藤沢キュピオ『お殿様、お手柔らかに』
『お殿様ご乱行』の続編。
絵がかわいいけど少し古い気がする。でもむしろ安定してるし、安心する感じ。
内容は、殿×忍だけでは間が持たなかったのだろう、忍兄弟子×殿の側近が新CPとして登場。ライトギャグというかほのぼののんびりな感じで、四コマ系とか日常漫画っぽい?感じな気がする。あまり考えずに楽しめてよい感じ^^
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『お殿様ご乱行』の続編。
絵がかわいいけど少し古い気がする。でもむしろ安定してるし、安心する感じ。
内容は、殿×忍だけでは間が持たなかったのだろう、忍兄弟子×殿の側近が新CPとして登場。ライトギャグというかほのぼののんびりな感じで、四コマ系とか日常漫画っぽい?感じな気がする。あまり考えずに楽しめてよい感じ^^
『好きというのになぜかしら』のスピンオフ?というか、同じ世界みたい。
大学の近くの下宿屋で、一部屋を恋人用に貸し出すという商売をしてもう一部屋に二人で住んでる友人同士、恋愛にさめてるほうが、恋愛体質なほうの彼女見てたらなんだかイライラしてきまして。
…どっちもノンケなせいもあり、なんとなく展開に無理があるようなないような…真剣な恋愛したことないノンケのこが友人の彼女にイラついちゃうのはまだしも、友人にむらむらするのはファンタジックな…。そしてその友人も結局受け入れてしまうのは…彼女よりも友情のが失いたくなかった、というのはまだしも、そこから恋愛に突入するのはなんだか…。BLだから、って理由しか…(笑
同じ寮のゲイカップルは自然体でよかった(笑
表題作のほうは、おさななじみがなんかイケメンになってきてなんかむかつくので襲ってセフレにしてたら、もうこういうのやめようとかゆわれまして。
展開はベタだけど、調子乗ってた視点人物がかわゆくなってくのがちょっとキモいけどかわいかった(笑
ポランスキー監督、一幕物の舞台の映画化らしい。アホらしく面白く、しかし身につまされる~^^内容について誰かと語ってもみたいけど、でも一人で観に行ってよかったかも、というしょっぱさが残る…^^
子供同士のいさかい中、ザッカリーはイーサンを樹の枝でぶって、前歯を折ってしまう。ザッカリーの両親、弁護士の父アランと投資ブローカーの母ナンシーは、イーサンの両親、雑貨店経営の父マイケルとアフリカ問題などを手がけるライター?の母ペネロペの元を訪れて、なごやかに話し合いをしていたのだけれど、互いにたいするイラつきがつみかさなり、次第に夫婦間の問題まで露呈してきて、云々。
仕事人間で周りや家族を顧みないアラン、自立した女性だが体調と酒癖の悪いナンシー、母に弱く横暴な夫・父のマイケル、芸術や人権擁護を好む独善的なペネロペと、それぞれに人間味があってダメダメで面白い。
たとえば、しょっちゅう携帯に出てみんなをうんざりさせるアランの傍若無人さとか、いきなりゲロをぶちまけるナンシーとか、息子のハムスターを勝手に捨てたりして妻までハァ?って感じになるマイケルの横暴さとか、ペネロペが芸術とか社会問題とかを語る時の浅そうな感じとか、みんなちょっとずつあちゃーって感じなの(笑。そして、見ている方も身に覚えがあったり、周りにこういうひといるわね…ってなったりして、なんか身につまされるの(笑
まあ、そんな登場人物たちだから、いろんな場面ですぐにいさかいになるし、見ている方も全員にイラッときて、でも時折へんなところでへんなペアで同意しあっていたりして、見ている方もつい同意して笑ってしまって、っていう感じ。最初の方は結構はりつめた緊張感があってひやひやするんだけど、お酒が入り始めたあたりからはもう可笑しくてしょうがなかった^^なんでだよ、って感じで。
そんなわけで、内容自体がテンポがよくって飽きさせないし、部屋もよく考えられてて、ほとんど一部屋の中で話が進むのに、鏡を効果的に使うなど工夫されてて、しかも登場人物のからみを効果的にみせるカメラワークで、絵的にも面白かった。ヨーロッパの映画だし、雰囲気的にもそんな感じだったのでヨーロッパのつもりで見ていたら、舞台はニューヨークだったのでびっくりした(笑
しかし、上のユーチューブのトレイラーみたら、字幕がぜんぜん違う!あそこ「不良」だったら意味わかるわ…ていうか、両方の訳てらしあわせると色々わかったぞ…。
表題作は、先輩ゲイ刑事×後輩ノンケ刑事、連続ゲイ殺人事件に巻き込まれて犯人にいろいろされてしまったノンケ刑事と、そんなノンケ刑事にむらむらしてしまったゲイ刑事が、数年後にふたたびコンビを組むことになりまして。
