江戸川・海から篇


『そこへゆけ』という曲の中に、こんな歌詞がある。
「ここからね、海は15キロ。」
「ここからだ、海は、あと5キロ。」
さて、これはどの辺りなんだろうか。

江戸川土手はサイクリングコースになっており(江戸川区側は以前から、市川市側も近年舗装されました)、江戸川区側にも市川市側にもおんなじように、「海から○○km」というこんな標識が立っている。

こちらの地図を参照させてもらえば分かるのだけど、総武線の辺りで「海から13キロ」ということで、「海から15キロ」の地点は、市川橋のちょっと北あたりになると思う。マップルでいうとこのへん

では、「海から5キロ」の地点はというと、やはり同じ地図を見せてもらうと、江戸川大橋をさらに下って、旧江戸川の方になる。浦安市に入る手前くらいか。同じくマップルでいうとこのへん

気が向いたら、写真なども追加するつもり。つもり。



江戸川・つれづれ篇

わたしは千葉県の市川市というところに住んでいる。中村くんは東京都江戸川区の小岩在住だそうだけれど、江戸川区と市川市の間を流れているのが、例の江戸川である。

どうでもいいけど、わたしは小・中学校は市川市の、高校は江戸川区の学校に通っていたので、三代すべての校歌に「江戸川」が登場していた。でもまあ、実際に江戸川土手に行く時ってのは、マラソン大会や体育の授業くらいだったけどね。

まあそんなふうで、江戸川とはつかずはなれずのお付き合いだったのだけれど、中村くんデビュー当時は頃は特に江戸川のイメージを前面に押し出していたこともあって、江戸川区側と市川市側の違いはあるけれどちょっと行ってみようかね、という感じでお散歩コースに土手を取り入れるようになった。わたしの家からは、自転車で10分くらいで、丁度江戸川大橋の近くにつく。

中村くんのデビューというのが、丁度わたしが高校から大学に進学する頃だったので、土手散歩をはじめたのもその頃ということになる。だから勿論、江戸川土手って場所が精神的にファンダメンタルな場所だと言えるわけではない。でも、中村くんが江戸川に行き始めた時期も丁度高校卒業後らしいので、むしろそのことも好ましかったりする(笑。ファン心理とは吾ながら他愛ないもんだ。

もうすぐで、ほら、もうすぐで、川に出るはず、と口ずさみつつ、自転車をとめて、舗装されたサイクリングコースになってる土手の上を歩いてみたり、川の方に降りてみたり、有能な天才、三人思い出してみたり。特に夕方が風景がきれいで、空が日によっていろんな色になったり、土手の草の色も変ったり。

あとこれは、電車の中でのことなんだけど、冬のある時、鉄橋に差し掛かったときに、全く凪いでいる川を一度だけみた。ほんとに鏡面みたいだったので、びっくりした。でもあんなに凪いだのはそれ以降見たことがないのだ。

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Yuzuri Katsuragi