『アフタヌーン』六月号
やっぱりおお振りは前向き展開が一番だなーと思った。
なんか久々に読んでてすっきりしつつあつくなる、おお振りらしい話だった気がした。
田島と三橋がなかよしひよこぐみなのは、二人が天然だからでこどもだからで、野球が大好きだからなんだよなあ。ふたりだけ甲子園優勝とか書いてるのがとてもよかった。田島の「全国制は」の覇がひらがななのは笑えるけど、しかし結構書けない字だよね。ってか、全国制覇という言い回しがなんかおかしい。
そして、そんな二人にビビってる花井とかもよかった。花井は三橋に何を期待したんだろうね。話の流れを優勝に向けたかったのか。泉とかあんまり書かれなかったけど、何を思ってたのか。結構アグレッシブな西広がいい。彼は今後のキイになりそうな気もする。なにしろめいっぱいのびしろがありそう。
あと、その夜の様子も各自おかしかった。自主トレしてる花井泉、水谷のあまりのぼんやりぶり、なんか妙に真剣な顔でゲームしてる栄口、とか。
阿部はいい子だなー。なんかあの傲慢さとか黒さとか、突然のいさぎよい素直さとか、頭の良さとか、とっても高校生っぽいキャラ(虚構としての)で、阿部はほんと面白いです。三橋の「スゴイよね!」に「うん」「スゲー」と返したとことか、三橋が阿部のおかげで自信もってくれたのがうれしかったとか、かわいいなあ。
あと、阿部ん家の両親はほんと野球好きだなー。阿部の大食は阿部肥大化のフラグ…だったらどうしよう(笑
三橋はなんかすごい強くなって、一皮むけたね。「阿部くんオレを頼ってくれ」にはしびれた。
シュンヤの田島ファンぶりがおかしかわゆいです。よくわからないけれど、ああいうものなんですかね。地域のあこがれセンパイみたいな。しかしシュンヤと並ぶと、さすがにちびっこ田島が大きく見えるので、なんだかこれまたおかしかわゆい。