…なんだろう、なにかが物足りない…。絵はうまいしお話も悪くないのに…。びみょうに萌えがないのかも。萌えというかお話にもキャラにもアクがないというか。特にキャラクターは、どっちももう少し心理描写を増やしてほしいのと、あと外見とか性格とか設定にもうちょっとフックがほしいかも…。受けとか、巻き込まれた事件のことをどう考えてるのかしばらくわかんなかったし。あと攻めが使ってた情報屋とか、恋愛物語をドラマチックにする感じでもっとうまくつかえそうだったのになあと思った。
同時収録に、あさぎり夕原作のルポライターものがあったけど、こっちもおんなじかんじかな…なんとなく、ちょっと薄いというか。原作はもうちょっと長めでいろいろあるみたいだけど。
『1円の男』のヤクザのぼんと若頭?のつづきもちょっとあったのはよかった。
家族に拒絶されたせいで本気で人と関わりたくないゲイリーマンのアパートが火事にあい、ついふらっと口説いてしまっただけの大学生彼氏がうちにきなよ!とかゆうのに押されてついていってしまったら、祖父父弟のいる実家じゃないのよ…。
という梗概を読んで、なんか今こういうの読みたい気分なんだなーと気づいた。なんだろう。ホームドラマBLが読みたいかも。
しかし、内容は微妙にもったいないというかツボにはいらない感じだったかも。受け一家はもっとあっけらかんとしてるといいなあ。あと受けも、彼氏を実家につれていくなんてたんなる天然なのかと思ってたら、家族にはカミングアウトしてないで、ただ攻めと一緒にいたかっただけ、というのは普通だった…(笑。そんなわけで、そこそこ面白かったけど、もうひとひねりほしかったかなあ、という感じ。
あとタイトルがいまいち活きてなかった。
同時収録も含めて、あんまし絵がうまくないなあ、と思った。しかし新人さんっぽいし、これからうまくなるだろうなあと思ってたら、四冊目のコミクスだそうで、絵に関してはちょっと残念かもしれない。
樫本大進&コンスタンチン・リフシッツのリサイタルにいちきましたvオールベートーベンというか、ベートーベンのヴァイオリンソナタしばりプロだったのですv
リフシッツが大進をもんのすごい勢いでちらちら見てるのがなんか可笑しかった(笑。ヴァイオリンソナタってこんなもんだっけ???や、もちろん合わせなきゃいけないタイミングのとこで、だけどね(笑
大進は、やっぱ二年くらい前のバッハ無伴奏しばりリサイタル行っとけばよかったな~といっつも思う。またやってくれないかなあ。
あとアレが余ったので『ベニスに死す』のDVDを買った。ぼちぼち観てて、繰り返しになる気もするけどあらためて思ったこと。
・この作品は一回目は十~二十代で観てキモッ!って思い、三十~四十代で観て共感するのが正しい観方な気がしてきた。
・タジオはスチルと動画でかなりイメージが違い、どちらも素晴らしい。スチルのほうが女王さまで、動いてるとふつーの少年でだからこそ美しい。
・ビョルンくんはやはりほかの作品に出なかったというのが完全ぽくて運命的だと思う。
なんだか、何年も何年も過ぎたような気がします。キミたちがまだ19だなんてウソみたいだと思うし、この一年に起こった社会の出来事公私のあれこれはとてつもなく膨大な数と量だったし、だからずっと大学院くらいでとまってた体感年齢がそれ相応を追い越しちゃったような気分。でもたぶん、なんにしても、なにもかも、ノーサレンダー、なのだろうと思うのです。
イヌとネコの男夫婦と、二人のかわゆいネコ息子の家族に、イヌの年の離れた弟がくわわって、ほのぼのな日常。
なんとなく微妙な…。なんだろう、ほのぼのまったり、を期待してい読んで、そういうとこはまあそうだったかなとは思うんだけど…。
大人CPは、ツンデレぎみ受けネコというのはベタだし、家事一切がニガテで料理をすると爆発する、とかいうのもお約束過ぎる…。イヌは器用でいいお父さんでネコにベタぼれなんだけど、なんかそのほれっぷりもベタというか。あとネコの元教え子でまだ大学生という設定はひねりはあるけど、浮いてる幹感じというか、そういうひねりが欲しいわけではないんですけど…という印象。
子どもCPは、天然かわゆい子ネコが、怪力で怖いものなしというのがベタ…。子ネコ大好きでいいとこ見せたいのにうまくいかないヘタレな弟イヌは、自分が男の位置にたとうとしすぎて子ネコに女の子の役割をあてようとしすぎてちょっとウザい。
しかし、この作品のびみょうな違和感は、この二人の関係で見るのがわかりやすいかも。子ネコの最強っぷりに弟イヌがガクブルしてんのとか、ベタで古くさい感じというか、なんとなく内輪受けっぽいというか…こう、子ネコかわゆくていろんな意味で最強よね、というのをこちらが感じる前に先回りして表現されてしまって、ああそうなのね、としか思えない感じというか。なんか全般にそんな印象があった。
ねたばれぎみです。
