恋は桃色
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 18才のギイが出てこないお話になってしまいました…笑。

 これはもう十年くらい前に書き始めたお話で、その時には、ギイがほとんど子供だし、その時点の原作では書かれていなかった過去や未来を捏造しているし、アップしようかどうしようか…とかなり弱気でおりました。でも逆に、原作が終わる前に、つまり過去や未来の設定が≠原作であると判明する前にアップしたほうがいいかもなあ、とも思っていたのです。まあ、その後サイトを中断させてしまったり、原作が終了したり、そして原作を未読という状況にもなってしまったりしましたが、書いてあった部分や設定を読み返してみて、やっぱり書きたいなと思えたので、もはや完全パラレルものとして割り切って書いてしまおうと思ったのでした。

 内容的には、SF部分も、ギイやその敵の策も、超トンデモですし、随分穴だらけですが(笑、まあゆるゆるSFということで楽しんでいただけていましたらうれしいです。ちなみにファイルの最初に書いてあったメモは、『ちょっとSFかつパラレル「託生くん、お子様ギイと大冒険、カッコワライ」』というものでして、託生が小さい義一くんといっしょにごはんたべたり、お兄さんぶって失敗したり、でもちゃんと活躍もしたり、主にそういうものが書きたかったのです。あと大人のギイも(笑、出てくる必要ないよね、書きたかっただけです(笑。まあそんなわけで、書きたい放題なお話なので、書いていてとても楽しかったです。
 あと、義一くんも託生も少しだけ成長する設定のお話なので、義一くんは最後に少しギイっぽくなっていく感じ、託生は少しずつ原作の高校生を離れて大人っぽくなっていく感じが出ていたらいいなと思います^^

 そんなわけで、なんちゃってSFではありますが、タイムリープとかループとかの時間ものって大好きなんです(そういえば、裏でも書いていますね。
 元ネタではないですし、オマージュなどというのもおこがましい限りなのですが、私にとってとても大事な時間SF小説のひとつ、ロバート・ヤング「たんぽぽ娘(dandelion girl)」への、本当に遥か彼方へのオマージュとして、義一くんの頭をたんぽぽ色にしました。タイトルはSFBL寿たらこの「クロックダウン」の冒頭エピグラフをお借りし、あと歩道橋が出てくるのは、やはり大好きなSFBL円陣闇丸の「天国へ行けばいい」をめちゃくちゃ意識していますが、これはあんまり内容に関係はないです。SFBLも大好き(笑。あと、書き始めてからずいぶん後に、「シュタインズ・ゲート」にも出会ってしまい…ファイル名はそういうことです。義一くんと一緒に演奏するのは、おそらくフジミの守村さんのエピソードから。

 おまけというか、未来のお話が少しだけありますので、ぜひ御覧くださいませ。







LegsOfASnake












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