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2020年10月01日

明治カナ子『なりました』上、下

 ぽやぽやで我が道を行く受けと、受けが好きだけど受けが恋愛面で子供すぎて勝手に悩む攻め…という、良くも悪くも明治さんらしいというか、攻めは勝手にぐるぐる悩んで他の人と…というところでまたかよ!と思ってしまう(攻めには気の毒だけど、笑。面白かったけどね。

2020年10月02日

吉田屋ろく『ファントムドッグ』

 ある日出会い系サイトを利用したら有名な「ファントムドッグ」というドッグマスクの受けに出会って。
 ずっとドッグマスク姿なのかなと思ってたらそうでもなかった。内容はそこそこかなあ。

2020年10月03日

猫野まりこ『王子の熱に溶けるまで』

 『お前の全てを奪うまで』のスピンオフ。
 来日中のアラブの王子のSPを担当することになった受け。
 王子がアラブ、オタク、ビジネスマン等盛り込み過ぎなのかキャラがやや定まりきってない印象だった。

2020年10月04日

さとう蜂子『セックスが気持ちイイって本当ですか?』

 えっちな裏メニューありのバーで、えっちNGの店員が贔屓客に少しずつ開発されていく。
 最近流行りの絵柄の一つのように思うけれど、とにかく絵がいい。お話もオーソドックスでいい。後半の、ボディガード×先輩店員もよかった。

ねこ田米蔵『魅惑仕掛け 甘い罠』

 イケメンオネエ上司にロックオンされた新人が抵抗するも…。
 イケメンオネエが素敵。受けはアホの子…仕事も攻めがあてがってたということで、あまりいいところがなく、今後成長してほしいし攻めをぎゃふんと言わせてほしい(笑。

2020年10月05日

瀧ハジメ『溺愛トライアングル』1、2

 彼氏に浮気されて傷心のまま転校した高校生、助けてくれる委員長に心を開き始めるも元カレ来襲。
 受けに執着する元カレもなんだか気になる存在だったので、もっときっちり三角関係でもよかったかもだ。

晴屋うまこ『還れぬ鬼との桃日和』

 リーマンが鬼を召喚する話。
 残念ながらあまり印象に残らなかった。

山本小鉄子『お参りですよ』9

 お坊さん兄弟の続刊。
 まったりのんびりモードである。兄CPは少し幸せっぽい?

2020年10月06日

木沢さわき『盲愛リスキーロマンス』

 ネコの役がうまくできない俳優が、落ちてた元ヒモのイケメンを、役の参考になるかもと拾う。
 細部のつくりが甘く、あまり印象に残らずさらっと終わってしまった印象。

2020年10月08日

アサナエアラタ『最近、俺の下僕がヤバイけどなにか?』

 学園のトップ三人にもてあそばれていたぷくぷく少年が痩せて美形に。
 受けの性格が痩せて急に変わったりでなんだか入り込めなかった。

牧コチコ『プライベート・ファンサービス』

 アイドルのマネージャーに、他事務所のグループのトップアイドルが惚れて。
 受けがトップアイドルみがあまりなかった気がした。

赤原ねぐ『マイワイフデビル』

 だらしないバイ攻めが、職場の顔の怖い後輩に家事のバイトしてもらうことに。
 似ていないとは思うのだけれど、パーバートロマンスの受けがなぜかかぶる。

2020年10月09日

山本小鉄子『笑う鬼には福きたる』3

 完結巻。
 意外にも世界へ飛び立っていた(笑。

片霧ライラ『ジョーカーズクライシス』

 ダメイケメン俳優×入れ墨もちのマネージャー。
 絵がいい意味で古い感じでよかった。

2020年10月10日

にこ山P蔵『オマエと寝たのが運の尽き』

 上京して服屋にやっと勤めだしたら、高校時代に親しくしていて関係までした男が店長で。
 最初の方は、攻めが受けを忘れたふりしたり、つんけんしてたりで何をかんがえているのかよくわからなかった。後半は面白かった。