妻とも別れてしまった平凡なメガネリーマンが、高校生のころそんなこんなな関係だったゲイ同級生がやってるカフェに偶然たちより云々。
…しょっぱい。平々凡々なノンケが、イケてる同級生に惚れられてるのが気持ちよくってついつい流され、とか、大人になってもやっぱあんまぱっとしない自分を彼はまだ想ってるというのが気持ちよくて、などという身勝手さがしょっぱすぎて、この作家さんの絵では生々しい気がして、ちょっと途中で読むのやめてしまった…。
同時収録の短編って、…どういうCPだったのか思い出せない(>_<)でも、同性はじめたCPの生活や感情のすれ違いって感じで、こっちもなんだかとってもしょっぱい印象だったの…。
現代の料理人がタイムスリップして信長に出会い、という燃えそうな設定の漫画なのですが、
…なんで主人公は記憶喪失なの?(笑
うーん、この設定必要なのかなあ。調理方法や自分が平成の人間だってことは覚えてて、信長とかの人となりや同時代知識はもってるんだけど、っていう感じ
あと、なんかいまいち反応がうすいし、無感情キャラなのかなーと思ってたらそうでもないらしく、時折喜怒哀楽をみせるが逆にキャラ迷子の印象もある。冷静に料理のことやこの時代のことを考えつつ、いきなりビビってる描写になったり、なんかちぐはぐ。
まあそんな感じの主人公なので、なんかいまいちタイムスリップによる異化効果がうすいというか、タイムスリップ設定がもったいない印象。もっと信長に出会ってウワー!な感じとか、現代の知識でつくった料理にみんなが度肝を抜かれてどやっ!って感じの主人公のがよかったんではなかろうか。
まあでも、この記憶喪失設定もそのうち活きてくるのかなあ。
そんな不満はありつつも、基本的には面白かったのでたぶん続刊も読んでみますv
熊系ノンケの小学校教師・巌流島の変態的ストーカーで、巌流島にかかわる魔法だけ使えるようになった西田が、巌流島も素質があるから修行(=西田とデート)すれば魔法が使えるようになれるよ、とか嘘ついて無理やり居候して云々。
…作者さんもあとがきで書いてらしたが、別に魔法設定いらなかったんでは…(笑。押しかけ変態って設定だけでもよかったような(笑。
絵がなんとなくだけど桑田乃梨子を思い出すような気がしたんだけど、よく見るとあんまり似てない気もした。巌流島に横恋慕(別に横ではないか)する元教え子とかがなんかくわタンっぽい気がした。
あと、西田の変態的巌流島萌え反応はちょっと岡田あーみんっぽい気が(笑。
全体的にコミカルで雰囲気も面白かったんだけど、魔法設定のうまく使い切れてなかった感とか、巌流島のデレが唐突だった気がするのとか、なんとなくもう一歩だったなあという感じ。でも初コミクスだそうなので、次回作も面白そうだったら読んでみたいと思う。
というわけで、間があいてしまいましたが、沖縄本島にいちきましたv
初日は夕方の便だったので、那覇のホテルに荷物を置いて、めずらしくもDFSに寄って、めずらしくも衝動買いしてお財布も顔色もまっさおになり、あとは居酒屋でオーソドックスにごはんしてましたvふーちゃんぷるーを食べたv
翌日は別行動の日で、あたしは国際通りとかでおみやげ屋寄ったり、牧志の市場でアイスたべたり、道に迷ったり、お昼食べようと思ってた店が見つからなかったり、してました。結局お昼は国際通りに戻ってふーちゃんぷるーを食べたv(笑。午後は首里で自転車を借りて、石畳とか見たり、道に迷ったり、道に迷ったり、してました。夜はSさんと合流して、ちょっといいお店で沖縄料理のコースを食べてのんびりまったり。
三日目はレンタカーで北進しました。北谷のお魚屋でソフトシェルクラブバーガーを食べて、やちむんの里に行ったり、そこであげはを見たり、道の駅に寄ったり、うちなーすば食べたり、備瀬のふくぎ並木を自転車で散歩したり、あと今帰仁城跡をみた。今帰仁て、どうしてもBASARA思い出しちゃうよね(笑。帰りに閉店間際のしーさー園で、しーさーを眺めつつお茶をして、お店のお父さんにハーモニカを聴かせてもらった。
最終日は朝ホテルのバイキングでふーちゃんぷるーをたべた(笑。レンタカーで斎場御嶽に行って、浜辺の茶屋で海を見ながらお茶をして、真壁のちなーでお昼をたべた。この日行ったところはどこもすごくよかった!次回は斎場御嶽から見えた宇高島にも渡ってみたいな~。帰りは糸満の道の駅に寄って帰りましたv
今回の結論としては、あたしはふーちゃんぷるーがすきだということと、Sさんもあたしもハワイで乗った自転車が相当気に入ったということでしょうかね(笑。レンタサイクルもっと増えるといいのになー。あとやっぱり電動がラクだなー^^首里のは電動だったけど径がちいさい車体で、ちょっとおしりが痛くなった…。備瀬のはふつーの自転車だったの。次回は現地のレンタサイクルについてもっと調べてから行こうと思いますv