須坂紫那・安西リカ『隣の嘘つき』
互いによくデートの待ち合わせしてて知り合ったリーマン同士、ゲイの方はノンケ彼氏に振られ、ノンケの方は偽装結婚直前で破綻、互いにうさばらしに飲みに行って意気投合して、な話。
小さな嘘がトラブルに、なスモールワールドな話で、お話も絵もとにかくオーソドックス。
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互いによくデートの待ち合わせしてて知り合ったリーマン同士、ゲイの方はノンケ彼氏に振られ、ノンケの方は偽装結婚直前で破綻、互いにうさばらしに飲みに行って意気投合して、な話。
小さな嘘がトラブルに、なスモールワールドな話で、お話も絵もとにかくオーソドックス。
土方ノンケがゲイバーに連れられていってオネエ言葉でパワフルなゲイのことなんだか親しくなって、ものすごくあれこれある話。
わちゃわちゃした雰囲気は好みが分かれそう。楽しいけれど読みにくかったりキャラが分かりづらかったりはする。
お話はあれこれありすぎる…3巻まで出ていて4巻まで出る予定だそうなのだけれど、この後個人的に苦手な展開になりそうなので、2巻まででいいかなあという感じ。つまらないとかではないんだけどね。
この作者さん久しぶりに読んだ気がするけれど、絵がかわらない印象。
お金持ちのダメっ子次男に、その家に代々仕えている家系の子が押しかけ熱烈変態執事に。
面白かったけど、執事がなぜあそこまで変態的に惚れ込むのかがよくわからず、次男の魅力はもう少し描いてほしかった。まあそれを描かない方が変態っぽいのかもしれないけど、それなら出会いの場面はもう少し意味深ではない方がよかった気がする。あと長男が意外に(いろいろな意味で)よさそうだった。
変態ストーカーメガネとぽややん坊っちゃん。
…前半ほぼただのシュールギャグで、いきなりくっつかれてもついていけない。担当編集さんが無理にBL展開を押したそうだけど、とっちらかってしまった感じ。この設定でラブラブなんて荒唐無稽になってしまうのはわかっていたのではないのだろうか。最初から割り切るか、別の話にすべきだったのでは…。
無料お試し版。
母の教育でスケバンに憧れながら帰国したぼたんが平和な日本にがっかりしつつ戦いを求めていく話。
面白いんだけれど詰め込み過ぎで描写が薄い(絵も話も)ので物足りなさもある。ぼたんの住んでいる銭湯の描写や学校の様子とか、みどりの家とか、面白そうなのに情報が少なくて印象が薄くもったいない。
小さい頃はかわいい天然としっかり者メガネだったのに、いつしかイケメンとメガネになっていて、幼い恋がなかなかうまく行かずくっついたり離れたり。
この作家さんらしくキュートな展開で面白かった。
学生もののほうがこの作家さんの良さが活きるのかもしれないと最近思い始めた。
Kindle Ultimatedで10巻ちょっと無料だったので、連休を機会に読んだ。
ひとまずインハイ終了まで(笑。
期待以上に面白く、がっつりハマらないまでも女性人気の理由もわかった。
やはり巻島はかわいいと思うし、あの容姿にあの口癖でも人気があるのはよくわかる…が、やはりすごい容姿だなあとは思う(笑。
当然(?)泉田も好きです。主に外見が好きです。田所もそんな感じです。
山岳くんも変な子だしサイコっぽいけどやはりいいですね。
ただ、人気があるらしい御堂筋の魅力があまり理解できず、自分はまだまだなのかとも思いました。アニメだと、あるいはインハイ以降ではまた印象が違うのかなとかも期待してみたい。
あと、監督の存在が忘れられているっぽかったり、山岳くんと坂道くんの約束もすっとばされてるっぽいのかとか、そこここでアラも気になる。インハイの結果も、あれしかないとは思うんだけど、普通だったらここで連載終了!でいい展開になっている。ここでタイトル変えたほうがよかったかもね。いやまだこの後読んでいないので、この感想が妥当かどうかはわからないけれどね。
ぽややんでとろいせいもあって、モーレツな父に努力しろあきらめるなといろんなことでいつも怒られていたので、告白してくれたイケメンにも果敢に挑んでみることにした話。
ぽややんでかわいいく面白かった。もう少し読みたかった。
後半は小説家とお世話係の大学生の話で、こっちの方が長い。
いまひとつ萌えなかったので残念。
ペーパーワークス集とのことで、小冊子やペーパーをまとめてくれたらしい。
こういうのすごくありがたい!
