『アフタヌーン』四月号
なんだか今回はものすごくショックを受けました。
あの内容がショックだったということが一番ショックです…なんでこんなに動揺しているんだろう、と省みて、最近花井とか田島とかばっかり萌えててごめんね阿部…!というわけのわからない感情があることに気付き、本気で自分キモイ!と思いました。
でもそう、前の試合は花井や田島がクローズアップされてたし、最近の阿部ってコールドしたい、とかなんだか高校生離れした捕手様、って印象だった気がするのですよ。勿論そういう中でも短所はいっぱい露呈しつつ、でも強い人って印象があった。「阿部はひどい奴だよ」っていうか。だから最初の頃の阿部のことを最近忘れていたのだ。
阿部ってすごく不器用だ。孤独だ。そして勿論、高校生なのだ。
そんなことわかってたはずなのに、わすれていたなあ。
焦りまくってぐるぐる考えてる阿部、しかも誰にも手は借りられなくって一人で焦って、冷たい手をして三橋に「ごめんな」なんて言って、ベンチでモモカンにはきはきと相談してる阿部を見てたら、なんだかそういう弱い阿部をきっちり思い出したのだ。
阿部が意外と涙もろいこととか、三橋とは違う意味で人とかかわるのが上手くないこととか、捕手をわかってないと言われてへこんでたこととか、それがわかったと思った瞬間から『投手のために』勝ちたい、ってずっと思ってるってことだとか。
「今日もこいつを勝たしてやる!」
って言っちゃう阿部は子どもらしい鈍感な傲慢さと、そして本当に健気な献身を持ち合わせていて、とても面白い。
ということで、クロエはすっかり阿部派に…なったのか?本当に???
疑問ですが、さて、今後の予想。
前回の予想、はやくも阿部ボロボロ(とまではまだいかないか)まではきてしまいまして、その後の展開予想になるわけですが、もうちょっとくわしく考えよう。
まず、阿部の配球グセが研究されてることに、西浦サイドはいつ誰が気付くのか。
1 モモカンか阿部が気付く
2 びっくりなことに三橋が気付く
3 気付かないがなんらかの対抗策を考え付く
4 和さんが来て助けてくれる
5 かわせない。現実は非情である
まあとりあえずどっかの時点で気付くとして、それまでに連載も試合も数回かさねそうで、しばらく不安な状態がつづきそう…少なくとも二回でも一点くらいははいっちゃうだろうなあ…あ、でも打順は下位か…どうだろう…。
また、上記のことに気付いての反撃(という展開が勿論あるとして)においては、どんな策をとるのか。
1 ハンサムな阿部は突如として反撃のアイディアを思いつく
2 「お、おれ、深く握るよ!」三橋の第四の変化球(球種不明・たぶんフォークではない)お披露目
3 「あたしのゆーとーり、投げんのよ!」全投球につきモモカンのサイン出し
4 「三橋、ナイピ!」「た、たじま、くんっ」野球の王子様こと田島様と配置換え(しかしそれでは阿部はもう永久に立ち直れないのでは…
5 和さんが来て助けてくれる
6 かわせない。現実は非情である
(っていうか、こういうときって、実際どうするんだろうね?)
個人的には、三橋が活躍して阿部をたすけてくれると、すっごくいいなあと思う。ムチャかな。でもこの漫画は『おおきく振りかぶって』なのだから、どうでも三橋が活躍してくれることを期待してもいいのかもしれないとも思う(ある意味作者を信頼しているってことです。
いずれにしても、早く西浦の反撃が見たい!というか、負けないで…!!!(涙