スピッツ『フェイクファー』『隼』『三日月ロック』
今までiPODにはビートルズとピロウズと中村一義、あと若干の洋楽曲しか入れてなかったので、40ギガのハードディスクが泣いていたのですが、反省して手持ちのCDのリッピングをはじめました。とりあえずスピッツから。いやースピッツもやはりいいですね。でもまだ『スーベニア』を買っていないのだけど…。
おぉ、『フェイクファー』か。『フェイクファー』なんて聴いたの何年ぶりだろう。「エトランゼ」「ただ春を待つ」「楓」など佳品ぞろいで、その一方「スーパーノヴァ」や「謝謝」「仲良し」はちょっと荒いつくりで、改まって聴いてみると『フェイクファー』ってタイトルはピッタリなんだね。きれいでかわいいのに、どこか雑然。「冷たい頬」は中村一義版聴いて以来笑えてしまう。
タイトルチューンの「フェイクファー」は確か大好きだったはずなんだけど、うーん、どういう曲だったっけ、ハヤブサと混じって記憶してるな…、…あぁ、そうそう、これだよ!蝶いいよね!「柔らかな心を持った、はじめて君と出会った、少しだけで変わると思っていた、夢のような」これ系統のマサムネはちょっとさわおっぽいよね。さわおより良くも悪くもドラマチックだけど。「今から箱の外へ、二人は箱の外へ」のあたりのメロディ展開なんかは特にそう思う。
(…ごめん、「フェイクファー」の歌詞もアノ二人に聴こえるわ…重症だ。
次は『隼』。『隼』はロキノンフェスの頃のアルバムだから、すごい夏のイメージ。この「今」みたいにスピッツも一曲目が定型だよね。いつも短い曲で、どれも大好き。『隼』ではやはり「俺の秘密を知ったからには、ただじゃ済まさぬメロメロに…」の「いろは」とか、「甘い手」「メモリーズ・カスタム」あたりが好き。…あれ、結構好きなアルバムだと思ってたんだけど、意外と流す曲が多いかも。「ハートが帰らない」とか、ナゼ?という曲もあるな。
中では「8823」がダントツかな。「LOVEと絶望の果て」だの「ギター炸裂!」だのという歌詞があろうとついていきたいと思えるのは、あなただけだ(いや、さわおとナカカズも全然オッケーですが、書かないと思うから、笑。「君を不幸にできるのは、宇宙でただ一人だけ」最近忘れがちでしたが(笑、マサムネの言葉にはほんとかなわないなと思わされることがしばしばありました。いや、あります。
『三日月ロック』に関しては正直あまり語ることがない。「夜を駆ける」「さわって・変わって」あたりは好き。「遥か」はよいと思うけど、あんまり好きじゃない。「けもの道」はどうも「8823」系統を意識しているように思えるんだけど、歌詞もメロディもあまりにショボい。特にサビのメロディとか、「もう二度と君を離さない」とかあまりにありきたりでマサムネらしくもない。
特筆すべきは「ハネモノ」かな。「さよなら幻、踊りだす指先」というはじまりの奇妙なテンポからもうドカンとヤラれてしまう。「ささやいて、ときめいて、街を渡る羽のような、思い通りの生き物に変わる」
残りの『空飛び』『ハチミツ』『インディゴ』はまたいずれ。