ＣＰ入り乱れての後日談となってしまいましたが、お楽しみ頂けましたでしょうか。趣味に走りすぎてしまったかなと若干は反省しています。後味がよくなくなってしまいましたら、申し訳ありません…。

　アフターリプレイ章タク。初Ｒ指定がイレギュラーというのは、なんだかもう本当に、ダメ人間ですみません…ギイタクの裏もまだ書いたことがないというのに…い、いつかギイタクの裏も…（夢なんです、笑。その上、章三一人称の裏なんて、……語彙がギャグになってしまうんです！可笑しい！（わたしの文章能力の低さのせいかもしれませんが、笑。しかしまあ、そんなに裏でもないですよ…ね。修行不足のせいもあるのですが、やはり章三だし、階段長さまに申し訳ないし（何を今更という感じですが）あんまりガチではわたしも困ってしまうので、ライトにコミカルにしたつもりです。

　アフターリプレイ三洲タク。病気ネタはずるいですよね、すみません。でも三洲ってわたしにとって、というか託生をとりまくいろいろなキャラの中でわたしにとって、かなり特別な人なので、少しくらいずるくてもいいかな～、と個人的には思ってしまうのです。三洲の思う「強い」託生については、もうちょっと詳しく書きたい気もするのですが、たぶんそれを書くと、またブラックギイタクになると思います。

　アフターリプレイ真三洲。なんで真三洲だけ公式CPでくっつきなおしてるんだーと自分ながらもやもやしましたが（笑、（反転）どうしても未来のギイに託生を返してあげたかったので（／反転）、そしてそれを直截は描けなかった（一応リプレイは章タクものなので…）ので、この二人の視点で描いて〆とすることにしました。あと、真行寺がタメ口ですみません。なんだか原作を読み返していたらタメ口だったり「っスよ」だったりで、よく判らなくなってしまって、わたしの好みでタメ口にしてしまいました。大学生時という設定なので、その辺りご勘弁ください。あと、末尾は、深読みしてやってください（いろいろと筆力不足ですみません。

　ということで、後日談も以上にて書き納めです。「リプレイ」は期間も長く、分量も随分多く書いたので、正直終わってしまうのが淋しいです…。しかし、書きたいものは他にもまだまだ沢山あるので、先へと進んで行かなければ／行きたいとも、思います。
　ご感想等いただければ、うれしく思います。
　それでは、長々とおつきあい頂き、本当にありがとうございました！

＊「リプレイ」内での設定について

・時間について。原作では二年生の年は尚人の命日が15日で日曜日、だそうなので、その日程だと、最近では2003年が丁度その並びにあたるので、高校一年は2002年としました。
・初雪について。あれやこれやのつじつまを合わせるために「祠堂周辺では12月に入る頃には雪が降ることもある」という設定にしてしまいました…原作の設定や、祠堂の舞台ではどうなのかは、ちょっとわかりません。
・大学について。託生の音大は特にどことは考えていませんが都下のどこか、章三の大学は多分工業系では日本で一番大きなあの大学です。託生はあの辺りのJR沿線（国分寺とか？）に、章三は託生の最寄り駅に出やすい（笑）東京の西側の私鉄沿線に一人暮らしをしています。
・章三の実家ってどこなんでしょう。設定、あるのでしょうか。わからないので、東京駅から総武線もしくは中央線の快速に乗って、途中でもう一回くらい乗り換えかな、ということにしました。だから東京都下か埼玉か千葉のつもり、です（広いな…。原作ではギイの家はおそらく都心だろうし、ギイの家と章三の家はそれほど近くはないようなので、そんなところで。

＊「リプレイ」構成にあたり、以下の書籍・サイトにお世話になりました

・ケン・グリムウッド、杉山高之訳『リプレイ』（新潮文庫）…基本設定を拝借、改変しました。
・国立音大…音大生のアルバイト状況について、また入試科目について参考にさせていただきました。
・森博嗣の浮遊工作室…著書年表を参考にさせていただきました。
・日本音楽コンクール…音コンの日程について参考にさせていただきました。
・キネマ旬報DB/Walkerplus.com…2002年4月の公開作品について参考にさせていただきました。
・こよみのページ…カレンダーを確認させていただきました。