「最果てにて」

花の銃を撃て! 撃て! 撃って咲かせてやんだっっ!
“いいえ”の“え”取って、“いい”にしちゃってね。
色を塗れ! 塗れ! レコード捨て、自分の音持って、行けるようになっていくんだ。

まだ生に対する嫌悪が、あるうちは御の字。また、みんなは晴れる。
極限の密閉を知ると、僕等、脅える。
そんなら、まだ、荒野がいいなぁ。

ただ、てくてく歩く。「もう死ぬ〜ぅ」・・・。そう言って。
んで、とうとう道も無い・・・。不思議の崖だっ!

そんならねぇ、見て! 見て! “最低”と最高の友人、
になりゃ、最低君の笑顔見れる。
そう、最果てにて、この曲を書いてんだぁ。みんな気に入るといいなぁ。

なんならねぇ、昇る陽で笑って、沈む陽で泣いて。
どうやらねぇ、ここにはもうずっと、自由という財宝があるんだっ!

もろ、こつこつ迷って、崖に押してもらって、なんなら・・・。

大空を行け! 行け! 大宇宙なんか突っ切んだっ!

頭で、落ちる星砕いて。
今がイイ時だ。用意しといて!
なんならね、今じゃね、悪者も許してみんだ。

話は変わるけど、別れる時って、なんで手を振って別れるんだっけ???

もうちょっと−−・・・ねぇ・・・待って・・・???

もうちょっと・・・ここにいる。

もうちょっとで、みんな来る。

(初出:『状況が裂いた部屋』、引用元:Internet Archive


メモ:上記はアルバム『金字塔』のアナログVer.のボーナストラックとして収録されている、「最果てにて」の歌詞。 「作詞、作曲:中村一義」のクレジットがある。(葛城ゆずり)


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Yuzuri Katsuragi