nico『偽りトライアングル』

 大学の浮いてる秀才に声かけたらなつかれて告白され、断ったら怖いひとに襲われて、どうやら二重人格らしいのです。
 にこ山P蔵さんの旧PNだった!
 重い設定だけど、この作者らしい良い意味での軽さもあり、とても面白かった。あらすじ段階では、黒攻めといたしてしまってどうなるんだろう…と思っていたら、白攻めとは結局ああいう終わり方(笑)だし、続編あってもよかったよね(笑。病院での告白場面でも、お医者さんがいい味出していたり。

ねこ田米蔵『魅惑仕掛け 甘い罠』2

 イケメンオネエ上司に新人が抵抗する第二弾。
 なんだろう、すごく楽しみにしていたし面白かったけど、なんだか物足りない…まだ続くからというのもあると思うけど、攻めのオネエっぷりが物足りない。苦手な読者のために加減しているっぽいこと書かれてたので、そのせいかも。もっとたっぷりオネエ言葉オネエ趣味がほしい…。あと愛が物足りないというか、今の時点では受けが陥落したら飽きそう。でも次巻も楽しみにしています。

文川じみ『ちかちゃんと!』1、2

 仲の悪い友人同士で、もう一人の友人に受けてもらってたけど、受けの軽い一言で、攻め1が攻め2に抱かれるハメに。
 貞操が紙のように軽い(笑。最初の受けには彼女がいて彼女公認で攻め12に抱かれているし(笑。攻め1は受けが好きだけど、攻め2は実は…というところで面白みがあったので、この設定にも意味はあると思えて、面白く読みました。

2020年10月11日

北野仁『泣き虫ハルちゃんの初恋』

 朴訥攻めと、幼馴染でモデルですぐ泣いちゃう、攻めとしたいのにうまくいかないの…な受け。
 ふわふわ受けがかわいいし、攻めもちゃんと受けのこと好きなのでよかった。

2020年10月12日

えい吉『家がなくなったので攻めホストに飼われることになりました。』

 あれこれの事故で帰れなくなりホストのお世話になることになった受け。
 あらすじにあるように時間を飛ぶ設定がいきなり入ってくるのは意欲的だけれど、あまり新鮮味はなかったかも。

2020年10月13日

春之『エレベーター・ストラテジー』

 いちいちつっかかってくる嫌な同僚とエレベーターで一緒になってそんなこんな。
 表紙の受けは長髪でわりとかわいい顔なんだけど、本文一ページ目の受けがいきなりくたびれた長髪おっさんなので、あれ…なんか失敗したかも…?と思ってしまった(笑。その後はおっさんみが強くなる場面もありつつ、かわいいというほとでもないけれどまあ普通の受けだったのでよかった。内容も面白かった。

2020年10月14日

春之『カッパーレッドの悪魔』

 オタクリーマンが赤髪のプーに居座られて。
 面白かった。わりと人情話でありつつ、受けの過去とかあまり詳しくは語られていない。

藤峰式『推しと寝てしまったんだが?』

 ブラック会社員の受けが、男性俳優に入れ込んでバスツアーに参加したらそんなことになり、その後一緒に住むことに。
 期待ほどではなかったかもだ。

藤峰式『ネコのち、ネコ』

 仲の悪いバイト仲間と出会い系で会ってしまったがネコ同士で。
 そこそこ面白かったけどあまり印象に残らなかった。

2020年10月16日

里つばめ『GAPS off limits』

 進展したはずなのに、良くも悪くもあまり変わらない(笑。
 帯はちょっとはずした感じ…前回のがうけたからか、二番煎じっぽい。

松下祐己『ここまでヤるとは聞いてないっ!』

 単話版1~5話。
 便利屋においてもらって助手と体の相手をしている受けだけど便利屋が好きで。
 面白かった。攻めの元カレ?が不穏だったけどうまくおさまってよかった。