でももううろ覚えのCPも結構あった!(笑
同じ高校のよしみで同居してる大学生。
ゆるくほんのりユーモアな雰囲気で面白かった。
タイトルがさすがにちょっとどうか…。
日本酒研究会で知り合ったイケメンアナコンダと普通の子。
内容はこの作者らしいゆるくユーモアのある雰囲気で淡々と面白い。
『愛しのXLサイズ@姫はじめ』も読んだ。
同人誌なのかな、ちょっと高かった。
理系高校生の最初はだめな子とできる子。
悪くはないけれどこの作者さんで続けて読むと似たような雰囲気が続いてしまった。
お笑いコンビの二人と大家さん。
…三角関係というか、大家さんがただの肉体関係しかない感じで、正直あんまり三人である意味を感じなかった。
先輩のコンビのほうは愛が伝わらなさすぎでいまひとつな感じだった。
少々ネタバレあります。
タイムリープものということで読んでみた。
そこそこ面白かったけど、タイムリープってやっぱりキャラを魅力的にするのはかなり難しいかもと思った。どうしても設定と展開にふりまわされがちな気がする。
あと、電子書籍で読んで表紙の印象が薄かったせいもあってか、誰が攻めなのかが最初はわかりにくく、タイムリープで親友君が改心するのかなあとも思ったし、真の攻め(笑)は最初の印象があまりよくなくて、受けが二度目に会った時に(精神的に追い詰められていたとはいえ)急に心をゆるしてしまうのが違和感がある。
さえない大学生が、追われている謎の男にむりやり匿わせられて、怯えていたら、実は彼はスーパーハカーで、次第に打ち解け?助けられ?みたいな感じ。
面白かった。
元カレとの短編はなくてもいい…あと、元カレよりも受けを選んだ理由はもう少し描いてほしかった。
絵がラフなので好き嫌いは分かれるかもしれない。
広告とかにあったけど別にスパダリではない(スパダリという言葉はあまり好きではないけど。
悪魔を呼び出して臓物をもらう高校生が、代償に悪魔にされて云々。
悪魔の臓物を食べたがる受けが、地獄や悪魔にびくびくしているのが、いやそれはそういうもの(異世界に連れて行かれたら流石にそういう反応になる)なのかもしれないけど、違和感があるし、ときどき急に大胆で、悪魔がそれを愛でているけどついていけないし、正直あまり好きになれない。
悪魔もキャラがよくわからないし、絵もきれいだけどわかりづらいので、余計に想像しづらい。
この作者さんを久々に読んだ。
チャラ大学生が、テニサーで妙になついてくるもさい男を犬扱いしてたけれど…。
作者も描いていたけど、イラストがかっこよすぎて攻めがもさくない(笑。
流石に過去の話が少々受け入れ難い。読んでてそういう展開かな、いやでも流石に…とか思ってたら本当にそういう展開だった。でもこの作者さんらしい展開と終わり方なのかな。二人とも依存しあっている感じ。
どうでもいいけど、最近のチャラ男は煙草吸わない人も増えてそう。
同じ作者さんを続けて読んだこちらが悪いのだが、少々食傷気味になってきてしまった。
攻めの親友みたいな人は結局なんだったのか、ちょっと消化不良。
「コヨーテ」のために『Daria』本誌を買って、その時に面白そうだけれど途中から読んでもよくわからなかったお話が、一話だけ試し読み出来たので読んだら面白そうだったので既刊を購入。
中東っぽいファンタジー、紋章が浮き出た五人の王様がいる国で、妹を守ろうと星見師のふりをして攻めの王に召し上げられた受け。
結構謎が謎を呼んでいて、原作小説は三巻分で終わっているってほんとかな…まだまだ終わらなそうに思える。今の所面白い。
青の王は真意がよくわからないのと、過去関連でも秘密がありそうなのでよくわからない雰囲気。
受けといい感じになった赤の王がすぐに退場してしまって残念な気もする。
受けは外見も内面も子供っぽすぎて少々しんどい。
叔父さんの借金のかたに豪華客船でシークに売られた受け。気に入りを宝石扱いする傲慢なシークと、気に入ったら願いを叶えてやるという言葉に反発しつつのる受け。
いまいちというか、面白くなかった…。どこがというのではなくいいところがない。タイトルも詰め込みすぎ。
ヤンキー幼馴染。オメガバース。
表紙がきれいでamazonの評価も高いから期待してたのに、面白くなかった…残念。なんというか、印象の薄いお話でエロは大盤振る舞い、オメガバース設定もあんまり意味がない感じ。
IT会社社長が社員に裏切られてやりくりに行き詰まって年下イケメンに身売りする話。
イケメンが社長に執着する理由は少々ありきたりだったので、ひとひねり欲しかった。
長髪美人と感情の薄そうな図書館員。
