恋は桃色
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 喧嘩の原因をあとづけで考えたらどうしても新年の話にせざるを得なかったので、新年早々披露宴する太田の親族って……とか、なんかいっぱいいっぱいな設定になってしまいました…(笑。あと、「虹色の硝子」よりも後になってしまったので、ギイタクの深刻な喧嘩を少なくとも章三は一回は見てるはずだとか、級友は教室キスを目撃してるかもしれんだとか、いろいろ…ホコロビが…このお話の級友たちはそのとき教室にいなかったってことで、太田の親族もなにか事情があったってことで…(笑。
 そんなにまでして設定した喧嘩の原因なのですが…結局あまりに下品なので、本文にははっきりとは入れられませんでした…(おいおい、という感じですが、託生があれだけ頑なになった原因として、わたし的には必要な設定だったのです…。というわけでこんなところで言い訳に。白字にしてますので、ご覧になる方は反転してご覧ください。
 下品なのはギイなので、ギイ好きの方はご覧にならない方がよろしいかと思われます…そして、先にあやまってしまいます、すみません。




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「なあ託生、日本には『秘初め(ひめはじめ)』という風習があるんだって?〔『姫初め』の方が一般的
「……は?(正月早々何を言い出すんだ、このアメリカ人は……
「な、『秘初め』、しよっか
「……あのねえ、ギイ
「冬休みの間中、会いたかったんだぜ
「……うーん(そりゃぼくだって、やぶさかではないけど……『秘初め』って、ねえ……
「そうだ、日本には更に『四十八手』という素晴らしい先人の知恵もあるんだったな
「……
「うーん、いちいち風流だよな、やっぱ!〔……そうなのか?
「…………
「ということで託生、今日はさ
「………………ギイ
「ん? どうした、託生

 〔「天使も……」冒頭に、つづく…
 〔「一人じゃ出来ないだろ~タクミ~」とは、ギイの遠吠え
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