2020年10月18日

里つばめ『未熟な僕らの卒業論文』

 理系院生、友達とそういうことになり。
 そこそこ面白かったけど、少々薄くも感じた。

2020年10月19日

灰田ナナコ『理想的恋愛の条件』

 雑誌の編集部、敏腕攻めに振り回される若手受けだけど、好みのうるさい攻めの条件に合っていて。
 育ちの良さそうな子という条件もあるのに、受けがあまりそういうふうには見えない。攻めの仕事ぶりというか部下に生活の面倒まで見させるのもどうかと思われた。

2020年10月22日

三日月ランプ『姫野くんは姫になりたくない』

 名前に姫がついてて少々かわいいばかりに男子校で姫扱いされてむかついてたら、もっと姫な転校生が来たけど、なんか自分には王子対応。
 面白い。絵が正直かなりがさがさしている。これBL展開になるのかな…?

2020年10月23日

いさか十五郎『同居人のてのひらで』

 みかづち寮シリーズ?
 そこそこ面白く読んだので続刊にも多少興味あるけど、みかづち寮シリーズがどれとどれなのかとか順番とか、微妙にわかりにくい。

2020年10月24日

殆ど死んでいる『異世界おじさん』5

 温泉の話とか面白かった。さほど失速しないのがすごい。
 エルフに来てほしい…というかエルフが報われてほしい…。

鬼嶋兵伍『サカる獣の躾け方』

 短編集、表題作ではないけど表紙絵のお話は獣人の精霊みたいな受け。
 そこそこ面白かったけど、受けが人間離れしすぎてはいる(笑。

ひなこ『俺のコトをよく知ってからモノを言え!』

 オープンゲイでビッチな大学生が、アンニュイな同級生がいいなと思って絡みに行ってすげなくされつつ奮闘する。
 バカでビッチだけど憎めない受けがよかった。攻めはいきなり監禁とか言い出すのは重いというよりコミュニケーション不全である。

志木見ビビ『服従と甘噛み』

 人狼のこが獣医に拾われて。
 攻めが受けにはちょっといじわるモードなので、もうちょっとは受け萌えがほしかった。受けがほんとは服従したいということとか、動物の性質とかのせいもあると思うので、そのあたりをもう少し書き込んで、あえて攻めが居心地良くさせるためにいじわるしてるとか直接的に書かれても良かったと思う。

2020年10月25日

山田ノノノ『跪いて愛を問う』

 こっそりsub用バーでバイトしてる高校生が、転校生にsubだと見抜かれて。
 dom/subものもオメガバース的に増えつつありますね。服従する場面の受けがかわいかった。

加藤スス『ろくでもグッドナイト』

 ダメおっさん受けがイケメンエリートをこじらせさせてしまって復讐される。
 作者買いです。面白かった。

2020年10月26日

鈴本ノンキ『獣人マリッジ 180日間の夫婦契約』

 過去の思い出から犬の獣人に惹かれがちなヤリチン御曹司が、狼の獣人と政略結婚することになって、なんか花嫁の兄が身代わりに。
 いまひとつだったかな。

2020年10月28日

万丈梓『恋する(おとめ)の作り方』1

 実はコスメ大好きなイケメン高校生が、陰キャ幼馴染にメイクしてみたらすごくかわいくなった。
 攻めのカースト上位っぽさがなく、コスメ好きの描写がオタクっぽいというか、なんだかちぐはぐな気もした。メイクされた受けが女の子っぽすぎるのも個人的には少々苦手だった。

