kindle Ultimated。
 バイトしているコンビニに毎日来るドーベルマンを触りたいなと思っていたら、怖い顔の飼い主が大学の先輩で、仲良くなりまして。
 少女漫画的な雰囲気でかわいい。

美和『春待ちつぼみの恋わずらい』

 Kindle Ultimated。
 万引きの冤罪をかけられていた金髪少年を助けたら、なんかなつかれつつほっとけない。
 お話はオーソドックスで、かわいい雰囲気でよかった。

2019年06月29日

野花さおり『ひねくれさくらに恋が咲く』

 Kindle Ultimated。
 ずっとかわいいかわいいとちやほやされてきた受けが高校でイケメンを好きになるも自分から行動できず、大学まで追いかけてストーカー未満であれこれ。
 かわいい雰囲気だし面白かった。こういう設定でも受けが傲慢でもなく面倒すぎもせずちょうどいい感じ。

佳門サエコ『好きだから弄ってほしくない』

 Kindle Ultimated。
 大学の腐れ縁のイケメンが尻フェチで、自分の尻に興味を持たれてしまい。
 三作併録なので短編だしライトめだけど面白かった。

小野アンビ『痛いくらいハートクライ』

 Kindle Ultimated。
 イケメンチャラ男がかるい気持ちで誘った美人同級生は、無菌培養で恋に臆病で奥手でなんだかふりまわされちゃう。
 タイトルがやや古い印象。内容と絵はかわいくてよかった。受けの名前が恋(れん)で呼び名がこいちゃんというのがなんだか違和感があった…。

大介『臆病な黒』

 Kindle Ultimated。
 大学の友達が好きで、黒い感情が黒い糸になって実体化してなお話。
 絵があまりかわいくないのはいいんだけど、萌えがない感じで、萌えよりも雰囲気や黒い糸設定を優先させている印象でちょっと置いていかれた感があった。

鳥葉ゆうじ『合法的偏愛ストラテジー』

 Kindle Ultimated。
 前段階で作家とファンの子の話。表題作は編集者とややなぞめいた恋人の話。お話が短いこともあって、どれも少々薄味に感じてしまった。

まさき茉生『優しいパンツの脱がせ方』

 イケメンでチャラい幼馴染が好きな優等生が、彼は彼女のパンツをどう脱がせるんだろう…と想像したことから女性もののパンツを履いてみた。
 キテレツであけすけなタイトルからは想像できないようなきれいな絵と、いい意味でオーソドックスなBLでとてもいい。お話もパンツ設定以外はいい意味で普通…あ、熱の様子を見に行った攻めの行動は結構すごいかな。後日談もよかった。

野花さおり『イケメンの先輩が実は童貞で純情でした』

 タイトルの通りのリーマンもの。
 イケメンの先輩があまりイケメンに見えないのが少々残念。後輩が元ヤンという設定も個人的にはあまり萌えなかった。

2019年06月30日

あいだ『やさしくしないでくれた』

 Kindle Ultimated。
 義理の兄弟、平凡な兄と美形の弟。かなり非道い扱いをするけど兄を慕い続ける弟にへきえき。
 面白かった。ただ、兄から弟への愛がもう少しくらいはあるとよかった。いきなり弟を探しに行くのも唐突で、理由付けがほしかった。弟が兄を慕い続ける理由も、最初のきっかけはそれでももう少し何かあったらよかったかも。

灯伽『満ちてゆく月』

 Kindle Ultimated。
 田舎で一日一組の高級旅館をいとなんでいる受けのところに、怖いエリート風の男とAVで知っていた俳優のカップルがやってきまして。
 なぜ受けがもてるのか、ご都合展開か…と思ってしまうけれど、後々の方で美形なんだなと納得できたのでよかった。

夏野寛子『25時、赤坂で』

 売れない俳優の受けが、あまり交流はなかったけど大学の先輩でもある売れっ子俳優とゲイ役で共演することになって。
 とってもよかった!恋愛描写も丁寧だけど、受けが役に入るときの雰囲気とか表情とか巧い。後日談はもうちょっと読みたかった。
 絵もきれいで丁寧でいい。攻めが美形なこともあり、少々百合的かもしれない。目の書き込みがすごくて、うるんだような印象的な目がとってもきれい。アナログらしい。
 

くれの又秋『愛し』

 ノンケチチェリーの大学生が酔っ払いを拾ったら、バイカミングアウトしていじめられてた同級生で、恋愛体質なのに恋人に飽きては捨てしてしまう恋愛ベタで、なんか家においてあげることになってしまって。
 お話の展開が丁寧で面白かった。ただ、バイの子が受け入れるあたりはもう少し描写がほしかったし、これは後日談が、しかも数年後のやつが(付き合っていても別れていてもどちらでもいいけど)必要な話だと思う…。
 オビにBL史上最高のリバとあり、確かにそこの描写は面白みがあったけど、こういう惹句だとハードルが上がるし、他の作品に失礼に思えてしまうのでこういうのはあまり好きではない。作品の問題ではないです。



