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 長い間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。
 こんなに長いお話を終わらせることが出来て、自分ながらビックリしました(笑。ただ、大まかな流れは最初から決めていたので、そういう意味では書くのはラクでした。つながりや根拠を考えるのに苦労した部分もありますが、でも逆に「ここどうやってつながるんだろう?」と不安に思っていた部分も、書き進めると自然に伏線が出来ていたりして、「ああだからこの人あの時あんなこと言ってたんだ」とか「あの言葉ってこういう意味だったんだ」とか自分でビックリしたりして、むしろ楽しかったりしました。

 更新の折折にご感想をお送りくださった方、web拍手にクリックをくださった方、本当にありがとうございました!長いお話だったので、途中でちょっぴりバテたりもしましたが、読んでくださっている方がいらっしゃるのだ、と思うとすごく励まされておりました。ただ、この結末にはエーと思われる方もいらしゃるかもしれませんが…(特に某ギイについては…)、少しでも楽しんでいただけていましたら、うれしく思います。
 あと、web拍手のコメントやメールなどで、ギイタクファンだけれど読んでるよ、と仰ってくださった方がお一方ならずいらっしゃいまして、ありがたくも申し訳ないような気持ちでした…わたしも本当はギイタク至上主義なんですよ!(全然説得力がないですね…涙。

 そう言えば、託生もリプレイヤーであるという設定を決めたのは「その3」辺りでのことだったのですが、このオチは、判りやすかった…でしょうか?どうなんでしょう?(笑。わたしとしては託生が登場してからはずっと、リプレイヤーという設定で書いてきたつもりなので、オチがバレバレかしらんとしばしば悩みましたが…ともあれその辺り、もしご再読いただける際には、託生の困惑や章三への気持ちの変化などもお楽しみいただけるとうれしいです。
 ただ、託生サイドそのもの、は書かないつもりです。託生の中でもリプレイが開始してからいろいろな気持ちの変化があったのでしょうし、またなぜ託生がリプレイをすることになったのかなど、いろいろ考えることも出来る気がするのですが、やはりいくらイレギュラーでも、ギイと別れる託生はダイレクトには書けそうもありません。なので、その辺りはぼやかしつつ…。

 あと、章タクということで、あんまり託生をからかわない章三、に個人的には違和感バリバリでしたが(笑、やっぱりイレギュラーでも甘いお話が好きなので、がんばって優しい章三にしました。どうせ精神年齢は原作より高いという設定にしたことだし、こういう章三もいいかなと。でも、どうがんばってみても「託生」と呼ばせることは出来ませんでした…むずかしい…!勿論三洲も託生も、精神年齢は大学生なので、原作とはかなりキャラが違うんだけど、章三は高校生の彼らよりも大学生の彼らになじんでしまっているから、差異に気づかないのだ……という設定で書いていたつもり…です(書けているかしらん。
 しかしそういう意味では、あまり原作を意識しないで済んで、ほんと楽な設定でした…グリムウッドに感謝です(笑。原作『リプレイ』からはかなり逸脱してしまいましたが、もし機会とご興味がありましたらぜひご覧頂ければと思います。面白いですよ。この「リプレイ」ではある重要な設定をはずしていて、それが原作『リプレイ』の肝なので。

 最後に。時間設定についてですが、五年遡るということが現時的であってほしかったので、高校一年は2000年、大学三年目は2005年として書きだしたのですが、二年六月を書いている最中に原作を確認したら、その年は尚人の命日が15日で日曜日、とまできっちり書かれていたのでぎゃっと叫んでしまいました。その日程だと、最近では2003年が丁度その並びにあたるので、高校一年は2002年ということにします…これから時間の判る部分の記述を全面改稿します…(涙。(あ、ちなみにタクミくん原作では、2年生は1986年の設定みたいですね。同年6月15日は日曜日なので。(20060914、この点改稿済)
 その他、気が向いたらですが細かい部分で若干手を入れる予定です。
 また、後日談を三本予定しておりますので、もうちょびっとおつきあい頂ければうれしく思います。

 それでは、ひとまずこれにて。











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