2020年10月30日

竹若トモハル『俺がヨメです、総長!』

 元後輩が憧れだった総長のシンパパを助ける。
 子供の顔がかわいくないけどかわいい。

いそふらぼん肘樹『神クズ☆アイドル』1~3

 1巻はKindle Ultimated。
 アイドルデュオのやる気なし男子が、亡くなったトップアイドルの女の子に取り憑かれて。
 すごく面白い。アイドルの霊の子の髪型がなんか垢抜けないが、アイドルやるのも見るのも大好きな性格がかわいい。やる気なし男がなんとか楽をするために霊の子を利用しようとしたり、デュオの相方が小心者だったり、霊の子のファンだったトップ男子アイドルとか、霊の子大好きな元グループ仲間とか、顔だけはいいやる気なし男の気の毒なファン達とか、みんな個性的だし面白い。早く続き読みたい。

2020年10月31日

かんばまゆこ『錦田警部はどろぼうがお好き』1~3

 怪盗に乙女のように恋する警部と、部下で怪盗の子のお話。
 面白かったけど、警部が気持ち悪すぎる(笑。好青年モードのふつうっぽさと、死んだ眼モードのニヒルさがそれぞれに違いすぎる(笑。後半かなりBLっぽい。
 いいところで終わっているし、作者さんのpixivでは構想も続編もあるみたいなのに、もう数年動きがないっぽい…舞台化…?
 続きがすごく読みたいです。

あああ『トリップした先がクリア済み乙女ゲームだったから推しとは絶対付き合える』

 あらすじはタイトルどおり。しかし押しの意外な一面が見えてきたり、モブとなかよくなったり。
 出落ちなのでは…とか、押しが嫌な人だったのか…とか心配したけど、そういう展開ではなく面白かった。



2020年10月 アーカイブ

もくじ

 あああ『トリップした先がクリア済み乙女ゲームだったから推しとは絶対付き合える』
 かんばまゆこ『錦田警部はどろぼうがお好き』1~3
 いそふらぼん肘樹『神クズ☆アイドル』1~3
 竹若トモハル『俺がヨメです、総長!』
 万丈梓『恋する(おとめ)の作り方』1
 鈴本ノンキ『獣人マリッジ 180日間の夫婦契約』
 加藤スス『ろくでもグッドナイト』
 山田ノノノ『跪いて愛を問う』
 志木見ビビ『服従と甘噛み』
 ひなこ『俺のコトをよく知ってからモノを言え!』
 鬼嶋兵伍『サカる獣の躾け方』
 殆ど死んでいる『異世界おじさん』5
 いさか十五郎『同居人のてのひらで』
 三日月ランプ『姫野くんは姫になりたくない』
 灰田ナナコ『理想的恋愛の条件』
 里つばめ『未熟な僕らの卒業論文』
 松下祐己『ここまでヤるとは聞いてないっ!』
 里つばめ『GAPS off limits』
 藤峰式『ネコのち、ネコ』
 藤峰式『推しと寝てしまったんだが?』
 春之『カッパーレッドの悪魔』
 春之『エレベーター・ストラテジー』
 えい吉『家がなくなったので攻めホストに飼われることになりました。』
 北野仁『泣き虫ハルちゃんの初恋』
 文川じみ『ちかちゃんと!』1、2
 ねこ田米蔵『魅惑仕掛け 甘い罠』2
 nico『偽りトライアングル』
 にこ山P蔵『オマエと寝たのが運の尽き』
 片霧ライラ『ジョーカーズクライシス』
 山本小鉄子『笑う鬼には福きたる』3
 赤原ねぐ『マイワイフデビル』
 牧コチコ『プライベート・ファンサービス』
 アサナエアラタ『最近、俺の下僕がヤバイけどなにか?』
 木沢さわき『盲愛リスキーロマンス』
 山本小鉄子『お参りですよ』9
 晴屋うまこ『還れぬ鬼との桃日和』
 瀧ハジメ『溺愛トライアングル』1、2
 ねこ田米蔵『魅惑仕掛け 甘い罠』
 さとう蜂子『セックスが気持ちイイって本当ですか?』
 猫野まりこ『王子の熱に溶けるまで』
 吉田屋ろく『ファントムドッグ』
 明治カナ子『なりました』上、下
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