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2019年04月01日

バーバラ片桐『家に帰って一人で泣くわね』

 磨けば光りそうな朴訥真面目ノンケが、お嬢様にアタックするために、同僚のイケメンオネエにアドバイスを受ける話。
 なんか面白くなりそうなのにあと一息な感じだった。お嬢様が本当はこうなんじゃないか、という疑念などは話をふくらませられそうだったのに、尻すぼみで残念。

2019年04月07日

ハジ『辺獄のカレンデュラ』Ⅰ、Ⅱ

 あの世で魂を導く役割になった元冷徹軍人と、諸事情で泥人形の体になってしまっているサポート役。
 絵がとてもきれいで、お話もそう悪くないし、設定も面白くなりそうなのに、なぜかいまいち…。キャラに魅力が乏しいのと、展開がもう一息な感じなせいかなあ。ちょっとわからないけれどもったいない感じ。

2019年04月16日

殆ど死んでいる『異世界おじさん』2

 面白いんだけど、web連載で読んでしまったものが結構あったので個人的に少々残念だった。

2019年04月21日

座裏屋蘭丸『シャングリラの鳥』1

 事情があって娼館シャングリラにやってきた、試乗夫(性的にも男娼の世話をする役目)志望のノンケと、その教育係になったトラウマもちながら快楽主義でゆるゆるの男娼。
 面白いなー。すごくいい。攻めの無神経さがイライラするので、受けがビッチながらすごくいい子に見える(笑。攻め←受けというよりも攻め→受けになっていくのかな。その方が読みたい(笑。
 この作家さん、最初に読んだ本(リカーアンドシガレット)がamazonの評価は高いのに個人的には今ひとつでこんなものかなあと思っていたんだけど、コヨーテとかこれとかすごくいい。
 ただ、展開が遅いので続きが気になる…!本誌を追いかけてしまいます。

2019年04月23日

碗島子『ぷくぷく』

 幼馴染、イケメンと天然ぽややん。経験豊かそうな女の子を好きになった受けが、いろいろ練習のために攻めにあれこれされる。悪くないけど内容は薄め。
 後半に出てくる受け兄が頭がちょっとおかしい系で、なんというか攻撃的天然というか…。そこまで悪くないけれど、前半との落差でどちらも中途半端な印象になってしまったかも。

2019年04月30日

座裏屋蘭丸『VOID』

 亡き恋人のデータを使われたヒューマノイドを預けられて、な話。
 設定もお話もオーソドックスで、少し物足りなさはあった。

碗島子『理解できない彼との事』

 ぶっとんだ後輩になつかれた普通のリーマン。
 へんなキャラが特徴の作者さんらしく好みは分かれそうだけど、面白いと思った。

薄井いろは『俺しか知らないカラダ』

 高校の地味なクラスメイトが卒業式に抱いてくれとか来たので面白いからイケメンバンドマンが受け入れて、な話。
 悪くないのだが、なんというかすごい淡々としてた…。攻めが受けを(精神的に)受け入れる経緯はもう少しはっきり描いてほしかった。

加藤スス『みつる君の貢げない春が来る』

 ダメンズ好きで貢ぎ体質の受けが働くホストクラブのナンバーワンが復帰して、すごいアプローチで良くしてくれるんだけど受けは貢ぎたいので無理、な話。
 ライトには面白かったけど、受けがなぜ貢ぎ体質なのかはもう少し掘り下げてほしかった。

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