タイトルがお話に合っていない気がする。
面白かったけど、受けの内面が吐露されると唐突な感じで、流石にもう少し描写がほしかった。
第一話が無料で面白いとつい買ってしまう(笑。
駆け出し彫師のところに、日本画の大家が自分のミューズに自分の作品を彫ってほしいという依頼が来て云々。
面白かった。しかし絵もお話もなんだかすごく懐かしいというか、昔っぽい感じ。きっと若い作者さんなのではと思うのだけれど。懐古趣味の人間にはうれしいけどね。
この作家さんは前に「女王と仕立て屋」の1話を読んであんまり合わないかなと思ってしまったんだけど、これも1話が無料になっていたので読んだらすごいハマってしまった。
最初はキャラの関係性とか、セリフもわからないものがあって、あれ?何かの続編?とか思ったくらいなんだけど、読んでいくうちにわかっていくしそれだけ設定がしっかりしているので、ハマる人はハマる感じ。
攻めがイケメンボンボンで、髪型とかも知り合いに似ていてちょっと笑ってしまう。おめめパッチリなのはかわいい。自分勝手なイケメンでかわいげあってすごく魅力的。
受けは目つきが悪いし四白眼なので、もう少しだけかわいくてもよかった(笑。
唯一どうしても許せないのが、「ジャージと一緒にパンスト脱いで、それを知らずにまた履こうとしたってパンストがちょっとでも履けるわけない」というところで(笑。そこだけ別の設定がよかったなあ…。
『コンビニコーヒー巡りにハマりました。~ジャッカス!番外篇~』も読んだ。カワイイ。
女王様みたいだけどほんとはかわいげのあるインテリアデザイナーと腕のいい仕立て屋。
1話はキャラが二人共よくわからないし微妙な気がしたのでそのままにしていたら、ジャッカスが面白かったのでこれも全部読んだらそこそこ面白かった。でもやはりジャッカスほどではなかった。
攻めがイケメンになりそうなのは面白そう。おっさん受け萌えはあまり自分にはないのだなあと最近やっと気づき始めた。
ヤクザのことかかわりのあった?保育士さんが博多で再会。
この作家さんは攻めのほうがカワイくて受けがおっさんとかかわいくない系なのですね。そのせいなのかなあ、受けの攻め愛が物足りなくなりがちな気もした。
小説のコミカライズのはず。小説か漫画の最初のあたりを読んだ気がするのだが、マヨイガを検索しても出てこない…。
ヴァンパイアと契約をした?してない?少年と、彼らをとりまく人間やヴヴァンパイアや使い魔の話。
たぶんこの前段階の話があると思うのだけど、いきなりヴァンパイアと少年がくっついたところから始まっているのでとっつきづらく、なんとなく疎外感があるまま終わってしまった感じ。
警察官の後輩先輩、調教済みの先輩を助けてあげて云々。
最初のあたりの先輩が一人で性欲をもてあまして露出配信とかしている辺りがハラハラさせられて面白かったので、先輩には気の毒だが、もう少し後輩とくっつく前のあれこれを読みたかった。
変わらず面白い。
絵も美麗で雰囲気がいい。
続きが気になる…ので小説版を読もうかと思ったのだけど、この後衝撃展開があるようで、やめた。
最近細分化が進んだせいかどぎつい展開を書く人が増えた気がする。
Kindle Ultimated。
かわいいもの好きのマッチョに痴漢に悩みマッチョになりたい少年が弟子入りし、マッチョはエロ妄想してしまう。
話もキャラも散らかっている感じでどこに向かっているのかよくわからなかった。
ホステスに騙されて財産を失い、男娼館サーカスで働くことになったノンケと、サーカスの人々。
なんかあんまりBLっぽくないというか、ラブが物足りないというか、ノンケとサーカスの主の関係が煙に巻かれたままな感じ。ジョーとタイ人の子はよかった。というか従業員が少なすぎる気がした。雰囲気はリリカルでふわっとしていて独特でいい。
タイトルで気になった。
一夜限りを信条とするアパレル店長が一夜限りだからーとか向こうから言われてむっとしてたら、警官として再会して云々。
普通にまとまっていた印象。
没落坊っちゃんと使用人が遊郭の花魁と男衆になって云々。
面白い。意外とあっさり関係が深まりそうなところであれで終わって、続きが気になりすぎる。
最初は坊っちゃんがそこまで攻めラブではないのかと思ったら、抑制してるのね。嫌な客もうまくあしらい、本来は賢く優しいのだろう坊っちゃんが魅力的。
攻めはまだよくわからないが、とりあえず坊っちゃんが大好きなことはわかる(笑。坊っちゃんにも知られたくないらしい過去に何があったのか。