2019年06月 アーカイブ

もくじ

 くれの又秋『愛し』
 夏野寛子『25時、赤坂で』
 灯伽『満ちてゆく月』
 あいだ『やさしくしないでくれた』
 野花さおり『イケメンの先輩が実は童貞で純情でした』
 まさき茉生『優しいパンツの脱がせ方』
 鳥葉ゆうじ『合法的偏愛ストラテジー』
 大介『臆病な黒』
 小野アンビ『痛いくらいハートクライ』
 佳門サエコ『好きだから弄ってほしくない』
 野花さおり『ひねくれさくらに恋が咲く』
 美和『春待ちつぼみの恋わずらい』
 池森あゆ『柴くんとシェパードさん』1、2
 三並『理想の尻』
 鳴海彬『ピアニストの情夫』1、2
 柑奈まち『こどもたちは禁色の雨に戯れる』
 青山マヲ『剣一くんの縛られ願望』
 椿『迷い猫と恋のあしあと』1
 めがね『上村くんは真面目ないい子。』
 三月えみ『家庭の事情で襲われてます』
 三月えみ『ハートの鍵を手に入れろ!』
 今井ゆうみ『駅近魔法使い付き一戸建て』
 三月えみ『結んで、ほどいて、キスをして』
 タクミユウ『どうせ、めろめろ』
 たけうちりうと『琥珀とボディガード』
 たけうちりうと『星とボディガード』
 柚月りんご『その火はきえない』
 たけうちりうと『薔薇とボディガード』
  一ノ瀬ゆま『嫌いな先輩』
 青丸『えろあまお兄さんとあそぼー』
 罫野『だだっ子にゃんこと堅物ダーリン』
 今井ゆうみ『ぼくらのかわいい朝日くん』
 こめり『彼と付き合う10のメリット』
 日の出ハイム『日本橋心中』
 こめり『月にむら雲、花にあらし』
 上原あり『りある≠げえむ√H』
 蓮山田れん『鷲のねぐらで夜明け前』
 天河藍『薔薇とへドロ』
 夕倉アキ『烏ヶ丘Don’t be shy!!』
 ぼんち『お前の犬になりたい』
 にやま『無邪気なわんこと猫かぶり』
 さばみそ『年上彼氏のヤバイ性癖』
 理原『兄弟ごっこと処女ビッチ』
 さばみそ『生徒会長は下僕になりたい』
 直江犀『H×H×H -強制的発情メイト-』
 近藤旭『先生、全部ださせてください』
 芳野さと『新宿バチェラーと夜鳴きネコ』
 ナナメグリ『俺と上司の恋の話』
 鉢野うら『愛を喰らうケダモノ』
 星名あんじ『僕らはなんども恋をする』
 森本秀『アスタリスク』1~8
 星名あんじ『どうしてもヤリたくて学園』
 U『ムカつく同僚とセフレになりました』
 五月女えむ『はじめては全部彼のご馳走』
 五月女えむ 『バッドプリンス・ハニーパーティ』
 五月女えむ『19歳のポルノエンデバー』
 カキネ『黒瀬、折り入って相談が』
 五月女えむ『溺愛ポルノスター♂』
 九州男児『ロマンス・コンシェルジュ』
 甘野有記『幻の都』
 宮緒葵『奈落の底で待っていて』
 志々藤からり『こんなものは恋ではない』
 もちの米『俺のおにくちゃん』
 牧コチコ『恋が、あの夏にある』
 喃喃『キーミスティックアンダーカバー』
 タカナシモリミチ『だって、美味しいのが悪い。』
 タカナシモリミチ『まっくらやみで君と、』
 キヅナツキ『ギヴン』1
 みちのくアタミ『真夜中ラブアライアンス』
 つきづきよし『俺でいいの、水戸くん』
 緋汰しっぷ『スノーホワイトの毒に染む』
 芽玖いろは『蛇喰い鳥』
 はらだ『ワンルームエンジェル』
 yoha『さよなら恋人、またきて友だち』
 はらだ『カラーレシピ』上下
 鈴木あみ『恋と戦争~前火に堕ちる騎士~』『恋と戦争~後宮にひらく薔薇~』
 芽玖いろは『赤くて甘い』
 木下けい子『浪漫のお国で逢いましょう』
 木下けい子『ドント・クライ・ベイビィ』
 金坂理衣子『宝石紳士と甘い初恋始めました』
 echo『マイ リトル ドギー』
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