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2014年05月02日

那州雪絵『魔法使いの娘ニ非ズ』3、4


 二冊出ていたのでまとめ読み、まとめて読んでよかったというか、もっともっと読みたい…!またこの作品のためだけにでも本誌買おうかなと思っているくらい、久々に読んだらほんとそれくらい面白かった!とりあえず既刊と無印を読み返しています^^;

 しかし、初音と兵吾はすでに結婚してたのね(汗。読み返してたら、二巻に二人は夫婦なのかという問いを否定していない場面があったけど、調査の都合でそう言っているだけなのかなと思ってたよ。今更ながらおめでたく、三巻では初音が兵吾への気持ちを垣間見せるエピソードとかもあったので、なんだかほほえましい^^そして兵吾に憑いていたお父さんはどっちなんだろう?無山は力を失ってるから無定かな。
 無定もまた出てきて欲しいし、そしてこんなことを書いていて気づいたけれど、きっと無山の力が必要になるエピソードも今後出てくるんだろうな~。朋絵ちゃんの婚活とか無畏の話もまたあるんだろうし、いろいろ楽しみ!

2014年05月09日

ボストン交響楽団@東京芸術劇場。

 昨夜は芸劇でしたv
 マゼールがドクターストップで急遽デュトワ指揮となり、マゼールも聞いてみたかったなあ…とは思いつつ、今回は主にヤンセンが目当てだったので、楽しみにいちきましたv

 さすがにチケットのキャンセルを受けつけていたためなのか、やや空席もあった。
「はげ山の一夜」は特に冒頭辺りはおや?という感じで、デュトワが急すぎてまとまりきっていないのかな…と感じつつ、でもそれも指揮者交代の前情報があったための先入観による印象かもとも思いつつ。後半は次第にのってきた感じだった。ただ、この曲に限らず、ときどき管ではあれ?というところがあった。

 そしてジャニーヌ・ヤンセンのチャイコン、ヤンセンらしいはげしいアクトは期待どおりだったけれど、思っていたほどには音量がなかったのでちょっと意外だった。女性だものね。ただ、もしかしたらオケというか弦はちょっと編成大きかったのかも?でも6プルトだったと思うし、普通それくらいかもなあ、とも…。
 曲想はなんというか、いままでに聞いたことがない、ヤンセン一色のチャイコンだった^^もう、「あたしのバイオリンを聴け~!」という感じで、暴走機関車みたいというか、オケは伴奏ですとも!という感じというか、面白かったけれどニガテな人もいそうだなと思った。個人的には彼女ならそれもアリかな、という感想。
 一楽章はオケの伴奏っぷりにあっけにとられ、二楽章はこんな元気な二楽章初めて…という感じ、しかし三楽章はヤンセンらしさが活きる楽章でもあり、とてもよい感じでまとまった気がした。
 アンコールはほぼ予想通り、無伴奏パルティータ二番から「サラバンド」。はげしいバッハだった^^
 ヤンセンはリサイタルでも聴いてみたいけど、また他の曲他のオケでのコンチェルトも聞いてみたい。

 メインはチャイ五、これは鉄板で、よかったけど正直特に感想はない。そういえばチャイコフスキーで最終楽章を続けて演奏する曲が続いたなーという気はした。アンコールはブラームスの「ハンガリー舞曲」第一番、これは曲名が思い出せなかった^^;

 そんなわけで、ちょっと痛い出費ではあったけれど、総じて楽しかったのです^^

2014年05月24日

葦原大介『ワールドトリガー』1~5

 おとなりの次元から来るネイバーとトリガーでたたかうおはなし。
 正直なんとなくで購入しただけだったのだけれど、とてもまっとうに面白かった。読んだことはないのだけれど『リリエンタール』の作者さんなのですね。
 敵味方ふくめてだいたいどのキャラも、いいところや情状酌量の余地があってかわいげあるのがいいなあと思う。

 結構書き分けがあまい上にキャラが多いのが難点といえば難点。ということもあるのか、すきなキャラもとくにはいない…しいていえば主人公が認められるとうれしいけれど、それはまっとうな少年漫画だからで…(笑。
 主人公が能力が圧倒的に足りない、けれど困っている人をほうっておけないメガネ、というあまりにもまっとうな主人公で(いや、メガネはそうでもないか)5巻までのところではチームの二人がそれぞれチートキャラなのだけれど、主人公は今後弱いままなのか、なんらかのチート(黒トリガーとかなにかでトリオンが増えるとか?)があるのか楽しみ。
 あと、主人公チーム三人の目的は結構小さめ(異世界目指す時点で小さくはないが)なので、もっと大きな話がボーダー内でとかもうちょっと全世界的にとか出てくるのかなーとも思う。

 そんなわけで今後新刊を待つ楽しみが増えてうれしいのですが、ただ、なんというか、その…不純なことでもうしわけないのですが、あの…なんです、腐萌えは見つからなかったというか…個人的には。

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