同僚の攻めに横恋慕している花魁も気になるし、何より坊っちゃんの間夫になるとか言ってるマナー最悪の軍人がいい感じ。萌えはしないけど(笑、これからどう動いてお話をかき回してくれるのか楽しみ。
単話版1~5話、途中までKindle Ultimated。
陸軍学校?で懐いてきた生徒が、自分を愛人扱いしていた軍人の子で復讐目的でした。
ちょっと展開が荒っぽい印象で、急に終わらせたのかなという気も少しした。
Kindle Ultimated。
とにかく部活動優先でその活躍でカーストも決まってしまうような高校が、なんか学校ごと戦国時代にタイムスリップ。
…というトンデモながらありがちでもあるお話。
面白いのだが、ぽんぽん人が死んでしまって、面白そうなキャラもすぐいなくなってしまって寂しい。もう少しご都合主義でもいいので、皆生き残ってほしい…と思っていたら、死者復活の伏線もあり、これからどうなるのか気になる。でもKindle Ultimatedは5巻までなので、続きをどうしようか考え中。
表紙の主人公がカッコイイ。あと秀吉がとてもかっこよくて、珍しいかも。
なんだかむしょうに麻々原絵里依の挿絵が見たくなって、近刊の中で面白そうだったので購入。
烏の祟り神様に、恋人持ちの親友に恋する天涯孤独の公務員受けが、幼い頃にした契約で魂を捧げなければならないのだけれど、勿論神様に気に入られて云々。
素直な受けと優しい神様でいい。だけどくせがないので、ありがちな異世界の人おもてなし話(俗世のものを面白がる展開)と、純愛だけという感じもある。スパイスとして因縁の男が出てくるけど、二人の関係にすごくからむというよりファンタジー展開要素なので、やっぱりBLとしては正直少々物足りなさはあった。
鬼人間だらけの世界。純人間なことがバレないように暮らしていた受けが、超鬼鬼しい攻めににおいがいいということで執着されて云々。
設定がトンデモで最初はついていくのに少々苦労したけれど、面白かった。受けを食べたい鬼と、人間だとバレたくない受けの二人のキャラもよかったし、受けの匂いや飴玉(人間の匂いなのかな?ちょっと怖い)の設定とか、独特で面白かった。
なぜかラッキースケベ体質になってしまった受けが、お客のリーマンとそんなこんなでお互いに意識し合いつつラッキースケベ。
トンデモな設定だけど、途中で有耶無耶にならず最後までラッキースケベ設定がありつつ、恋愛面もそれにからめてきちんと描かれていてよかった。受けがかわいい。しかしかわいらしいので、それまではノンケだったというのは少々想像しにくい。
pixivコミックで最初の辺りを読んで、面白かったのでコミックスも購入。
この作家さんは、失礼ながらデッサンがあまりしっかりしてはいないので、いつか崩れてしまいそうな画風だと思っていたのだけれど、しっかり保っていてすごい。
お話も面白かった。
イケメンCEOが、友達の純朴なメル友=受けに、友達本人だと勘違いされたのをいいことにデートして云々。
攻めがひどい男なのだけれど、実はやさしいとかその寂しさに惹かれてとかそういうんではなく、受けはもう単純に攻めの顔が大好き!といういさぎよさがいい。攻めもなんとなく憎めない。
攻めの友人の作家とか、受けの友人のイケメンとか、みんないい人なのに受けは攻め一筋なのでもったいない…とも思う(笑。
でもこの受けは、タクシーを断って歩いて帰るとか言い出して攻めをキュンキュン(おそらく)させたり、にもかかわらず途中で疲れてタクシー乗ってたりする、一途でちょっと天然なところがいいのです。
まだ続くようなので楽しみ。
高校の同級生でなんとなくキスしちゃって大学行っても微妙な距離感で。
ふつうに楽しめた感じだけれど、正直なところあまり強い印象は残らなかった。
あまりに気が利くイケメンなので周囲を勘違いさせまくる部下に、上司もそうと知っていながらときめいてしまい云々。
さらっとしているけど面白かった。
ヒーローに憧れる少年が、高校の演劇部でマリアと呼ばれる美少女に一目惚れしたんだけど、男の子でした。
青春物として面白かった。主人公がマリアを傷つけて、ヒーローとは程遠いことをしてしまった…と反省するところとか、お父さんの伏線とか、描写も丁寧でよかった。
面白かったしいい話なんだけれど、BLなのかな?BLじゃなくてもよかったかも?という疑問も残る。
でも、後日談のデート編がよかったので、やっぱりBLですね、とも思った。マリアがかっこよくてかっこつけたがるのがかわいい。
町の正義の味方=幼女に攻撃される悪の組織のだめっ子なボスと、組織のために機会をつくりつつボスを狙う科学者。
ほのぼのしてるけど、あまりラブはなく、いまひとつな印象だった。